【初出場のMLBドリームカップはコールド発進】

DCはチーム史上で初出場となったMLBドリームカップ初戦をコールドで突破、3回戦にコマを進めた。

後攻のDCは2回、今回も急遽出場となった長野GMのサードゴロで先制し3回に2点追加。3-0とすると、2点差に迫られた5回には犠飛、小杉のレフトオーバー2点タイムリーで突き放し、最後は千葉（光）のライト線への2ランHRでコールド勝ちを決めた。

投げては先発小杉が6回1失点8奪三振の好投。3回戦進出を決めた。

【試合後の監督代行前田のコメント】
ースロースタートなゲームの入り。

暑さが一番の敵だったかもしれない。これではピッチャーがあまりにしんどいですね。野手も、この酷暑の中で人数が少なくて。ケガのリスクを考えたら派手に機動力をガンガン使うわけにはいかなかったし、難しい戦いを強いられてたと思います。その中でコールド勝ちできたのはよかったです。


ーこれまで聖域だった打順の並びを崩しての戦い。

これについても試合直前まで迷っていました。今までうまくいっていたものを変えていいのだろうか…というのは結構悩みました。ただ、この気温で考えるべき最優先事項はピッチャーへの負担がいかにかからない並びにするか、ということで小畑の出塁を信じて今日の打順を決めました。
1巡目は結果こそ伴いませんでしたけど試みとしては狙い通りでしたし、2巡目からうまく回りだして、最後にドーンと爆発してくれて。小畑が2安打、ヒカル1HR、山口3安打1打点と、結果としてよい巡りだったと思います。いつもどおりのパフォーマンスを発揮してくれました。


ーバントの回数が多かった。

考え方としてはいつも通りで、いかにポイントゲッターによい形で回すかという。そのためにはバントが最適ではないかということです。もちろんバントをすることでビッグイニングが作りにくくなることは承知してますが、今日はそういう戦い方を選択したということです。

あとは試合後に小杉さんと少し話したのですが、やはりベースランニングが思った以上にこたえるようで・・・。次のゲームもピッチャーの打席をどうするかは当人と相談しながら考えていかないといけないです。


ーセーフティースクイズの場面も。

初めての試みでしたけど、点が入りそうな一番確率が高い方法かなと思いまして。これだけのポテンシャルがある選手たちなので、練習しなくても一発でできるだろうという期待も込めつつですね。これも結果はうまくいきませんでしたけど、動きとしては悪くなかったと思います。
いろいろなチャレンジを継続していきたいです。


ー今日は先発小杉が完投。

これはピッチャー陣と監督が話し合って決めてることなので。最初から完投のつもりでということでした。土日の連戦をうまく乗り切れたかなと思います。
もし点差が開けば1人、調整登板してもらいたかったピッチャーはいたんですが、それはまた次戦以降で。


ー内野の連携が原因で1失点。

ある程度、朝の試合で相手がバントバントで来ることは想像が付いてはいたんですが…指示を徹底できなかった私のミスです。ウチのチームで初めての守る場所だったりフォーメーションだったりという事情もあったとは思いますが、それは起用をしているこちらの責任です。チームとしては、次の試合に生きるミスじゃないかなとは思ってますが。


ー次は天晴戦。

非常に光栄に思っています。率直に対戦できることが嬉しいですし、何とか勝ちたいと思います。今までの戦い方をかなぐり捨てて挑まないと勝てないという相手ではないと思いますので、これまで築いてきたものをしっかり出せるように備えたいと思います。唯一の心配事項は監督の調子ですね(笑)
それさえクリアになればあとは万全だと思うので、自信をもって臨みたいと思います。