試合結果詳細

第8回戦、相手はリーグ中位のCRB、RISEの先攻でプレイボール。
本日の助っ人は武永の高校の同期加納。
本日は球場に着くと同時に雨が降り、その雨足も強く、試合開始が50分遅れ、グラウンドはぐちょぐちょで試合時間も1時間とイレギュラーな形の中試合が始まった。

初回の攻撃、一死から2番栗原が死球で出塁すると、盗塁とワイルドピッチで三塁へ。
しかし後続の3番平松と4番田中が抑えられ先取点を取ることが出来なかった。

その裏、先発は武永。
先頭打者に粘られ四球でランナーを出すと、続く打者にはヒットエンドランを仕掛けられあっさり成功、いきなり無死一塁三塁のピンチを招く。
そして続く打者には一二塁間に抜けるあたりで先制点を取られる。
未だアウトを取れず、誰もがこの試合は終わったと思ったであろう。
しかし後続を三者凡退で抑え、なんとか1失点でこの回を切り抜ける。

2回の攻撃、一死から金子が左中間へ安打で出塁し、一死一塁の場面で回ってきたのは助っ人の7番加納。
加納の放った打球はハーフライナーでファーストへ、この打球に対しランナー金子はグラウンドのコンディション不良もあり戻りきれずに最悪のゲッツーとなってしまう。

流れがうちに来ないと思ったが、その裏の守備、アッサリ三者凡退で抑える。
投じた球数はわずか7球だ。

そして3回の攻撃、この男が流れをグッと引き寄せる。
この回先頭の8番、RISEのデスパイネこと根本。
弾道こそ上がらなかったが、打球はデスパイネの如く、凄まじい勢いでセンターへ、出塁に成功。
その後一死一塁となり、久能が内野安打、栗原が相手エラーを誘い一死満塁で回ってきたのは3番平松。
本人は緊張したと言っていたが足立出身の彼、やはりホーム戦に強かった。
センターへの2点タイムリーで逆転に成功。
その後、一死一塁二塁から二塁走者栗原が三盗すると相手の送球エラーを誘いホームへ生還。
その後も相手エラーが重なり2点を追加、この回一挙5点を挙げる。

3回裏、この回からDHを解除して笹島がライトの守備に着く。
これも野球の面白いところの一つか、先頭打者の打球は笹島のいるライトへ。
難しい打球であったが、笹島が両手でランニングキャッチに成功、相手に流れを与えない良いプレーとなった。
その後四球等でピンチを作るもなんとか後続を打ち取り、無失点にてこの回を終わらせる。

4回の攻撃、先頭はデスパイネ根本。
粘りを見せたが相手ショートのエラーと安打を放つことはできず、ここで時間によりゲームセット。
根本はわずかな残り時間でしっかり打率を下げる形となった。


MVP 平松