試合結果詳細

先発五味は集中力があった。先頭バッターを丁寧に対応し確実に打ち取る。しかしこの日はいつもと何かが違いゴロではなくフライの量産となる。結果、打ち取ったあたりがテキサスヒットとなったり、慣れない飛球で守備のミスとなって失点に繋がった。イメージよりやや高めに浮く球が多かったことが原因か。球の力はあったので、相手打者は差し込まれるシーンが続くが、相手チームもさるもの上手くバットに合わせられる。ポイントが上や手元にずれたのがフライとなって内外野の中間に落ちるシーンが続いた。それでも大崩れはせず、低めのコントロールで乗り切るのはさすがエースと言えよう。一部の熟練したバッターを除けば、綺麗に打たれた数は少なかっただけに、おそらく本人としては納得いかない結果となった。こんな時は、守備で彼を盛り立てるしかない。

その守備だが、いつもよりはるかに多いフライを経験することで、若干の課題が確認された。特に外野のポジショニングや飛球に対する声がけは一層意識したい（折々３人で打者の特徴など確認しあってみるなど）。しかし一方で、外野手のカバーリングは秀逸であったし、背走しながらの荒木の攻守、ファールグランドの土手を計算しながらの平山のファインプレーといった、個人能力を見せつける場面もあった。

打撃は５点を取ったものの、なぜかチーム打率は上がっていない。残塁は少ないことは今回の良い点だが、やはり連打と長打は増やさないと結果に繋がらない。ただ、小澤がシュアなヒットを披露(走力を考えると長打とイコール)、去年の首位打者塩谷も待望のクリーンヒットをかっ飛ばし、中心選手達の復調を感じさせた。ずっと好調維持しているベテラン柴引と合わせ、打線のつながりに期待が出てきており、なんとか皆も彼らに続きたい。そしてそれはきっと眠れる大砲石橋の覚醒の呼び水となるはず。

一方、予想外の収穫もあった。幾見が５回から登板、球速が10 km/h 程度上がったと思われるスピードボールを披露し無安打無失点に抑えた。その分バランスを崩した内容（詳しくはかけないが）もいくつかあるが、登板と調整を繰り返せば解消可能と思われる。そうすれば五味と幾見の両輪で、チームの投手力評価は確実に１ランク上がることだろう。

# 先週のチームに続き、イーグルズさんも礼儀正しく
# 気持ちの良い素敵なチームでした。

(by ぽんこつキャッチャー)

試合後に会話した内容についてメモしますね。

======== 余談 審判見習いよりメモ ===========
投手がボールをユニフォームで拭く行為は 8.02 投手の禁止事項の (3) に該当します。
http://ru.ishibb.com/6-02%E3%80%80投手の反則行為/
------------
(c)〈8.02〉投手の禁止事項
投手は次のことを禁じられる。
..略..
ペナルティ　投手が本項に違反した場合には、球審はただちにボールを交換させ、投手に警告を発する。投手がさらに違反した場合には、ボールを宣告する。..略..
(3)　ボールをグラブ、身体、着衣で摩擦すること。
..略..
ただし、投手は素手でボールを摩擦することは許される。
------------
私なりの解釈ですが、帽子のつばの裏に松ヤニをつける投手がいたりするように、服でも同様のことが起こることを避けたいのだと思います。

なお、投手以外の野手はペナルティとならないので、拭きまくっても問題ないです。投手に戻す前に綺麗にしてあげましょう。

ネット上の書き込みでは違う説明をちらほら見ますが、現在は軟式野球連盟の確認でもペナルティ対象となっていますから投手は注意が必要です。今回の試合の審判は注意しなかったので、知らなかった可能性がありますが。

なんにせよ、気になったら手のひらでコネコネするか、さっとボール交換を要求しちゃいましょう。

現状我々の試合では、公式戦とは違い交換球をきちんと洗っていません。。そのため、交換ボールは綺麗にならないので、このルールの適用に疑問を抱くの意見にも一理あると思います。でも、ルールは「便利さ」ではなく「いかに不正を防ぐか、安全かつ公平になるか」という観点で存在しているので、相手や審判の存在を鑑みて、少なくともきちんと理解はしておく必要があると思います
==================================