試合結果詳細

３試合連続の二桁失点でアカシアが惨敗。アカシアは初回、先発・TAICHIがセンターオーバーのタイムリーツーベースを打たれるなど２点を先制されると、２回にも３本の長短打で２点を失う。３回からは早くも藤田にスイッチ。強力ブラックサンダー打線をこの回三者凡退に抑え試合の流れを変えるかに思われたが、その後迎えた再三のピンチを抑えきれなかった。打線も４人の剛腕投手の前にわずか３安打に抑えられ打つ手がなく。連敗はチームワースト記録を更新する５となった。



【先発するも強力ブラックサンダース打線を抑えきれず2イニングでマウンドを降りたエース・TAICHI選手の談話】
「なんかガチだったけん全然だめだったわ突き指しとったし爪も切ってなかったし。」


【庄原から遅れて到着するや否や肩を作らず即登板。試合に敗れるも6イニング9奪三振の快投を見せチームを盛り上げた藤田選手の談話】
「久しぶりのアカシア野球でしたが、とても楽しかったです！途中まで得意のまっすぐで押すスタイルで抑えましたが、終盤、捕手の内木がなぜか変化球を多く要求してきて、僕は打たれると分かっていましたが、捕手を育てるには自分を犠牲にするのも大事だと自分に言い聞かせ、要求通りに投げました。被弾した場面にはそのような秘話かあったのです！

残念ながらチームに勝利をもたらすことはできませんでしたが、アカシアのみなさんの笑顔が見れたのはもちろん、我々の野次にニコリともしなかった相手チームも僕の投球に満足げな表情も見れて、トータルみんな幸せになれて最高の試合でした。」


【藤田登場の煽りを食い途中交代。容姿は互角も女性経験()、炎上歴、妹の学歴などトータルでは藤田に勝った坪内選手の談話】
「藤田くんは月のようだ。俺という太陽の光を浴びて輝いているんだからね。

彼にはこれからも頑張ってほしいと思っているよ。応援してる。」


【監督の談話】
「アカシア最多連敗記録が最多の5と膨らんでしまい痛恨の極みだ。学生時代の我々は怖いもの知らずにあっという間に全国を制したが、社会に出て守りに入ってしまったのか…

4年目のシーズンも終盤にさしかかり、エースが打たれ、キャプテンは打率1割台とベテラン勢が衰えを隠せない非常事態。そんなチーム状況の中、希望を託せるのは若手しかいない。心なしかスタメンは若手中心で臨んだよ。中でも最年少には期待せざるを得ない。内木くんだっけ？身体が大きくて秦基博に似た彼は審判に捕手にとフル回転してくれた。送球も良くなり成長を感じるね。2,3年のベテランは1試合捕手を守り切る体力もないので、彼の台頭はとても大きいよ。あとはスイングの始動が早すぎるので引きつけてセンターから右を意識し自分のポイントで打つことができればレギュラー定着なのではないかな。彼はみんなとの焼肉よりおうちご飯という優しい心の持ち主なのも良い捕手たる所以だね。

そしてもう1人、藤田J太郎くん。庄原から運転すること1時間半、更に後輩を霞で降ろして竜王へ到着。本当に長距離運転をしていたのか？アップなしでマウンドへ向かったよ。3回の1イニングの守備、唸りをあげるストレートとキレキレの変化球、目にも留まらぬ速さの打球をいとも簡単に処理する打球反応。左打者の内角低めにストレートをズバッと決めて三者凡退に打ち取ったあの盛り上がりはもうなんと言ったらいいのか、間違いなくアカシア史に残る伝説のイニングだったね。きっと僕が死ぬ前、人生1番の思い出は？と聞かれると、藤田のあの回のピッチングだ、とは言わないだろうけど今のところの野球人生で20本の指(両手両足合わせて)に入る興奮だったのは間違いないよ。みんなが藤田くんを崇めるあの様子を見た時、僕には彼が野球の神様に見えた。野球の神様が運転して野球して医者になるようなものだ。しかも容姿は坪内くんと並ぶほどのイケメン。ほんと参っちゃうよね(うすら笑いを浮かべながら)

ベテランが勢いを失いチームがどん底の中、今後も若手の活躍に期待したい。久しぶりの出場だった野球くんやカズくんやミキオくん達もこれからもっと試合に来てほしいね。来週は2試合ある。ベテランは発奮し、若手とベテランの融合で連敗ストップといきましょう！」