試合結果詳細

一覧へ

練習試合

2016/2/28(日) 13:20〜

チームロゴアカシアオールスターズ

勝ち

4-2

平石メモリアルスタジアム

チームロゴ文男Xvideos
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴアカシアオール… 0 0 0 1 0 0 3 0 0 4
チームロゴ 文男Xvide… 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2

藤田

HR

YUKI

コメント

文男2勝、アカシア1勝で迎えたプレミア2最終戦。
状況を説明すると、文男が勝利した場合、文男の単独優勝。アカシアが勝利した場合、互いに2勝ずつでアカシア、文男の同時優勝となる。

文男にとっては、リスクのない試合と思われるが、それは違う。
なぜならこの試合は、両チームともに先日の第二回ABF以上とも噂される巨大戦力をそろえて臨むプライドをかけた試合だからだ。
アカシアは、サトラレ片岡、藤田、重原の医学部準硬組、さらに先週に引き続き附属史上最強の怪物岡部シニアを擁しタイトルを狙う。
対する文男は、いきのいい中2を大量に招集、なんといっても注目は4か月ぶりにオーナーYUKIが参戦。プレミア2の最終戦、さらに久々の御前試合。これには行き場を無くしていたXboyたちのナショナリズムが爆発。
一触即発の空気に、二・二六事件以来の戒厳令が布かれての決戦となった。

試合前にはお決まりの合同ノック。
両チームの遊撃手は岡部シニア、清原と名手がどっしりと構え華麗な守備を披露する。しかし、4-6-3、6-4-3のダブルプレーの際、この日も頑なに文男のユニフォームを着てこずアメリカから直輸入したペドロイアのユニフォームに袖を通したD・隅田と大倉のセカンド勢の拙守が浮き彫りになる。ファーストの片岡も何でもない送球をポロり。

やはりいつもの試合とは何かが違う・・・・・。

だれもがそう思った矢先、ライトから「きええええぇぇええぇい!!!」と狂音が聞こえる。

・・・TAICHIだ。
道行く人には、なにか危険な香りを漂わせる音かもしれない。しかし10戦以上戦ってきた両チームにとってこの狂声は“日常”であり、あろうことか一種のリラクゼーション効果をもたらしていた。
これ以降皆は平静を取り戻し試合に向けて万全の準備を整える。

先攻はアカシア。この日文男の先発は本格派右腕の平原、長身から投げ下ろすコースを突く直球に岡部シニア、藤田、片岡はいずれも内野ゴロに打ち取られる。

1回裏、文男の攻撃。この回、今日最大のドラマが訪れる。
アカシアの先発は岡部JR.。打撃好調の先頭、鬼丸をセカンドゴロに打ち取ると、続くD・隅田をキレキレの直球で三振に打ち取る。
三番はYUKI。社会人一年目、かつてのMVPプレイヤーは特殊な世界に飛び込み、日程の調整に苦しみ出場試合数を劇的に減らしていた(働き始めてこの日が3試合目)。子供たちの笑顔の代償はあまりに大きかった。2月24日に通達された3月からの新年度のシフトは、土日出勤と記された草野球界からの追放宣告でもあった。彼はわかっていた。今日が引退試合。2-2と追い込まれ迎えた6球目、思い切りバットを振りぬく。
白球が吉川の空に描いた虹は、草野球を愛してやまない男の物言わぬサヨナラだった。

その後、バンバンが三振に倒れ1回はYUKIのホームランに両チーム感動に包まれ終了。

2回表、アカシア先頭の大倉が初球死球で出塁するもその後が続かない。

3回裏まで両投手好投し、引き締まった試合展開となる。


試合が動いたのは4回表。1アウトから片岡が四球で出塁すると、2アウトから重原がライトへチーム初ヒットとなる強烈な当たり、1―3塁とチャンスを広げる。バッターボックスに入るのはTAICHI、ここで試合の重圧に耐えきれなくなったのか、試合前の奇声がフラッシュバックしたのか、平原がまさかの暴投。アカシアが呆気なく同点に追いつく。

3回まで岡部JRが文男打線をヒット1本に抑え4回裏からは「いざわ事件」の悲しみを乗り越えて藤田がマウンドへ上がる。
イケメンでスタイルが良く、スポーツ万能、高学歴で、人望も厚い藤田に最近ある疑いがあることを皆さまはご存知だろうか?
関係者のある筋の話によれば藤田は…

まさかの疑惑に全附属生が衝撃を受けた。キリスト教徒でもあるまいし。
疑惑を払しょくし、自らの操に卒業論文を出したい。完璧な自分にいじられるスキなんてあってはならない。そんな思いで藤田が始めたのは、「Jun’s Kitchen」だった。

先頭のYUKIを一ゴロ、続くバンバン、清原を二ゴロ投ゴロ
次の回も戸田を三ゴロ、瀧を投ゴロに仕留め民デイーを三フライで打ち取る。
前菜「4種のゴロゴロ野菜のサラダ~民ディーのフライを添えて~」の完成だ。

6回裏、まだまだ調理は続く、文男の実況席にはアカシアベンチにすずを一人残し美味しい笑いの匂いを嗅ぎつけたTAICHIも御来店。
藤田は、先頭アバカムを三ゴロに美味しく下準備を整えるとカーブでスパイスを利かせつつフルスイングを手玉に取りコロニキを素材の味を生かした三振にきってとる。
ここまで8人が無抵抗で料理され、このままでは不味いと辛抱たまらず文男ベンチは
、「ノ―フランベでおなしゃす」と懇願し、代打で新鮮な枝豆をまな板にあげるも、抵抗むなしくフランベからのオリーブオイルのようなさらさらのストレートで三振。
メイン「文男のソテー~This video has been deleted~」の完成だ。

7回表、藤田のあまりのいけめんぶりに動揺した文男がついに崩れる。
竹内に四球を与えると、清原のエラーで村田も出塁。岡部シニアも四球で出塁しノーアウト満塁の大ピンチ。続く岡部JRは前進守備のショート正面にゴロを打ち余裕のあるホーム封殺かと思われたが、清原が弱弱しくホームに投げた送球は大きく逸れ、その間にアカシアは二人がホームを踏み二点勝ち越し、4番大倉の三ゴロの間にも1点を追加し、3点のリードを奪う。スペイン アリカンテに留学中の彼女も嘆いている。それはアカンテ。

7回裏からアカシアは満を持して岡部シニアをマウンドへ。打てるはずもなく文男は三者凡退。

8回表からは文男は、エース鬼丸改め中トロ君をマウンドへ。本人は嫌がっているが、だらしない生活への天誅である。
この日の中トロ君は、三年間の集大成を見せるべく熟成された漬けマグロのような老獪なピッチングを披露。しかし2アウトから竹内が放った力ない打球をセカンドえだ豆、ライトコロニキが連携不足からポテンヒットにしてしまう。
この味方のあまりに気の抜けた守備に、この日わずか1打席で変えられフラストレーションが溜まっていた松浦さんがガチギレ。「殺したろうか!!」と守備につく後輩たちを恫喝。文男の雰囲気は最悪になったが、ここで打席に入っていたアカシアのキャプテン村田が、「君たちやめなさい。」と持ち前の統率力を発揮。
なぜか敵チームになだめられ血を見ることなく事態は沈静化した。

9回裏、文男は先頭アバカムが、岡部シニアから火の出るようなツーベースを放つと、えだ豆がライト線へスリーベースヒットを放ち意地を見せるも後続が続かず、4-2でゲームセット。

一つのミスが命取りとなるレベルの高い試合で、2016プレミア2は幕を閉じた。

アカシア、文男の同時優勝。

試合後には引退するYUKI、さらにこの試合を最後に広島を去る文男キャプテン中トロ君、圧倒的な成績でプレミア2のアカシア優勝へ貢献した岡部シニアが胴上げされ笑顔笑顔アン笑顔でお互いの健闘をたたえあった。

(※一部修正)

# 選手名
66 岡部泰
1 藤田
7 片岡
00 大倉
13 重原
18 TAICHI
0 オカケン
11 竹内
23 村田
63 岡部Jr.
55 すず
020 中トロ君
963 ダスティン…
77 YUKI
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
66 岡部泰 先発 1 4 3 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
1 藤田 先発 2 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
7 片岡 先発 3 5 4 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
00 大倉 先発 4 5 4 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
13 重原 先発 5 4 4 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 TAICHI 先発 6 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0
0 オカケン 先発 7 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
11 竹内 先発 8 4 3 1 0 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
23 村田 先発 9 4 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0
63 岡部Jr. 先発 10 3 3 1 0 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
55 すず - 11 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
020 中トロ君 先発 21 - 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
963 ダスティン… 先発 22 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
77 YUKI 先発 23 4 4 1 1 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
63 岡部Jr.
1 藤田
66 岡部泰
020 中トロ君
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
63 岡部Jr. - 30/3 0 1 1 - - 1 1 3 1 0 0 0 1
1 藤田 30/3 0 0 0 - - 0 0 2 0 0 0 0 2
66 岡部泰 S 30/3 0 1 1 - - 2 0 4 0 0 0 0 3
020 中トロ君 - 20/3 0 0 0 - - 2 0 2 0 0 0 0 12
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

このページを共有する