試合結果詳細

ハリエンジュ│０２７１２００５２│１９
ニセアカシア│１４６３１０２３✕│２０


これより第18回アカシア野球大会の表彰式を行います。


【第18回アカシア野球大会】

優勝：ニセアカシアオールスターズ（野球軍）

準優勝：ハリエンジュオールスターズ（非野球軍）

続いて表彰選手の発表です。

【MVP】：内木(野)

【敢闘賞】：村本（野）勝原（非） 眞田（非）



表彰選手の紹介


彼の活躍は何安打したか何打点挙げたか、本塁打を打ったか勝ち投手になったか…これらを全て凌駕します。試合前ノックで負傷した大倉選手が病院に搬送されることに。しかし舞台は１月３日の廿日市の山奥。空いている病院は車で１時間以上かかる中区大手町にしかないというのです。誰が連れて行くのか…一瞬の空白を遮ったのは内木選手の上着と財布、携帯を手に取りながらの「僕、行きますよ」の一言。そして彼は１１時頃球場を跡にし、グラウンド整備、鍵の返却が完了した１６時過ぎに球場へと戻ってきたのです。人間が先、野球があと。個性あふれるメンバーの中で一際光り輝く彼の人間性にはこの賞では到底釣り合いませんが、当日参加メンバーからのせめてものお礼のしるしに受け取ってください。

絶対に負けるわけにはいかない野球軍。多くのヒーローの中でも投打に活躍を見せたのは最近政治的発言を行っているウーマンラッシュアワーじゃない方の村本選手。打っては走者一掃の２塁打を含む１試合最多に並ぶ５打点を記録。竹内選手の打席ではやる気のないカット打法やポケモンばりの小さくなるを披露するなど持ち味をいかんなく発揮しました。そしてマウンドでは重原投手登板時の凍えるような空気の中勇気ある継投。7者連続四球が続いたのちに2人でピシャリとイニングを終わらせ再逆転の足場を作り、見事勝利投手となりました。

打力で上回る野球軍に一矢報いたのは久々の登板となった勝原投手。野球軍からの逆指名によりマウンドへ上がると、プロ野球選手岡部泰を三ゴロに打ち取るなどこのイニングを無安打無失点と好投。続く回こそエラーを足掛かりにツーアウトから失点してしまったものの、皆が驚くような内角にズバズバと投げ込む力のあるストレートを披露。結局野球軍の毎回得点を逃す唯一のイニングとなるなど大きな印象を残し、約４年ぶりである８大会ぶりの敢闘賞を受賞。キャプテンからは今後の対外試合での出場を依頼され中継ぎでの起用が約束されました。

３名もの辞退者の続出によりルール改正を余儀なくされた今大会。初の試みとなる「捕手攻撃チーム、審判も兼ねる」を実施。ストライクゾーンが適切になるなど一定の効果はあったが、やはり初めてでなかなか慣れない時間帯。そんな中、ある青年が永続的に捕手をやらせてほしいと申し出たのです。それがアカシア大会の度に高知から凱旋する眞田選手。可能な限り長時間立派に捕手を勤め上げ、打っても最終回には１点差に迫る２点タイムリーツーベースを放つなど攻守に活躍を収めました。夏に続く２大会連続の敢闘賞受賞で、アカシア大会に新風を吹き込むという意味でも大きな成果となりました。

【内木選手のコメント】

「第18回アカシア野球大会 MVPという、素晴らしい賞を頂くことができ、大変光栄に思います。

ダイビングキャッチを試みた後、顔をしかめ、痛みに堪えながらはめていたグローブをゆっくりと外し、出てきた彼の左手人差し指は、、
あらぬ方向に曲がっていました。
笑いました。
腹を抱えて笑いました。
2018年初笑いでした。

明けましておめでとうございます！！

笑い事ではない事に気付いたのはそれから約10分後の事でした。

アカシアの宝、太倉さんの野球人生をここで終わらせてはならない。その一心で車のエンジンをかけ、アクセルを全力で踏み込みました。

竹内先輩のヨッメ、村田夫人、ひかりんのアカシア三姉妹による見事な連携プレーの甲斐もあり、すぐに受け入れ先病院が見つかった事も、ここに記しておかなければなりません。
彼女達の活躍なくして太倉先輩の救命は成し得ませんでした。

とにかく、無事で何よりでした。
太倉さんの、選手生命を左右する大怪我からの一刻も早い復帰を、心の底から祈っています。

皆様、今年も一年、ケガなく頑張っていきましょう！本年もどうぞ宜しくお願い致します。」


【村本選手】
「本年も年始のアカシア大会にお声掛け頂き有難う御座いました、
またこの度は敢闘賞を頂戴し幸甚です。

1/3は途中に雪も吹き荒ぶ寒冬の中の試合となりました。
チーム野球部は1人1イニング担当という特別ルールの下、「岡部先輩の完投が見られないのか」と残念がったのも束の間、重川幹児の大乱調。結果は大盛り上がりとなり、アカシア野球の醍醐味を今回も噛み締めさせて頂き感動です。
私はといえば、関西に居る限り引き続きひっきりなしに帰省致しておりますが今年は異動があり、関東に住むことになる可能性も御座います。
しかしながらもしそうなろうとも、アカシアメンバーとして勘当されぬよう変わらぬ参加率をキープ致したく。
今年も皆様宜しくお願い申し上げます。」

【勝原選手】
「敢闘賞ときいて俺でいいのかと正直驚いています。
対戦が決まったときから肩が死ぬまでは投げるつもりでいました。
野球軍にはTAICHI、大倉、坪内がいたら勝てたと思っていますので再戦を熱望します。
１月いっぱいは北海道で自主トレに励み、２月以降の対外試合に備えます。」

【眞田選手】
「今回の大会は高校の野球部チームとの対戦ということで、キャプテン達のやる気とは裏腹に内心では正直勝てるわけないだろと思っていました。ただ僕みたいな高校帰宅部陰キャが、100回生のスターである大倉、岡部、重原、平石や附属生なら知らない人はいないであろう村田先輩達と肩を並べられる機会は人生でそうないだろうと思い参加しました。
試合には負けましたが、高校野球部チーム相手にスポーツマンシップなど捨て去って陰湿な四球狙い、度重なるルールの変更要求など狡い野球をすることで格上相手にもプライドのない姿勢でいい試合ができたんじゃないでしょうか、いいチームだったなと思います。」


☆新記録
全員得点（両チーム）
全員打点（両チーム）
全員四死球（両チーム）
全員安打（野球軍）
１試合最多四死球（４６個　両チーム）
１試合最多与四死球（１７個　重原選手）
連続与四死球（７者　重原選手）

〇タイ記録
１試合最多打点（５打点　岡部泰選手、村本選手）