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2017/12/31(日)

アカシアコンベンション2017

チームロゴアカシアオールスターズ

その他

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チームロゴアカシアコンベンション
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴアカシアオール… 0 0
チームロゴ アカシアコンベ… 0 0

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アカシアコンベンション2017(年間表彰式)

個人タイトル・最優秀選手・新人王

【個人タイトル】 ☆印は歴代最高記録

タイトル発表の前に、例外規定についてご説明致します。

〔例外規定〕
打者が規定打席に満たない場合でも、その不足分を打数に加算して打率を算出し、なお最高打率となった場合、その打者がリーグの首位打者となる。(公認野球規則9.22(a))
即ち、規定打席に満たない打者については
• 安打 / (打数 + 不足打席数)
の式で算出した打率が、1位の打率を超えれば規定打席未満でも首位打者と認定される。
よって、今回は規定打席に不足する7打席が全部凡退であったとしても同率となる鳴川選手が首位打者に認定された。

首位打者:藤田、※鳴川(.333) ※ 認定首位打者

本塁打王:オカケン(1本)

打点王 :太倉、オカケン、TAICHI(8打点)

最多安打:村田(10安打)

最高出塁率:TAICHI(.479)

盗塁王:オカケン(12個)☆ 新記録

三振王:オカケン、神田シェフ(9個)

失策王:TAICHI(8個)

最優秀防御率:藤田(1.19)

最多勝:藤田(2勝)

最多奪三振:TAICHI(18個)

最多セーブ:神田シェフ(3セーブ)☆ タイ記録

最優秀中継ぎ投手:太倉(8試合 1勝0敗0セーブ 10回1/3 防御率3.39)

与四死球王:オカケン(15個)

【最優秀選手(MVP)】藤田(初)

最多連勝記録を更新した今季のMVPの候補に上がったのは2名。筆頭は首位打者&最優秀防御率の投打2大タイトルを同時獲得した藤田選手。出場すれば傑出した活躍をマークしチームを勝利へと導きました。しかしタイトル一覧を眺めると浮上したのがオカケン選手。新記録での盗塁王に加え、不名誉タイトルこそあるものの本塁打、打点王を獲得、全試合出場とチームを大きく支えました。更に今季最終戦で通算50安打を記録し、めでたく名球会入りを達成。両者の貢献度は甲乙つけがたく会議は継続不能となり、急遽有識者へ意見を募ることとなりました。紛糾する議論の中、あるひとつの言葉が記者達の時を止めます。「試合出場の多い者は暇人である」 ・・・つまり、数を重ねる記録において全試合出場者がタイトルを獲得するのは当然であり、タイトルの数ももちろんであるが勝利への貢献度を鑑みるべきであると。決着は自分史上最多出場で初の規定打席到達を果たし、最多連勝記録更新に大きく貢献した藤田選手に軍配。惜しくもシーズン2度目のMVPを逃したオカケン選手には来季圧倒的な成績を残した上でのタイトル獲得を期待しましょう。

【藤田選手】

「『わたし、失敗しないので』
これは一匹狼の天才外科医、ドクターXこと大門未知子先生の決めゼリフである。彼女は数々の難手術を涼しい顔でやってのけたうえ、クライマックスでこの言葉である。実にかっこいい。しかし、そんなことは可能なのだろうか?

これをやきうに当てはめると、すなわち打率10割、防御率0点。しかし今シーズンMVPの私の成績はそのようなものでは決してない。

やきうは失敗の方が多いスポーツと言われ、失敗しないことより失敗を活かすことの方が重要視される。つまり自分の前の打者がチーム打撃をすることでうまくチャンスを回してくれたり、自分が打たれた後に味方が奮起してくれたり、ということである。なにより失敗に寛容なチームカラーだからこそ様々なことにチャレンジできるということが1番大きいのかもしれない。

わたし、失敗しないので
アカシアのやきうにおいてこんなセリフは不要なのである。」

【新人王】眞田

アカシア発足6年目、さすがにもう絶滅かと思いましたが、いました出ました新人王。ユニフォームを購入して初の出場となる夏のアカシア大会で敢闘賞を獲得。それまで2014年の1試合しか出場がありませんでしたが、横浜金城選手の例にあるように支配下選手に登録されてから5年以内であれば資格ありとのプロ野球での規定に則りセーフ。2018年シーズンには入りましたがコンベンション開催時期のタイムラグも味方し、先日のアカシア大会での活躍も評価され見事滑り込みキャッチとなりました。新人王はあくまで絶滅危惧種として、来季の誕生にも期待しましょう。

【眞田選手】

「こんにちは。広大附属小学校、附属中、附属高、九州大学、高知大学とどの時代も教室の隅っこで陰キャとして生きてきた眞田です。
この度名誉ある新人王という賞を頂けるということで、附属生なら知らぬ者のいないあのアカシアオールスターズの新人王受賞に驚きと興奮を隠せません。来年の病院の就活の際は履歴書に2017年度アカシアオールスターズ新人王と記載しようと思います。
長いですがアカシアでの興奮したエピソードを書きます。
新年1月に行われたアカシア大会での100回生のスター岡部との対戦で、僕レベルのバッターにはあまり変化球は多用してこないという読みで直球だけに絞っていました。また球速が速いので引き付けて逆方向に打つイメージをもって打席に立ちました。追い込まれた後に高めに浮いてきた直球を逆方向に流し、あの岡部からヒットを打ったんだと凄く嬉しかったです。附属の大スター村田先輩との対戦では、2ストライクに追い込まれた後、ストライクを取りにきた甘いボールをヒットにできたことは附属生の全陰キャの希望の光になったんじゃないでしょうか。
小、中くらいでしか野球経験がない高校帰宅部の僕でもスターからヒットを打てるんだぞと。」


ベストナイン・ゴールデングラブ賞

【ベストナイン】

【投手】藤田(2年ぶり2度目)

【捕手】神田シェフ(初)

【一塁手】片岡(初)

【二塁手】TAICHI(6年連続6度目)

【三塁手】竹内(3年連続3度目)

【遊撃手】岡部Jr.(4年連続4度目)

【左翼手】村田(6年連続6度目)

【中堅手】オカケン(3年連続3度目)

【右翼手】太倉(4年連続4度目)

【DH】鳴川(3年連続5度目)

【MNG】すず(3年連続3度目)

元々年俸上位者たちへ贈られていたベストナインでしたが、年々1億円超えが増加するなど膨れ上がる給料に対し、球団の収入は回収する球場代の残りのみ。とても支払える状況ではなく契約更改も打ち切られ無報酬制となったため、いつからか規定到達者へのご褒美となったこの賞。初受賞は神田シェフ、片岡両選手。この2人と藤田選手以外は3年以上連続のベストナイン入りと、メンバーの固定化が顕著となっています。昨年度からは首位打者が2年連続で途絶えた重原選手、春より東京へUターン移籍となり逆に戦力アップと心無い噂をされる坪内選手、バスケ普及のためBリーグ所属チームを作ろうと大分へ移籍を志願した川本選手が脱落となりました。


【ゴールデングラブ賞】

【投手】太倉(2年ぶり2度目)※2015年に一塁手で受賞
敗戦濃厚の試合において季節を問わず颯爽と謎の半袖で登板する大倉投手。彼のピッチングを見ていてあることに気付かないでしょうか?そう、やけに一人相撲が多い気が。それもそのはず、彼が投げるとなぜかピッチャーゴロが多いのです。その結果、今季最終戦では完璧にゲッツーの投ゴロで野手の動きが潜在的に遅れ、2塁ベースカバーに誰も入っていないというプレーも。HPの成績入力に留まらず紙媒体でも保存するスコアブックを参照したところ、今季1イニングにつき1個を超えるPGR(Pitcher Goro Rate)を記録。公式ではない「体感歴代最高PGR」で2度目のGG獲得です。

【捕手】岡部泰(3年ぶり2度目)
今季ベストナインでは初年度より長らく捕手の座を守ってきた村田選手を左翼手へ追いやり神田シェフが受賞。石原→會澤に続くように村田→神田シェフという綺麗な捕手のスイッチに成功しました。しかし受賞者はそのどちらでもありません。それは冬のアカシア大会において大会史に残るイニングとなった1イニング3走塁死を締めくくる「1イニング2盗塁刺殺」を記録した元祖・棒みたいなのを放る捕手(2014GG捕手部門参照)岡部泰。これで通算何冠なのか、アカシアが誇る表彰コレクターの1人がまたもやディフェンス面での受賞を果たしました。

【一塁手】弘中(初)
GWの文男戦、事前アンケートを行い◯印の選手対象のライングループ連絡を経て、チームは竜王公園へ集合。駐車場で人数確認を行い一塁ベンチへ向かうと、そこには目を疑う光景がー なんとユニフォームも完全に着替え弘中選手が準備万端で控えているではありませんか。下松から勝手に試合へやって来るというハプニングがあったこの試合、うだるような暑さの中守備陣がピリっとせずエラーの連続。ベンチでキャプテンとオーナーが次やったやつを替えると決めた談合後、ファーストで捕球ミスとおぼしきプレーが発生。そこには弘中選手の姿が。もちろん有無を言わさず即交代となりました。事前連絡なく勝手に参加したことに対する戒告の念も込めた「無断出場からの懲罰交代」で初のGG獲得です。

【二塁手】坪内(3年連続3度目)※2015年、2016年に右翼手で受賞
GG史上初の3年連続受賞を果たしたのはチーム屈指のエンターテイナー坪内選手。試合中は得意のガヤで鳴らしチームに爆笑を運び、東京への移籍は人数確保的な意味もあり大変惜しまれました。舞台は大雪の試合を写真部出身助っ人・ダスティン隅田の良いカメラで切り取った画質の良い写真の数々も印象的なメイプルフェニックス戦。試合詳細が物語るように、神がかった展開から音を立てて崩れていく被逆転劇の中でそれは起こりました。去年GGを受賞したパラディン宮本選手を思わせる二遊間へのゴロ、これは取れる!そう思った瞬間、目の前にはまさかの光景が。打球は二遊間のゴロに対しセカンドベース方向へグローブを伸ばす坪内選手の脇腹へズドン。見たことのない打球の止め方で次の失点を防ぐ「トリックプレー」で今年もGGゲット。「ライトファールエリアでの通話」「村本の任せろ!がタメ口に聞こえイラっとする」を経て初めて野球のプレーに賞が贈られたことが彼の成長を物語っているでしょう。

【三塁手】竹内(2年ぶり2度目)
スポーツ界では強者2名が雌雄を決する2強時代が訪れることがあります。相撲界では朝青龍・白鵬が賜杯を分け合った朝白時代。テニス界ではウィンブルドンの決勝は毎年ナダルvsフェデラーでした。現在のプロ野球界2塁手の山田・菊池論争も時代の到来を思わせます。アカシア界にもそんな2強時代が訪れています。2015竹内、2016藤田、そして2017は竹内。アカシアのホットコーナーは守備の名手たちによる好プレーでの受賞の応酬となる藤竹時代へ突入。今年度も見る者を唸らせる「年間最多捕殺」で受賞の竹内選手には現時点での菊池選手を猛追する、年間捕殺ランキングトップ3の独占、5年連続GG達成へも期待が高まります。

【遊撃手】YUKI(2年連続2度目)
「加害者Y」
めでたい新年早々に行われたアカシア大会の和やかこの上ない空気を切り裂く一大事件における犯人の名前である。参加者の証言によるとここで起きたことは耳を疑うことばかりだ。何やら野球をしている最中に殺人未遂事件が起きたそうらしい。しかもメンバーは中高時代からの友人であるそうだ。何か強い怨念があり金属バットなどで殴打されたのか・・・しかしどういうことだろう、凶器は軟式ボール1球であるという。何が起きたかはここでは筆舌に尽くしがたい。詳細は2017年1月3日、第16回アカシア野球大会の試合詳細に克明に記されている。

【左翼手】仁多(初)
人数不足の中行われた夏のアカシア大会。ただでさえ少ない参加者の中で一際遠くから参加した選手がいます。そう、それは海を渡ってやってきた、みんなの夢を大きく掴む、外国籍を所持する仁多選手。野球と友情は国境を超える。しかし試合は7人制。本当に野球が成り立つのか、グダグダになってしまわないか・・・そんな不安を掻き消すプレーが序盤に飛び出します。誰もが打球の行方へ目をやるレフトへのフライは、仁多選手が一歩も動かず“I got it.” 7人制野球成立を祝う「神ポジショニング」でアカシアGG賞初の外国人選手の受賞。これは広島では1989年、ウェイド・ロードン以来28年ぶりとなりました。

【中堅手】該当者なし
アカシア恒例のGG該当者なし。2015遊撃手、2016投手に続き2017は中堅手でセンターライン制覇に王手。過去にも一塁、三塁で該当者なしが記録されており、気付けば残るは4ポジション。最短9シーズンでの完全制覇なるか、これも1人の人間であるかのような存在感が出てきました。

【右翼手】西(2年ぶり3度目)※2014年に右翼手、2015年に左翼手で
坪内選手の3年連続には及ばないものの、彼と並んで最多タイとなる3度目のGG受賞を記録した名手がいます。試合は大接戦で緊迫した展開の続いたsunshine戦。終盤、1点を争う得点圏の場面で相手が放つは高々と上がる外野フライ。打球の高さからして落ちれば同点以上、誰もが固唾を飲んで見守るライトで落下地点に入るは・・・ 西だ。 取るか、落とすか、真っ逆さまに落ちて来るという表現がぴったりのこの打球に対し、ここでさすが名手。まさかの光景をお届けする。垂直に落ちて来るような打球を受け止めるのではなく、なぜか負けじとグローブを高々と突き上げボールとグローブがぶつかるうようにキャッチ。文章で伝わるか不安なくらいビジュアルパワー抜群のこのプレーで「チームにコンマ数秒早く安心感を与える」ことに成功。お遊びのアカシアにおいて徹底して他ポジションに色気を見せない彼が内野の仁志、外野の西として名手の仲間入りを果たしました。


【太倉選手】

「ゴールデングラブ賞は1972年にダイヤモンドグラブ賞として創設されたと聞いております。
しかし我が横浜DeNAベイスターズ、前身球団を含め投手としての受賞者をこれまで誰一人輩出できておりませんでした。
チームが19年ぶりに日本シリーズ進出を果たした今季、私がこの長い長い歴史に終止符を打てたこと、大変うれしく思います。
打たせているにも関わらず独り相撲感が出てしまう私のマウンドでの代名詞・投手ゴロ。
ナインから寄せられます『一人で野球するな』の声に対しましては、四死球と奪三振を減らすことで対応します。どすこい!」

【岡部泰選手】

「まずは100試合達成おめでとうございます。これは単に100試合もの試合を企画してきたという功績に加え、その試合の結果を欠かさず記録し発信してきたという功績も見逃せません。もし発足当初結果を記録すると決めていなければ、途中からめんどくさくなって記録をやめてしまっていれば、この記念すべき100試合はきっと誰にも気づかれることなく見過ごされていたのでしょうから。特にこの2、3年はほぼ全員社会人ながら、月一くらいの頻度で試合をやりさらにその都度HPもちゃんと更新されており、いつもそのバイタリティに感銘を受けてます。Twitterを見ると楽しそうに試合をやっている姿がそこにある。いいものです。

そんな中自分はと振り返ると、今年はわずか年始の1試合出場にとどまり、忸怩たる思いです。さっき自分の過去のコメント読み返してたら、去年のMVPの受賞コメントで「来年は全部行く」などと言ってました。有言不実行にもほどがありますね。最近時間の流れがとても早く感じ、自分が一年間アカシアの試合に出場していないという事実が割と信じられません。受賞のきっかけとなったプレーを教えてもらった時も「あれ?あれからもう一年だっけ?というか逆にあれって今年だったっけ?」と惨憺たる記憶状況でした。でもいいんです。野球のルールとともにプレーする仲間(ファミリー)の名前さえ覚えていれば。人生に必要なことはきっとそんなに多くない。

捕手として二度目の受賞、自分でも意外です。というのも小学校から大学までおよそ15年間ソフトボール・野球をやってきたわけなのですが、捕手だけは公式戦での出場経験がありません。アカシアでは捕手としてのキャリアを積み上げて行くべきということでしょうか。そもそも僕はわりかしパワープレーだのみのオフェンスプレーヤーだと思ってたんですが、アカシアではGG、沢村賞、MVP、大体ディフェンス面が評価されているようです。誰かに守られるだけでなく、誰かを守る存在に、僕はなれたんでしょうか?守られるだけだった時は臆病だった僕も不思議と今は悪くない気分です。誰かの背中に隠れ守られてる時は決して見ることのなかった大きな青空が、そこには広がっているのだから。

来年はさらに肩を強化して、降りかかるミサイルも迎撃しましょう、悪くなる景気もよくしましょう、地球温暖化も止めましょう、皆が尊重しあえる社会を作りましょう。そういうものに私はなりたい。ゆくゆくはアカシアのイージスここにありと言わしめるまでに成長していきたい。しかしそのためには今の自分ではあまりにも非力です。千里の道も一歩から。地道な日々の筋トレでこそ1番の近道と信じて。道のりの遠さに絶望し、荒野で設計図を眺めているだけでは何にもなりません。ただ一つ僕らにできることはただ一つ、煉瓦を積み上げることだけなのです。そうちょうど1試合1試合飽きもせず煉瓦を積み重ねて行くことで、遂に100試合という金字塔を打ち立てたアカシアオールスターズのように。」

【弘中選手】

「まず連絡もなく勝手に参加した非礼をお詫びいたします。今後は野球と真摯に向き合い、報連相の徹底に努めます。ただ一点だけ、あのプレーは僕ではなく坪内のエラーだと思います。」

【坪内選手】

「3年連続でこのような賞をいただけて本当に嬉しい気持ちです。
思えば初受賞はクレームの電話を受ける形、2回目は自らの発言ではあるものの野球のプレーとはかけ離れた受賞だったため、こうしてプレーを評価されての受賞は本当に嬉しいです。
本年度も史上初4年連続受賞を目指して頑張りたいと思います。」

【竹内選手】

「受賞ありがとうございます。
練習してないのに上手くなってしまうのはセンスとしかいいようがないですね。来年もとれるようにがんばります。」

【YUKI選手】

「喜びの声を綴る前にまず、事件の全貌を明らかにしなければなりません。
あれは高校2年生の時でした。附属のマドンナ佐々木康子先生がクラスマッチで奮闘した3組の生徒を労うためにハーゲンダッツの詰め合わせを買って来たのです。普通の人間であればもうそれだけでお腹いっぱいなのです。しかし3組のメンバーはSSHの志願兵だけあってやはり普通ではないのです。あろうことかフレイバーを色好みし始め、じゃんけんで勝ったものから好きな味を取って行くという卑しい行いを公然と始めたのです。そして最後にバニラと抹茶が残りました。そこに抹茶を狙うものが2人。女生徒と、、、Kでした。
Kはワガママな男です。一族は相当な資産家で、中国の小皇帝のように育てられて来ました。
最後のじゃんけんにKは負けました。
Kはバニラ味を甘んじて受け入れる…はずもなく、残ったバニラ味を「こんなものいるか。」窓の外に投げ捨てたのです。
康子先生は「K君なんでそんなことをするの」と泣き出しました。
廊下から様子を見ていた石路とオカケンは「漁夫の利」と言いながら一目散に駆け出し外に放り出されたハーゲンダッツの回収に向かいました。
Kという人物のことを思う時、私はこのハーゲンダッツのことが思いだされるのです。そして私は高ノ岩やKのように格上の存在に敬意を払わない存在には必ず報いがあることを当然と思っていました。
だから、私があの時、あのアカシアの時投じたファーストへのボールには、もしかしたら意思があったのかもしれません。ボールではなく、私はKの不敬な態度に一石を投じたのかもしれません。」

【仁多選手】

「思えば守備を買われて来日した自分が、初めて本業で結果を出せたシーズンになった。今後も慢性的に、7人制野球という厳しいゲームを強いられる展開は大いにあり得る。得意のポジショニングで、アカシアの3番レフト レフトルとしてファンに親しまれるよう、来季も日本で頑張りたい。」

【西選手】

「この度は、ゴールデングラブ賞に選出して頂き、大変光栄に思います。
受賞したプレーについてですが、とても緊迫した場面で守備に不安がある僕にとっては、絶対に飛んでくるなと思っていました。
それゆえに、1秒でも、1ピコ秒でも、1ヨクト秒でも早く掴みたいという一心でした。
無事にとれてよかったです。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。」


沢村賞・カムバック賞・特別表彰・村田賞

【沢村賞】藤田(2年ぶり2度目)

プロ野球での沢村賞において昨今議論の的となる問題があります。投球制限や分業化が進み、創成期の基準はもはや達成困難となってきており見直しが必要であると。草野球界においてもこの問題は同様であり、年間30試合近く行っていた時代の基準を現在10試合程度の試合数でも適用しております。満たした項目数こそ少ないものの、成績・タイトル・印象度から沢村賞受賞者は満場一致。歴代でのTAICHI、鬼丸、岡部泰から一歩抜け出す、初の2度目となる沢村賞受賞は最多勝・最優秀防御率ダブル獲得を果たした藤田投手です。 基準見直しの議論は来季へと持ち越しましょう。

【藤田選手】

「今年は銭闘させていただきます。」

【カムバック賞】坂井

志した道を行く浪人生活。あてもなく彷徨い歩くこと2年間。果てのない道のりの先にたどり着いたのはまさに陸の果て。人呼んで陸の孤島、南国宮崎。カープの優勝を見届けるまで学生という仮の姿で日南の地からその日を待ち続け、願い叶いようやくここへ還ってきました。広島を離れてはや7年。アカシア高3野球班経験者の数少ない生き残り、坂井選手にカムバック賞を贈ります。

【坂井選手】

「7年ぶりに故郷広島に帰ってまいりました!広島は宮崎の100倍くらい街に人がいて、1000倍くらいネオンが明るいです!
仕事で忙しくて、逆に宮崎にいるときより野球に行けてないですけどもっと行けるように頑張ります!」


これより今季の特別表彰を発表します。特別表彰とは各シーズンで顕著な活躍や印象深い出来事を表彰し後世に語り継いでいくための賞であります。今季は3つの表彰がございます。
まずは通算成績においてプロ並みの成績を残したことを称えるべく、こちらの賞から発表いたします。

【門倉賞】TAICHI

通算二桁勝利投手のうち、勝ち数と負け数の差が少ない投手に対して選定し授与する賞のこと。日本プロ野球で誕生した賞であり、インターネット上に存在する公式基準は以下の6つ。

・規定投球回以上
・10勝10敗に近い(12勝未満が望ましい)
・勝敗数の差が少ない
・防御率があまり良くない(3点台後半~)
・奪三振率が高い
・所属チームが下位であることが望ましい

これを足がけ6年、通算成績で全項目達成した選手がいます。創設者 門倉健投手の成績と比較し表彰することにしましょう。

2012〜2017年 TAICHI投手 (アカシア 6シーズン中5シーズン負け越し)
13勝13敗1セーブ 186回2/3 防御率4.09 奪三振141
1997年 門倉健投手(中日 最下位)
10勝12敗0セーブ 160回 防御率4.73 奪三振143

【TAICHI選手】

「門倉賞の?特にないよ笑」

【出てもろうてもええかいのお】岩田

昨年度、本家アカシア会報をモチーフとし久々の試合出場を願って下田選手に贈られたこの賞ですが、好評により本家同様指名制となり継続しました。仲良し指名により受賞したのはこの人。第1回アカシア大会に出場し、2013年を境に忽然と姿を消した通算打率3割以上の実力者。高校時代附属に最も近くから通った男もまた野球班の生き残り。近くて遠い存在とはまさに彼のことでしょう。出てもろうてもええかいのおをきっかけに再会を果たせることを楽しみにしています。

【岩田選手】

「1、広島県広島市(ウォンツの上ではない)

2、建設機械K社で品質管理してます

3、昨年はK製鋼の不祥事があり、弊社は子会社ということで、大ダメージを受けました。しかし高校時代エコ局長で培った精神力と忍耐力で乗り切っていきたいと考えてます。みなさんも一家に一台弊社のショベルいかがでしょうか。」

【最多ほなほな】川本
"ほなほな"とは試合会場に足を運ぶも出場せず試合を終え、去り際に「ほなほな」と言い残しひと足早く球場を後にすること。また、そのさま。

誰もが試合に出場し、年俸を稼ぎ成績を残そうとする中、そのようなことに無頓着な男がいました。その男の試合参加スタイル、去り際の名言、誰にも真似をすることのできないここの業績を後世に残すことはできないだろうかと創設された賞です。独自に制定された基準は以下。


ほなほな基準

・試合途中に現れる
・お洒落な私服を着て来る
・試合に出場しない
・試合終盤以降に帰宅する
・帰宅の際は「ほなほな」と言い残す

今季ほなほな 6試合中 3試合(.500)達成

【川本選手】

「ほなほな」

【村田賞】7人制野球

今季、アカシアオールスターズは発展したでしょうか?国際大会もなく、淡々と対外試合をこなしたこの1年。ゆく年くる年ゆく人くる人。「転勤」「土日勤務」という名の悪魔も意地悪をしています。メンバーも固定化され、今後のアカシアの行く末にも一抹の不安が押し寄せていたそんな中、遂にこの日がやって来たか、、、
多くの帰広が見込まれる正月と盆休みに開催されているアカシア野球大会。発足当初は三つ巴大会として大きな盛り上がりを見せていた大会も17回目を数えたこの夏は集客が遂に定員割れ。開催が危ぶまれる事態となりました。
しかしそんな中、人数は足りなくとも皆貴重な時間を割いて夜の瀬野川球場に来てくれるというではありませんか。どうにかこの伝統を継続し、せっかくの機会に楽しいひと時を共有したい。
そんな想いから、ひとつの提案が浮かび上がります。それは・・・「7人制野球」
そもそも素人だらけの野球大会。大した強打者もいないし、外野の人数が少なくてもなんとかなるのではないか?東京オリンピックでも7回制など野球そのものの固定観念に問題提起がなされている中、ひとつのモデル事例となり得るのではないか?
結果、レフトの仁多選手が2名しかいない外野で一歩も動かずフライをキャッチするなど、ひと通りの野球として十分試合は成立ました。
時代が変われば立場も変わる。立場が変われば時間の使い方も変わる。時間の使い方が変わればアカシア大会の参加人数も変わる。
今後も同じようにアカシア大会が開催されるかは分かりませんが、いかなる状況でもアカシア大会を継続させようというひとつの名案であった「7人制野球」に村田賞を贈ります。ちなみに今後これ以下の人数になれば、オランダの子どもたちに普及し始めているBeeBallを導入してみようかと思っています。
スペシャルサンクス 助っ人として急遽参加してくれた高3平岡、中3小浦くん。(ユニフォーム不所持のためタイトル贈呈ならず)

打者成績登録

この試合の打者成績はありません。

投手成績登録

この試合の投手成績はありません。

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