試合結果詳細

アカシアオールスターズ2012年最後の対外試合は５－０、５回降雨コールドゲームで敗戦となってしまった。

天気予報が大きく覆され冬の試合で雨と風という最悪のコンディションの中アカシアは実力を発揮することなく何もできないまま試合は終わってしまった。

この試合は本当に中身が何もなかったので、内容を振り返るよりも試合を行うことになるまでの過程に耳を傾けていただきたい。

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◎アカシアこぼれ話◎

今日の対戦相手は広島大学経済学部１年生の豊生（ゆたか）というチーム。まず試合を行うことになったいきさつを説明すると、先週試合を行う予定だったチームからまさかのキャンセルの連絡が入り試合をすることができなくなってしまった。すると気をきかせてくれた寺西選手の打診に豊生側が快諾。代わりに試合をしていただけることに。

そしてこの日、13時試合開始のため豊生は12時頃球場に到着していた模様。その時間から朝方の雨の影響により水たまりでぬかるんだグランドを懸命に直してくれる。アカシア第１陣が到着したのが13時半過ぎ。しかし人数はなんとたったの４人。開始時間の13時になってもまだそれ以外の人は現れず、仕方なく整備を継続する。（中には素手で泥を運んでくれている人も）
結局アカシア全員が集まったのはなんと14時過ぎ。その時間からようやく試合はスタートする。

するとどうだろう、それまでの彼らの頑張りをあざ笑うかのように１回終了後辺りから雨が降り始める。写真をご覧になっていただけると分かるのだが、結局雨は降り止まずそれ以降ずぶ濡れの泥んこの状態で試合を継続し、５回表が終了した時点でこれ以上の継続は心身共に不可能と判断されようやくゲームセット。

急に試合に集まってもらったのにも関わらず圧倒的な遅刻を犯され整備までさせられた揚句最悪のコンディションの中試合をさせられた豊生。当然彼らは憤怒しアカシアに恨みを持たれても何もおかしくないだろう。
しかしチーム豊生はここでまさかの反応を見せる。彼らの発した言葉は

「お疲れ様でした！試合をしてくださってありがとうございました！」

「今度はまた晴れた日にでも試合させてください！」

「（整備とか遅刻とかごめんねとの問いかけに）いえいえ、全然そんなことないっす！今日は仕方ないですよ！」

１８歳や１９歳そこらの青年の眩しい笑顔を想像していただきたい。これが今の若者の本当の姿である。このような素晴らしい人材がいる限り日本の将来は安泰であり、彼らの世代が政治を担うようになる頃にはきっと日本の経済は安定し、世界でも有数の素晴らしい国となっていることだろう。

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以上がこの日の出来事でした。チームアカシアは彼らを見習い、今後は

・時間を守る
・相手チームに「あいつきもくね？」とか言わない
・色々ちゃんとする

これらを守ろう！

附属の教育のありかたについて考えさせられた一日でした。
（でもこんな天気の中来てくれた人はありがとう）