試合結果詳細

ニセアカシア｜００００００｜０
アカシアＡＳ｜００００１ｘ｜１

泥だらけのグランドをみんなで整備しなんとか試合ができる状態までもっていき、第2試合は初戦のリベンジを期すアカシア対平石率いるニセアカシアの対戦となった。

アカシアの先発はアンダースロー鳴川。初回、手袋をつけながら投げていたが周囲に指摘され途中から外すと制球が乱れ２死四球とピンチを迎える。ここで力丸にセンター前にヒットを打たれるが１塁走者岩尾が怠慢走塁を見せセカンドでフォースアウト、先制することができない。

ニセアカシア先発は寺西。練習試合でエースの称号を得た貫禄そのままにランナーを出し何度がピンチは迎えるものの要所をきっちり抑える危なげない安定したピッチングを見せ４回まできっちりと無失点に切ってとる。

対する鳴川もアンダースローに時折織り交ぜる上手からの速球が抜群に決まりゴロの山を築き５回を無失点。リリーフから先発投手の昇格へ名乗りを挙げる。

両投手の好投で試合は動かず、５回からニセアカシアはリリーフに力丸を送るがこれが誤算。先頭の重原への投球を重原がジャストミート。打球はライト線を抜け重原は鈍足を飛ばし３塁へ。中継が乱れ３塁松林が弾いた送球を追う間に重原は一気に本塁へ。ぎりぎりのクロスプレーもタッチをかいくぐりセーフ。アカシアが遂に待望の１点を挙げる。

最終回のマウンドには１試合目の悔しさを晴らしたいという本人の強い希望で右翼・花岡がマウンドへ。しかし当然のように力丸を四球で歩かすと平石には安打を浴び浅野にはまたしても四球。全くいい所を見せず鳴川の勝ち星を消しにきたかのような投球を見せチームの信頼を失いマウンド上で孤立。キャプテンに降板を支持されベンチでグローブを叩きつけるなど大荒れ。
１試合目敗戦しているためなんとか勝利を掴みたいアカシアはここでマウンドに岡部を送る。寺西をピッチャーゴロ、石原をショートフライに打ち取り２死満塁で迎えるは１番・打点王神岡。一打で勝敗を決するこの打席、２ストライクをとり追い込んだ岡部のラストボールは外角低めにズバッと決まるこの日最高のボール。手が出ない神岡は見逃し三振を喫し試合終了。マウンド上にはアカシアの歓喜の輪が広がった（花岡を除く）

締まった好ゲームとなったこの試合は終了し、アカシアは１勝１敗で全試合を終える。次の試合のハリエンジュ対ニセアカシアはハリエンジュが勝てば優勝、ニセアカシアが勝てば全チーム１勝１敗で並びジャンケンで優勝チーム決定となる。