試合結果詳細

ニセアカシア｜８０００００｜８
ハリエンジュ｜１２１０００｜４

ハリエンジュが勝てば優勝が決まるこの試合、ハリエンジュは期待を込めて野球経験者勝原を先発マウンドに上げるがこれが大誤算。自らの失策と四球でランナーをためタイムリーを打たれるという悪循環で最悪の展開。結局アウトを一つも取れないまま５失点、無死満塁でマウンドを降りるという先発投手としてあってはならない姿を見せてしまう。後を受けた２番手山村も勢いを止め切れず結局この回ハリエンジュは８失点。試合の流れを完全に失ってしまう。

完全にペースを握ったニセアカシアは先発松林の打たせて取るピッチングで試合を作り２番手平石はアンダースローを混ぜると制球が安定し復調を印象づける。

これ以上点を許したくないハリエンジュは３番手片岡が４イニングをロングリリーフ。無失点に抑え試合を作り直すと反撃したいハリエンジュも１回から３回まで着実に加点していくものの、点差はあまりにも大きく３回までに４点を返すのがやっと。

５回はリベンジを期す力丸が無失点、最終回は寺西が２死満塁、一発出れば同点の場面で打席にはキャプテンTAICHI。アカシアが誇るクラッチヒッターを迎えるも寺西の気迫の前に三振に倒れゲームセット。

試合は８対４でニセアカシアが勝利し、この結果３チームが同率で並んだため優勝は３チームのジャンケン勝ち抜き戦に委ねられた。

３チームの意地と誇りがぶつかり合うこのジャンケンはニセアカシアが最初に脱落。ハリエンジュとアカシアの一騎討ちとなるがハリエンジュがペースよく勝ち抜いておりハリエンジュは４人を残しアカシアは最後の一人、第３回アカシア野球大会で神業的なジャンケン力を見せた川本に全てを託す。
川本が一人倒しこの調子で４人抜きをと思った矢先、ハリエンジュ的場のグーの前に川本の出した手はチョキ。この瞬間にハリエンジュの優勝が決定。ホームベース周辺には歓喜の輪が広がりハリエンジュが栄誉を讃え校歌を斉唱。

今回も大盛況の中第４回アカシア野球大会は幕を閉じたのであった。