試合結果詳細

ニセアカシア｜００２０００｜２
ハリエンジュ｜５０２０１ｘ｜８

疲れの残る中２戦目はニセアカシア対ハリエンジュでプレイボール。先発は普段同じチームでエース争いを繰り広げる犬猿の仲、山村投手対TAICHI投手というアカシア大会ならではの投げ合いに注目が集まる。

試合は初回、早くも大きく動く。連投の疲れの残る山村投手から四死球と安打を重ね、片岡選手の走者一掃のタイムリーなど打者一巡の猛攻で５点を奪い試合の主導権を掴む。

３回、反撃の糸口を掴みたいニセアカシアは先頭山村が右中間へ火を吹くような鋭い打球を放つと快足を飛ばし本塁まで生還。なんとこれが嬉しい初ＨＲとなる。その後も１点を返し追い上げを見せる。

しかしその裏ランナーを一塁に置き重原が放った打球はレフト線後方へのフライ。これを追う下田選手が厳しい暑さの中プレーし棒のようになった足がこむら返りを起こし転倒してしまう。ボールのそばで倒れ込むレフトのもとへ三塁手の岡本選手がまるでパワプロのように走ってボールを取りに来て中継に繋ぐも惜しくも間に合わず生還。ニセアカシアにとっても下田選手にとっても痛い２点を与えてしまう。

先発TAICHI投手は４回を２失点にまとめ次郎丸へと継投。４番に座る下田選手にこの日３安打目となるヒットを打たれるなどランナーを出すも３三振を奪い野球班エースの貫録を見せつける。

ハリエンジュは５回にも権藤投手から押し出しで１点を加え最終回は非アカシアオールスターズメンバーの山下がマウンドへ。２死満塁のピンチを背負い４番下田選手を迎えるも、勝負を選択。勝負の末セカンドゴロに打ち取り非アカシアオールスターズメンバーの山下がなんとか無失点に抑え試合終了。

ニセアカシアは優勝を決めることができず３試合目にアカシアが勝利しジャンケンに進むことを願うのみとなった。ハリエンジュは勝てば冬夏連覇が決まる３試合目へと意気込む。