試合結果詳細

アカシア対Xvideosの第２ラウンドはアカシアが藤田内木のスーパー１年生２人を補強しリベンジに挑んだ。
恒例となった前日のアカシアLINEではこの試合の目標をチームの勝利と二桁安打に設定。最近低調な打線の爆発で勝利を手繰り寄せることができるだろうか。

試合開始に先駆けてセレモニーが行われた。集合時に当日が誕生日のフジキー選手を祝うために親友やまんさがとっておきのプレゼントとなるバッティング手袋を贈呈し両チームが拍手。パチ屋で盗難被害に遭いスランプで打率も急下降中で萎え萎えのフジキー選手もこれには満面の笑みを浮かべ両チーム和やかムードの中試合が始まった。

今日の先行はアカシア。自身の不調と居心地のよさからここ最近９番に定着しており久々の１番となる村田が好投手鬼丸から四球を選び先制を狙うも後続が３者連続で倒れ無得点。今日も打てないのかと打線に嫌なムードが漂う。

アカシア先発は前回の好投で先発の座を射止めた平石。気合を胸にマウンドへ上がるも先頭のENEGORIに四球を与えてしまう。２番文人を打ち取るも３番・屈指の実力でありながらイケメンで性格もよくアカシアにファンも多いBEATくんはライトの頭を超えるヒットを放ち１死１，３塁のピンチを迎える。ここで打席には今日Xvideosの４番を務める山村。しかしこのチャンスで山村は三振。自分の集めたチームで自分の打順を４番にするも好機で三振してしまうという一見独善的にも見えるこの行動にアカシアナインはほくそ笑む。
しかし５番和田犬のゴロ、６番鬼丸のフライを今日サードに入った浅野が痛恨の連続エラー。前回一塁を無難にこなすもさすがに不慣れなポジションにはさすがに対応しきれずアカシアは２点を先制されてしまう。

反撃に出たい打線は２回、好調神岡にレフトへのヒットが飛び出すなど四球も絡め２死満塁の大チャンスで打席に入るは１番キャプテン村田。アカシアでは得点圏打率は非公表ながらその打点の少なさから憶測で得点圏打率１割前後なのではないかとみられる村田はこの場面でも平凡なサードゴロに倒れてしまいチームの勢いをしぼませてしまう。

四球こそ出すもののその球威とツーシームの変化で崩れない平石を援護したい打線は３回、２つの口座を駆使しバイト代を貯めまくり購入したオデッセイでアカシアメンバー６人を広島から連れてきた先頭の藤田がセカンド強襲のヒットで出塁。浅野忠信似の渋い顔（素顔を晒すとファンが押しかけ試合進行の妨げとなるため本日はマスク着用）であり医学部という高スペックから強烈なヒットを放つ姿にXvideos側はざわめき始める。そのヒットを足掛かりに１死１，２塁のチャンスから５番平石のジエンゴとなる右中間への大きなエンタイトルツーベースで１点を返す。その後２死となり打席には内木。ここで「なんか内木に大声援を送ってみん？」というキャプテンのよく分からない提案にチームメイトは渋々了承。アカシアナインからのいきなりの大声援の中、内木朋子の息子（村田平石松林の母の名前もともこ）である内木孝典のショートへの内野安打で更に１点を加えアカシアは試合を振り出しに戻す。（なおカズ山本と岡川マネージャーの母の名前はみどり）

４回も平石は無失点に抑えるも未知の領域となる４イニング目を迎え連続四球に暴投など徐々に制球を乱しはじめる。すると５回、連続四球に捕逸も絡みショートゴロの間に１点を加えられ勝ち越しを許してしまう。この回終了後に監督はTAICHIと藤田に投球練習開始を指示。継投のタイミングを見極め始める。

そして６回、１死から平石が今日８つ目となるこの回２つ目の四球を出したところで監督がセンターから選手交代を告げピッチャーをTAICHIにスイッチ。コントロールのよいTAICHIに２つアウトをとってもらい７回から藤田という構想もこの読みが外れてしまう。TAICHIは１，２番を連続四球で歩かせてしまうとエラーヒット四死球など打者一巡の猛攻を受けあっという間にこの回７失点。１０－２と完全に突き放されてしまう。

この日のアカシアは目標のひとつである安打こそなかなか出ないものの鬼丸から粘り強く見極め四球を選びゴロを転がし相手のエラーを誘うなど気持ちのこもった攻撃を見せるがチャンスであと一本が出ない。
７点を取られた直後の７回、１死から内木が左中間へ大きなスリーベースヒットを放ち勢いづくかに見えるもカズTAICHIが連続三振。ここもやはり一本が出ず点差を縮めることができない。

予定通り７回からアカシアのマウンドには藤田。ショートに飛べば自動的にアウトを獲得する守備を見せつつマウンドへ上がれば打者をなぎ倒す完璧なピッチングを披露。２イニングを投げ山村のセカンドへのエラーに限りなく近いヒット１本に抑え最後は２者連続三振で締め打撃陣を勇気づける。

そして８回、大量リードに守られXvideosのマウンドへは山村が上がる。藤田に勇気づけられ山村を相手になんとか反撃したい打線は先頭の村田が第１回アカシア大会の第１打席で三振して以来封印していた左打席を１１０打席ぶりに解禁する。期待されたこの打席で山村からデッドボールをぶつけられ塁に出ると、今日３盗塁を重ね盗塁王のタイトルへ大きく前進した山村を追うように盗塁を決める。浅野は三振に倒れるも暴投の間に村田は生還し１点を返す。その後も四死球を重ね２死満塁とし打席には今日２安打と好調の内木。振り抜いた打球はレフトへの大飛球。走者一掃かと思われたがこの打球ももうひと伸びなくレフトフライ。ここでもチャンスで畳み掛けることができず山村は最少失点で切り抜ける。

９回もマウンドには山村。先頭から３者連続四死球を与え無死満塁となるも浅野の時にはなぜかストライクが入り３球三振。満塁の好機に藤田に打席が回り期待されるもサードフライに倒れ２アウト。そして最終回２死満塁で打席には４番フジキー。先週も見たシーンではあるが今日が誕生日の彼にプレゼントを渡した心優しい親友山村との対決が繰り広げられる。息詰まるこの対決に水を差すかのように暴投を投げ１点追加。そして結局山村はフジキーにもフォアボールを与え２イニングで計８つの四死球を与えたところで降板。最後は軟式でMAX130kmを誇る和田犬がマウンドへ上がり、エラーで１点を追加するも反撃はここまで。神岡が今日４つ目の三振を喫しとうとう最後の２死満塁のチャンスも生かすことなく試合終了。

アカシアはXvideosへのリベンジならず、１１月の４週連続の対外試合祭りはパイレーツ戦からこれで３連敗となった。
今シーズンの対外試合は４勝６敗１分けと、年内の残り３試合にひとつでも負けるとシーズン負け越しが決定してしまう。
連敗ストップ、シーズン勝ち越しへ向け来週のテラプローブＴ・Ｇ戦が正念場となる。



【不発に終わった打線の中で三塁打を含む２安打１打点と一人気を吐いた内木選手の談話】
「今日は10:30に浅野先輩の家の前で待ち合わせをしました。市内→寺西BBQスタジアムまでの送迎は、藤田君が、必死に貯めたバイト代でポンと購入したOdysseyでしてくれました。流石です。藤田君は欠点が見つかりません。
浅野先輩は終始後部座席で爆睡しており、太一先輩は今日夜寝るのがすごく楽しみだ、という話をしてくれました。
さて、僕は三塁打を含む２安打１打点という一見良さそうな結果でしたが、満塁のチャンスでの凡退など、課題は山積みです。今日は打順を下げてもらって打てるようになりましたがもっと15番くらいまで下げてもらいたいです。その中でもぎとった１打点は、ベンチからのもの凄い声援が後押ししてくれて産まれた１打点だと思っています。ありがとうございますm(_ _)m
そして、野球技術が思うように向上しないことで悩んでいる先輩に伝えたいのは、野球もClash of Clan (黄金の壁)も一緒だということです。
ある程度のレベルに達すると、そこからのレベルアップには長い時間がかかります。
今日も本当に楽しい１日でした。」


【２回を投げ内野安打１本のみの準パーフェクトリリーフを見せた藤田選手の談話】
「全体的に（球威変化球ともに素晴らしく文句のつけどころはないが強いて言うなら）制球が定まらず次回の登板への（欠点の少ない自分の中で探し回ってようやく見つけることのできた数少ない）課題が見つかった投球でした。しかし無失点で切り抜けたことは（かっこよく頭も良い）自分でも（それ以外も評価できることだらけなのだが）評価できることだと思います。 」


【バッティング手袋をもらうなど誕生日を祝ってもらったフジキー選手の談話】
「誕生日を祝ってもらいプレゼントまでもらってとても嬉しいです！
２２歳の１年はニートを満喫しつつ、就活をします！応援よろしくお願いします！」



【監督の談話】
「まず部活や学業などで多忙な中来てくれた選手、全国から応援してくれているファンに勝利を届けることができず情けない試合が続いてしまっていることを謝罪したい。
今日の試合は監督の采配ミスが大きな敗因。浅野に慣れないポジションを守らせてしまい投手起用に関しても難しいイニング途中でのリリーフをさせてしまった。
そして個人的なことを言わせてもらうと、選手兼任の自分がノーヒットでチャンスでも凡退するなど、普段選手達には厳しいことを言いながらプレーで引っ張ることができていない。
昨日は敗戦のショックと自らのふがいなさから自宅でふさぎ込んでしまいホームページの更新ができず申し訳なかった。
来週は寺西も怪我から帰ってくる。切り替えて次の試合に集中したい。」