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練習試合

2013/11/30(土) 13:40〜

チームロゴテラプローブ Team God

負け

6-4

寺西BBQスタジアム

チームロゴアカシアオールスターズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ テラプロ… 1 0 1 0 2 2 0 6
チームロゴ アカシア… 0 0 0 2 0 0 2 4

寺西

HR

-

コメント

今年も師走がやって参りました。寒気が一層厳しくなってきました今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
アカシアオールスターズはというものの、4週連続・秋の対外試合祭り最終戦が終了致しましたのでその詳細をお知らせする次第でございます。


現在3連敗中・今日負ければ今シーズン負け越しが決まるアカシアにとっては絶対に落とせない一戦。対戦相手は6月に11-4と快勝し218日ぶりの勝利を収めそこから波に乗ったテラプローブT・G。連敗を止め今季最終戦に弾みをつけることはできたのだろうか。

アカシア先発は寺西。バスケの際に靭帯を損傷するという、元マリナーズのブレッド・ブーンの弟、アーロン・ブーンがヤンキースを解雇されたのと同じ理由の怪我であったがアカシアは彼の功績を考慮し契約を続ける。寺西はスノボなどの懸命なリハビリに耐え遂に今日が復活のマウンドとなった。

その寺西は初回、ボール先行でカウント2-3としながらも粘り強く投げ2アウトを取るも3番勝武に右中間へのツーベースを浴びる。続く4番、高田の打球をこの日サードに入ったTAICHIがエラー。アカシアは今日も守備の乱れから先制を許してしまう。

相手マウンドにはかなりの大柄な体格から思った以上の速さのストレートと鋭い変化球を得意とするマーくん(相手チームからこう呼ばれていた)(おそらくピッチャーで田中という名前であるため)(メガネをかけておりももクロも好きそう)このマーくんが初回物凄いピッチングを披露。三冠王・平石が「あれは絶対に打てない」と断言する投球で2三振を含む三者凡退と完璧な立ち上がり。川本選手曰く「野球部が打てない投手を我々が到底打てるはずはない。よって私はこの試合バットを振ることはない」など今日も好投手が相手かと不穏なムードが漂う。

試合は3回、TAICHIの送球エラーで先頭打者を塁に出すと、2つの四球が絡み1死満塁のピンチを迎える。ここで4番高田の放った打球はセカンドへの早い打球。これを山村がゲッツーを狙い2塁に転送。送球が少しそれるもアウトを取り、ゲッツーは無理と判断した平石が飛び出している3塁ランナーを見て本塁に転送しタッチアウト。3塁走者の生還が完全に空気であり、まるで1点も入っていないかのような見事な好判断を交えたファインプレーでアカシアはこの回を切り抜ける。(1失点)

寺西を援護したい打線は4回裏、その大柄な体格から前の回での走塁の疲れでゼーゼー言いながら時折むせ返るなど如実に疲れを見せるマーくんを責めたてる。その寺西がデッドボールを受け塁に出ると、その勝負強さを買われ今日4番に入った山村が三遊間への見事な流し打ち。無死・1,3塁と大きなチャンスを迎える。ここで打席には久々の出場となったライド(弘中の大学でのあだ名)院試が終わってからというものの院生同然の生活を余儀なくされ、野球の継続にほぼ赤信号がともっていたが久々の出場かつチャンスでの打席に燃える。らいどが放った打球はショートへの難しいゴロ。その寺西も本塁突入を躊躇し、その寺西の動きに惑わされたショートが1塁へ悪送球。まるで普段の我々を見ているかのようなきれいなエラーでその寺西が生還。ライドの気持ちが打球に乗り移りアカシアは1点を返すとなお無死・2,3塁で打席にはチャンスに滅法弱いキャプテン村田。直近10試合で2割をわずかに切るという不振も、今日1打席目にショート強襲の鋭いヒットを放っておりチームの期待を背負う。カウント1-2から内寄りの速球を打ち返すと、打球は鋭いライナーでセンター右へのタイムリーヒット。久々のクリーンヒットかつチャンスでの一打に村田は打った瞬間雄叫びをあげながらWBC井端ばりのガッツポーズ。これで試合は振り出しに戻る。
村田が盗塁で2塁へ進み,無死2,3塁のチャンスで続くはフジキー。逆転への大チャンスの中ここからまさかの展開が待つ。追い込まれてから外角の変化球にフジキーはバットを止めるも、キャッチャーの大げさなアピールにおされ球審平石の右手があがり判定は三振。まさかの大誤審でチャンスに強いフジキーが打ち取られると、自転車日本1周の旅から帰ってくるも打撃に何ら変化はなかった川本が自動的に三振。2アウトから連続無安打31打席目の武田がきわどいボールに見逃し三振。アカシアはキャプテンの一打で同点に追いつくもそこからまさかの3者連続三振で同点どまりでこの回を終える。

今日の寺西は3者凡退を含む安定したピッチング。何より怪我から復帰し野球をできる喜びに満ち溢れた彼の顔にはマウンド上で幾度となくにこやかな笑顔が広がる。以前はマウンド上でガムを噛み判定に不満な態度をあらわにするなどふてぶてしい印象のあった寺西であったが怪我で人間的な成長を見せる。

5回表のテラプローブの攻撃ではその寺西のストレートとスライダーのコンビネーションに加え捕手村田のキャッチングも冴えわたり2者連続三振。勢いに乗るかに思われるも、エラーでランナーを塁に出すとそこから三連打でまさかの2失点。あっという間に再び2点差をつけられてしまう。

その裏アカシアは打順よく先頭の平石から。センター左への大きな飛球を放つと、ぬかるんだ外野に足をとられたセンターが転倒。これを見てコーチャー村田は腕を回すも大学で肉体改造を果たした平石の足は周囲の想像以上に遅く、本気を出していなかった相手ショートの肩を見誤り矢のような送球が送られ3塁で悠々タッチアウト。判断ミスで流れを失ってしまう。

6回もその寺西が続投するも、エラーやヒットが絡みまたも2失点。粘り強く投げるその寺西に精一杯の守備を見せるバックではあったが彼のピッチングを助けてあげられない。
反撃を見せたい打線も6回はアウト全てを三振で奪われマーくんの前になす術がない。
流れを変えたいアカシアは7回に平石がマウンドへ。先頭のピッチャーゴロに野手の癖が抜けない平石は猛ダッシュで突っ込みショーバンで捕球。そしてこの回から一塁に入ったフジキーは距離の足りない送球に対し見事な伸びを見せこれを好捕。何でもない平凡な1つのピッチャーゴロの中に2つのファインプレーを織り交ぜ盛り上がるとその後平石はストライク先行から2三振を奪いこの回無失点。新リリーフエースの地位を確立する。

最終回、投手はマーくんに代わって1回からブルペンで準備していた左腕・橘さん。先頭は31打席連続無安打継続中の武田だが、ここで遂にその封印が解かれる。打球は高く弾みピッチャーの頭上を越えセカンドへの内野安打。そんなすごい打球ではないが記録はヒットであり遂に武田は出場7試合、32打席目にして初のヒットを放つ(打率.043 小中高野球経験者)続く平石はレフトへ大きな打球を放つもレフトが背走しこれを好捕。続く打者はTAICHI。直近10試合の打率は1割を切る極度の大不振であり今日も2三振の末この打席も凡退。一時は首位打者にも立った彼の深刻な打撃不振は続きこれで2アウト。しかしその寺西が内野安打で出塁しチャンスで4番山村に回す。すると山村は起用に応える追撃のセンター前タイムリーヒットを放つ。今シーズンの打率は3割を超えキャプテンと打率ランキング3位を争うなど、もはや高校時代の部活は関係ない副キャプテンの一打でアカシアは追い上げムードへ。そして2アウトからキャプテンへ回せとライドが繋ぐ。三塁線を抜けるタイムリーヒットを放ちこれで2点差。一打出れば同点の場面で今日絶好調村田に打席を回す。
ここで相手はマウンドへ集まり、草野球とは思えない非情な采配で投手は降板。代えられた投手はグローブを叩きつけるなど試合は並々ならぬ雰囲気に。変わったピッチャーはショートを守る強肩・佐藤さん。1打席目のヒットをきっかけに球の見える村田は追い込まれてもきわどい球をカットし打ち気で待ち、結果は四球。最終回2死満塁で今日も打席にはフジキー。彼もまた不振にあえぐも満塁男を取得している彼の持ち前の勝負強さにベンチは固唾を飲んで見守る。しかし反撃もここまで。きわどい球を見逃し粘るもフジキーは最後も三振に倒れてしまい試合終了。

アカシアは2試合連続で9回に2得点するなど粘りを見せるも敗れこれで今シーズンの負け越しが決定。寺西の復帰登板も白星で飾れず最終戦へ向け課題の残る一戦となった。



【久々の出場ながら9回に追撃のタイムリーヒットを放つなど2打点を挙げたライド弘中選手の談話】
「ブラック研究室に入ったことで、長いこと試合に出れずチームに貢献出来ない日々が続き一時は引退も考えました。そんな時僕を支えてくれたのは試合前に太千先輩から送られてくるLineと写真で見るみんなの戦う姿でした。
最終回のヒットは勝利には繋がりませんでしたが、そういった事への感謝の気持ちが打たせてくれたんだと思います。
やっぱり野球はいいものですね。」


【怪我からの復帰マウンドで粘投を見せるも惜しくも負け投手となった寺西選手の談話】
「今日は味方のエラーからリズムを崩してしまいました。でも、メンタルの弱さが出てしまったので、次回登板までにそこを修正していきたいです。」


【一時は同点となる久々のタイムリーヒットを放った村田選手の談話】
「苦手なチャンスに一本出てホッとしました。実を言うと僕は性格的にチャンスでは『どうせまた打てないんだろうな』と思って打席に入り、試合前には『今日も負けるのかな』など消極的なことを考えていました。しかし行きの車で山村選手からこの極度のマイナス思考を指摘され、打てないのは実力どうこうではなく自分の考え方に問題があるのだと気付かされました。これからは今日のように絶対打てると思って打席に入り、チームをプレーでも引っ張っていきたいと思います。
ガッツポーズ? あぁあれは思わず出ちゃいました。まぁ腐っても『熱い男』なんでね(笑)」



【監督の談話】
「今シーズンの負け越しが決まってしまい、戦ってくれている選手、全国のアカシアファンに監督として謝罪したい。
今日の試合も選手はよく頑張ってくれた。ミスが出るのは仕方のないことであり次のプレーから気持ちを切り替えてくれればよいが、簡単な打球を落ち着いてアウトにすることで何より自分が楽になるので、練習を頑張ってみんなで支え合えるチームとなりたい。
最終回の粘りなどは本当に見事なものがある。もはやあまり野球経験などは関係のないチームとなったが、今後はプレーでもっと野球経験者が引っ張り、皆が楽な気持ちで実力を発揮できるチームとなりたい。
次はいよいよダブルヘッダーの今季最終戦。大倉選手が広島へ帰ってくるこの試合、2連勝して借金1で今季を終えることが自分達にできるアカシアオールスターズへの恩返しだと考えている。これまでは野球未経験者もいる中で明るく楽しくをモットーとしておりその気持ちはこれからも変わることはないが、2週間後の今季最終戦の1日に限っては死力を尽くし勝つ野球をする。出場者はその気持ちを理解し勝つための野球に力を貸してもらいたい。」

# 選手名
3 平石
18 TAICHI
40 寺西
77 YUKI
25 弘中
23 村田
48 藤本
33 川本
8 武田
024 岡川(池田)
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
3 平石 先発 1 4 4 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 TAICHI 先発 2 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
40 寺西 先発 3 4 2 1 0 0 2 1 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0
77 YUKI 先発 4 4 3 2 0 1 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
25 弘中 先発 5 4 4 1 0 2 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
23 村田 先発 6 4 3 2 0 1 0 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
48 藤本 先発 7 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0
33 川本 先発 8 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0
8 武田 先発 9 3 3 1 0 0 1 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
024 岡川(池田) - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
40 寺西
3 平石
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
40 寺西 60/3 0 6 3 - - 5 0 5 2 0 1 1 1
3 平石 - 10/3 0 0 0 - - 1 0 2 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

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