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練習試合

2014/1/19(日) 13:30〜

チームロゴアカシアオールスターズ

負け

2-12

平石メモリアルスタジアム

チームロゴ上高魂s
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴアカシアオール… 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2
チームロゴ 上高魂s 0 0 0 6 0 0 3 0 3 12

平石

HR

-

コメント

1月19日。アカシアナイン達の気合は普段の試合とは一味違っていた。この日の相手は上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ 、である。この上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ は21世紀枠ながらも甲子園に出場した強敵である。厳しい相手ではあるものの、逆にいえばアカシアが上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ に勝てば甲子園に出場したチームよりも強いということ。つまりは甲子園にアカシアが出場したことになるのである。アカシアナイン達にとって絶対に落とせない一戦が始まる。

一回表はアカシアの攻撃。上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ のマウンドには梵英心のユニフォームをきた梵英心が。いきなりのプロ野球選手の登場にアカシアはひるんでしまい簡単に三者凡退に抑え込まれる。

一回の裏、マウンドには平石。上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ の先頭打者は梵英心。平石は懸命に投げるもさすがはプロ野球選手。簡単にライトオーバーのツーベースを許してしまう。続くバッターをうちとりワンアウト二塁。バッターは正真正銘甲子園出場の正遊撃手廣瀬。平石はこの好打者にビビりあげるも、味方ナインの勝負しろや!!という声に励まされ最後は決め球のTAICHIボールで空振り三振。後続も打ち取り初回のピンチを0で乗りきる。

4回表。アカシアは先制のチャンスを得る。この回からマウンドに上がった上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ はピッチャーを現役野球部の山室にスイッチ。なんとこの山室は七種の変化球を操るという好投手である。アカシアは山室の立ち上がりにTAICHIが四球を選び悪送球の間に三塁へ。ワンアウト三塁のチャンスを迎える。ここでバッターは平石。平石は外の変化球をひっかけピッチャーゴロ。しかしここでサードコーチャーの山村はGOと指示。たまらずTAICHIは飛び出してしまい。挟まれタッチアウト。後続も打ち取られ先制のチャンスを逃してしまう。


試合が動いたのは4回の裏。サードの内野安打とショートTAICHIの二つのエラーでワンアウト満塁。ここでバッターは将棋部たいが君。その初球、平石が投じたツーシームを簡単に弾き返されタイムリーツーベースを与えてしまう。続くピンチにもヒットを打たれ、結局この回6点を献上してしまう。

しかしアカシアも意地を見せる。6回先頭のYUKIは左安で出塁し、守備のもたつきの間に三塁まで進む。ここでバッターは平石。アカシア三冠王の意地を見せたい平石はここで大きな犠牲フライを放ちようやくアカシアは一点を返す。

ここまで失点はしてしまったものの、六回を投げ13個の三振を奪うなど好投を続けてきた平石がついに捕まってしまう。7回裏上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ の攻撃二つの四球と一つのヒットでワンアウト満塁とされるとここでバッターは廣瀬。ここまでは完璧に抑えてきた平石だが、ここでセンター前二点タイムリーを許してしまう。結局この回三失点。力投を続けてきた平石も結局この回でマウンドを降りる。

2対9と7点ビハインドで迎えた最終回。この最終回も好投手山室を打ち崩せぬまま三者凡退でゲームセット。かと思われたその時。スリーアウトを取られたアカシアナインはベンチから飛び出して当然のように守備につく。九回の裏、なぜか得点数で勝っている上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ の攻撃が始まる。

九回の裏のマウンドにはキャプテン村田。長い野球人生での憧れであるマウンド。バッターには好打者梵英心。梵英心の打球はフラフラっとセンターに上がる。村田の必死の「とって!!」との叫びも虚しくセンター前にポトリと落ちヒット。次のバッターに四球を与え、続くは廣瀬。村田は臆することなく得意のVスライダーを投げ込みセカンドゴロに打ち取る。すると村田はよろこびを隠しきれずガッツポーズ。自身が投手として始めて打ち取ったアウト。それも甲子園出場している廣瀬からとったアウトに一人マウンドで狂喜乱舞した。しかし後続に続け様にヒットをうたれてしまう。ここで自信を失ってしまった村田はここで降板。続けてマウンドにあがるTAICHIも一人フォアボールを与えて降板。なんとも情けない姿を晒してしまうアカシアに副キャプテンのYUKIが無言の喝を入れる。マウンドにあがったYUKIは自慢の剛速球をマウンドから全力で投げ込み、後続をピシャリと抑えゲームセット。

アカシアの甲子園出場はならなかった。だがナイン達の顔には悲しみはなかった。なぜならばこの試合に勝っても甲子園に出たことにならないことを誰もが知っていたからである。当たり前である。こんな素人ばかりのアカシアと最後まで真面目に試合をしてくれた上高魂s(上高ダーーマシイッズ)~実力と気品とたくましさを添えて~ に感謝である。また試合をして下さいねと思うアカシアナインであった。


【7回14奪三振で1試合最多奪三振のアカシア新記録を樹立した平石投手の談話】
「永遠のライバルであり盟友でもある上高魂sの廣瀬選手(甲子園出場経験あり:スタメン)から2三振を奪ったことで投手としての格をひとつも二つも上げることができたと感じています。この試合を終えた今の自分には、センバツで投げて14奪三振をするくらいの実力は少なくともあると思います。センバツ出場校から同じことができたので。
それと、今日の試合で、「三振を狙ってとる」という感覚を掴みました。正直ツーシーム投手の自分としては芯を外して打たせて取る事が理想ではあるのですが、今日はTAICHI投手のようなゆるいカーブとTAICHIボール(チェンジアップ)が効きましたね。なので14個のうちの4個くらいはTAICHI投手のおかげといってもいいです。TAICHI投手、ありがとう。
打撃不振のいま、アカシアの新エースとして認められるようこれからもいい投球を続けるためにいい準備をして試合に臨むだけです。
来週の、絶好調のYUKI選手との対決が楽しみです。」


【4打数2安打1盗塁2得点と大敗したチームの中で一人気を吐いたYUKI選手の談話】
「自分自身の調子はすごくいいです。守備もよくなってきたという実感があり今が成長期だと感じています。そんなことはどうでもいい。本日は副主将としてこの場を借りてチームにカツを入れたいと思います。今日の試合はなんや?打てない守れないことを責めているわけではありません。守備の時ここに来たら絶対守ってやる。何がなんでも塁に出てやる、ランナーを返してやる。そういう気持ちはありましたか?ミスした後、それを取り返そうと必死になりましたか?今日私はなにも言わずプレーでそれを君たちに示したつもりです。『アカシアは自由なチーム。だが自由を履き違えてはいけない。附属の常識、世間の非常識』確かにワイワイ楽しむことは大事だがただふざけるのとは違いますよ?俺は悔しいよ!特に鬼丸は審判のサボタージュ・牽制アウトなど随所に不真面目な所作が目立っていた。はぎおに至ってはドタキャン音信不通。アカシアを舐めるなよ?正規メンバーには次の試合では気持ちをプレーで示してほしいね。来週は僕がかんとくオーナーを勤めるXビデオズ戦。藤木くん、予習はほどほどにね」


【最終回投手としてマウンドへ上がるも3安打を浴び1失点。打撃でも開幕から10打数無安打と深刻な成績不振から抜け出せない村田選手の談話】
「9回はストレートも走らず自慢のVスライダーも本来のキレではなかった。自分のピッチングというものを知らないので今日の出来をどのように評価すべきかよく分からないが、多分悪かったんだと思う。自分が監督であれば村田投手はもう投げさせないと思うので、それは即ち今日の登板がマウンドでの僕の最後の雄姿ということを意味するだろう。
打撃に関しては昨季終盤から何かがおかしい。解決策が分からずいつもパインヒルⅡ1-10号室で葛藤している。チームメイトとファンのみんなには心配をかけて申し訳ない。そっと見守ってもらって、今シーズン初ヒットが生まれた瞬間に大いに盛り上がってほしい。」




【監督の談話】
「残念ながら春の選抜に出場した大分上野が丘高校を下して甲子園出場を決めることはできなかった。結果的に見るとスコアは大敗、戦力に屈した印象を受けるだろうがそれは違う。5回まで平石もよく投げ互角に渡り合っていたのだが守備のほころびから失点を重ね、得意の終盤の反撃もYUKI の孤軍奮闘に終わってしまった。全国制覇を果たしたチームらしからぬ惨敗だがこれがうちの実力だとは思っていない。選手は自分達はもっとできるということを忘れず自信を失わないで来週の試合に備えてほしい。
そんな中唯一納得いかないのは助っ人のはぎお(登録名からから亭)の突然の失踪だ。前日のLINEでは『明日も勝つ!』とか言っときながら結局1日中連絡がつかず試合ではカズが三塁を守ることになってしまった。戦力的にも大きな誤算であるし人としてよくない行動ではないかと思う。それより生きているのだろうか?大熊くん、この談話を見たらアカシアの誰かに連絡を下さい。心配しています。」

# 選手名
23 村田
18 TAICHI
77 YUKI
3 平石
48 藤本
020 中トロ君
9 カズ山本
10 浅野
33 川本
024 岡川(池田)
975 實友(ニシ…
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
23 村田 先発 1 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
18 TAICHI 先発 2 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 3 0
77 YUKI 先発 3 4 4 2 0 0 2 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
3 平石 先発 4 3 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
48 藤本 先発 5 4 4 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
020 中トロ君 先発 6 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
9 カズ山本 先発 7 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0
10 浅野 先発 8 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
33 川本 先発 9 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0
024 岡川(池田) 先発 - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
975 實友(ニシ… - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
3 平石
020 中トロ君
23 村田
18 TAICHI
77 YUKI
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
3 平石 70/3 0 9 5 - - 7 0 14 4 0 0 2 1
020 中トロ君 - 10/3 0 0 0 - - 0 0 1 0 0 0 0 2
23 村田 - 01/3 0 1 3 - - 3 0 0 1 0 0 0 3
18 TAICHI - 00/3 0 1 0 - - 0 0 0 0 0 0 0 4
77 YUKI - 02/3 0 1 0 - - 0 0 0 0 0 0 0 5
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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