試合結果詳細

１勝２敗と負け越しているライバル文男Xvideosとの第４戦。アカシアはABFまでになんとかタイに持ち込みたいところである。

文男監督のYUKI選手からの予告先発の提案を断固拒否し試合開始まで隠しとおしたアカシアの先発は、合格発表から１週間が過ぎすっかり広大生気分の岡部Jr。これまでリリーフで見せてきた抜群の安定感により先発の座を射止めた。

文男トップはYUKI（アカシアのユニフォームを着ての出場。自らが監督オーナーを務める文男Xvideosへの帰属意識に大いなる疑問がのこる）。前回対戦で彼を封じ込めることで勝利をおさめたアカシアとしては調子づかせたくない相手であるが、バットを振り抜くと打球は左中間へ。パワプロで走力Sの健脚を見せ付けあっという間に三塁に到達。乗せてはいけない打者を乗せてしまう（ユニフォームが完成していないとは言え対戦チームのユニフォームを着て打席に立つ姿勢はいただけない）。
続くえだ豆選手は凡フライに倒れるも、SHOW、コサカモトの野球がうまい人たちのタイムリーで文男が難なく２点を先制。文男に先制を許すと勝てていないアカシアに暗雲が立ちこめる。

アカシア平石をトップに置き、岡部野球内木の強力クリーンナップで大量点を狙うが、変化球ストレートともに絶好調の鬼丸に対し初回は良いところなくおわってしまう。
二回のオモテ文男の攻撃。一死から連続安打を許し１、２塁で迎えるはYUKI。ここ一番の対決を三振でJrが制しツーアウトとする。
続くバッターは試合前大瀬良とか片岡とかに似ているとか言われてなんかニヤニヤしていたえだ豆選手。イチローっぽい打ち方で放った打球はカズと村田のちょうど間に落ちる。中継に走るTAICHIの弱肩を予感した平石が「俺がもらう！」とカットに入ろうとするもカズからの返球は測ったかのようにTAICHIのグラブに吸い込まれてしまう。TAICHI懸命のバックホームは方向性は完璧ながら、ホームまでまさかの３バウンド。予想以上の弱肩と向かい風で刺せるランナーを生還させてしまう。アカシアは２点を追加され、完全に文男に主導権を渡してしまった。

３回、４回は更に勢いづく鬼丸投手とエンジンのかかってきた岡部Jrの好投で落ち着いた展開。

５回表の文男の攻撃。先頭のSHOW選手（野球うまい人）が当たり前のように代わりばなの寺西からセンター前ヒットを放つ。続くは文男一の恐打者、戸田犬。長打を警戒するアカシアを裏切るかのようなネズミ花火ぎゅるぎゅる内野安打（ズル打球）を放ちチャンス拡大。好打者小坂元を打ち取るも鬼丸に犠牲フライを許し更に1点を追加されてしまう。

一矢報いたいアカシアはその裏、カズ、TAICHIのバスケ部コンビがクリーンヒットを放ち１、2塁で悩める三冠王平石を迎える。慢心なのかこれが実力なのか、不調のトンネルを抜け出せない平石はあえなくサードゴロに倒れる。
しかし、続く天才打者浅野が美しいフォームで鬼丸の直球をジャストミート。糸を引いたいような打球が右中間へ。自慢の素人陣の活躍でアカシアがついに１点を返す。
なおもチャンスで新人王岡部Jrに期待がかかるも、粘り虚しく三振に倒れてしまう。

６、７回の文男の攻撃は、TAICHIばりの球の走らなさを習得した寺西が向かい風も味方に付けぴしゃりと抑え、反撃への舞台を作る。

７回裏のアカシアの攻撃。荒れ球を武器とするYUKI投手の登板に待球作戦で臨むも、TAICHI、平石が打ち取られツーアウト。調子が良いかと思われたYUKI投手、ここで試合を終わらせるかと思われたがここから本領を発揮。
名手小坂元のエラーでJrに出塁をゆるしランナーを背負うと野球に死球、内木村田に連続四球を与え押し出し。アカシアは作戦が実り難なく1点を返す。続く寺西も四球で1点差。俄然元気の出てきたアカシアであったがここで鬼丸が再登板し追い上げムードに水を差す。
さらに次にグラウンドを使う人たちが来始めたためこの回が最終回と判明。なんか知らん人たちにも追い上げムードに水を差される。
カズが放った打球はアカシアの期待をこめ右中間に伸びるも途中から来た上手なセンターが捕球し万事休す。　アカシア文男第４ラウンドは、文男の圧勝で幕を閉じた。

野球部の村田平石内木寺西岡部Jrがノーヒットと不甲斐ない結果に終わるなど、西日本シリーズ、ABFという大イベントに向けアカシアにとっては課題の残る試合となった。

同じメンバーで臨む翌日の試合での快勝が望まれるところだ。


【4回4失点で負け投手となった岡部Jr投手の談話】
「やらかしてしまいました。全国のアカシアファンの方々に申し訳ないです。前日に黒田博樹選手の「クオリティピッチング」を再読したのですが、駄目でした。『１試合１試合、これが最後の試合だと思ってマウンドに上がる』その覚悟が必要なのでしょう」


【反撃の口火を切るタイムリーツーベースを放った浅野選手の談話】
「今日は監督から頂いた手袋をして、タイムリーが打てて良かったです！
明日も打つ！！！」


【2打席目でクリーンヒットを放ち、次の打席でも惜しいあたりを放ち最後の　打者となってしまったカズ山本選手の談話】
「今日の2打席目、鬼丸にカーブ投げんなよと言っておいたのでストレートに絞っていました。麻雀で言うところの単騎待ちといったところですかね。見事にツモりました。満貫です。
最後の打席は緊張しました。まるで役満をテンパっているかのようでした。赤鬼のおかげでストレートに絞っていましたがツモれませんでした。次ツモれるように今日は浅野くん家で麻雀したいと思います。」


【6回3分の2を投げ1失点　隙のない投球でアカシアを散発3安打に抑え込んだ　文男Xvideos鬼丸投手の談話】
「前回不甲斐ない投球をしたので今日はｱｶｼｱに絶望を与えてやるとの意気込みで投げた結果いい結果がでてよかっです。後ろを任してと送り出してくれた監督の言葉にも助けられましたが、まさか自分の首を絞めてくるとわ思いもしませんでした。謝罪してほしいです。それ以外のﾁｰﾑﾒｰﾄには本当に感謝してます。前回は泥水をすする思いでしたが今日は美酒に酔いしれます。」

【先制タイムリー２塁打など３安打を放ち見事前回のリベンジを果たした文男　Xvideos・SHOW選手の談話】
「正直、今日の試合は僕にとっても勝負の試合になるであろうという心持ちで望みました。
前回の試合では先輩ばかりのこのチームに1年生ながら助っ人として招集して頂いたのに、全く貢献できず苦渋を飲みました。
そして試合後には散々殴る蹴る掘るといった制裁を下され、リベンジのチャンスが欲しいと懇願し、その舞台が今日だったのです。
絶対に打つ。活躍する。その思いを胸に、緩くなった臀部を存分に引き締めて臨んだ結果、見事結果を出すことができ、チームの勝利、大投手鬼丸さんの勝利に貢献できました。
今後もまた活躍できるように真摯な態度で練習・試合に挑みたいと思います。
こうして楽しく野球の試合ができる環境を下さっているアカシアの皆さんにも感謝します。あと、イケメンになりたいです。
今日はありがとうございました。」

【アカシア村田監督の談話】
「この負けは正直言って痛い。勝敗を５分に戻してABFに臨むつもりが２つ負け越して大会に挑むことになってしまった。屈辱他ならない事態だ。
岡部の先発は３月に向けたテストの一面もあったため、これから岡部Jr.はリリーフ待機の野手中心でいく。それより深刻なのは打線。前回攻略したかに見えた鬼丸をとらえられず安打はカズ、TAICHI、浅野の素人勢の３本のみ。これが１イニングに集中したのは良かったのだが、何より悪いことはこの勢いを野球部勢が潰してしまいたたみかけられなかったことだ。打てなかった野球はもう野球部勢と見ていいだろう。３人以外全員野球部出身者にも関わらずこの内容で敗戦したことは正直点差以上に深刻な事態だと思う。明日は打順にテコ入れをはかり現状脱却を狙いたいと思う。
しかし何よりの敗因は風。アカシアの守備の時露骨に強風が吹き荒れたのは正直Xvideosが操作しているとしか思えなかった。本当に寒かった。明日はこの風を見方につけて長打を放つ選手が出ることを期待しているよ。」