試合結果詳細

草津球場で行われたこの試合、アカシアは初対戦プライムズさんを迎え撃ちます。

一回、先頭の近藤がいきなりライト前ヒット。続くイガモッチはピッチャーフライに倒れたものの、絶好調浅野がセンター前にしっかりと弾き返し、幸先良く先制。

先発のTAICHIは先頭バッターにフォアボールを与えたものの、後続を無難に抑え、無失点の立ち上がり。

二回、カズ山本がフォアボールで出塁すると、暴投で進塁。TAICHIがきっちり返し、追加点を挙げます。その後、イガモッチもレフトへ安打を放ち、さらに追加点。

TAICHIはこの回もいいピッチング。無難にまとめる安定感を見せる。

プライムズは5回、エラーで出塁した打者を3塁に置いたところで続くバッターのサードゴロの間に１点を失う。

そのあともTAICHIは無難に抑え、近藤にスイッチ。５－４－３のゲッツーを決めるなど勢いに乗る。

８回には野球がライトへランニング満塁HRを放ち、１１－１でアカシアが勝利を収めた。

TAICHIは試合後、ナインからピッチングをべた褒めされたが、これを恥ずかしがるという謙虚さを見せた。

【7回を投げ被安打0奪三振9の好投を見せ、連続イニング無失点を16に伸ばしたTAICHI選手の談話】

「今回の試合いいたいことはあるがそれよりも前回のコメントについてのことについて話があります。

前回のコメントについてです。皆様から大変痛烈な批判をあびとんでもないことをしてしまったと感じました。猛省しております。申し訳ありませんでした。とち狂っていたのかなとおもっております。誰かに操られているようでした。今後もう二度とこんなことのないように努めたいと思います。この一言を伝えたく今日は必死に投げました。以上を私の反省の弁とさせて頂きます。（原文ママ）」


【通算２本目となる満塁弾を放った満塁男、チャンスと緒方孝市が大好きな野球選手の談話】

「昨日の夜、YouTubeで古田敦也さんのバッティング講座を見ました。
そのあともプロのバッティング動画を計5時間くらいですかね?見ました。
家には姿見もバットもなかったので、窓に薄く写る自分の姿を見ながら、バットの代わりに卒業証書の筒を持って素振りもしました。何回も筒のキャップがぶっ飛びましたが、その度につけ直して振り続けました。
今日のホームランはその努力の賜物だと思います。アカシアのメンバー(特に打ててない人)にもこのくらいの努力はしてもらいたいものですね。」


【タイムリーエラーを記録するも猛打賞で打率を三割に乗せた平石選手の談話】

「エラーに関しては、失点のきっかけを作ってしまい反省しております。足がよく動いていただけに、送球がシュートしてしまったのが悔やまれます。ピッチャーをやる時にツーシームを主体としているせいでしょうか。同じくツーシーム投手である、MLBで活躍中の黒田投手やダルビッシュ投手にも、サードやショートをやる時には送球がシュートしないように、と機会があれば忠告したいですね。
打撃に関しては、全国のアカシアファンに心配をおかけしていましたがもう大丈夫です。最終打席のレフトへのヒット。あのコースをフェアゾーンに打てるのはおそらく僕と落合博満氏と、今岡誠氏くらいではないでしょうか。去年の僕が戻ってきたと思っていただいて大丈夫です。
これからも見るものを驚かせ、楽しませる打撃を心がけていきたいです。チームの勝ち負けは二の次、自分の打撃を最優先して行きたいと考えています。
ありがとうございました。」


【監督の談話】

「投打が噛み合いABFへ向けていい調整となった。何といっても先発のTAICHI。7回をノーヒットと素晴らしい投球を見せてくれた。エースの貫録を見たね。ノーヒットで交代した時にみんなは日本シリーズの際の中日山井を想像したと思うが、私はというと日本シリーズでのダイエー永井を想像したよ。あの失点がなければ球団初のノーヒットノーランに挑戦させてあげたかったのだが惜しかったね。
YUKIがスタートダッシュで息切れ気味の今、GAKUの復調が大きい。岡部も高打率をキープし浅野はクリーンナップを任せられる打者として完全に一本立ちした。誰かが不調の時に他の誰かが調子を上げチーム内で補い合えているという、チームの状態の良さが表れているんじゃないかな。野球はチーム唯一にして自身2本目のグランドスラム。日本では駒田以来の満塁男と言っていい。戦力の整うABF・西日シリではスタメンでない試合の時も満塁で代打野球といった起用も考えられる。考えただけでゾクゾクしてくるよ。たまんねぇや。
そんな中、ノーヒットの選手がいる。そう、私だ。自分の打撃を見直して練習に励みたい。気持ちを切り替えて明後日また連勝を伸ばしたい。」