試合結果詳細

一覧へ

練習試合

2014/3/6(木) 15:00〜

チームロゴKANURAパラディン

勝ち

1-3

竜王公園野球場

チームロゴアカシアオールスターズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ KANU… 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
チームロゴ アカシア… 0 2 1 0 0 0 0 0 3

TAICHI

S

-

HR

-

コメント

3月6日、待ちに待ったシリーズがついに開幕した。“西日本シリーズ”このシリーズは、共に西日本に活動拠点を置くアカシアオールスターズと関裏パラディンとの、(自称)西日本頂上決定戦である。この日は第3戦目。前回はパラディンのホームタウンである大阪で開催され、アカシアの1勝1分けだった。パラディンとしては、今回の2戦のうち1つでも落としたら負け越しとなるため、是非とも勝たなければならない試合である。

試合前には開会式が行われ、オールスターみたいな選手入場をした後、YUKI選手の国歌斉唱が始まった。最初は戸惑いながら歌っていたYUKIだったが、だんだん気持ちよくなったのか、中盤から笑みを浮かべながら歌う姿に、チームメイトから気持ち悪いと言われる始末。締まりのない開会式を終え、試合が始まる。

アカシアの先発は、この試合の前まで防御率0.39と驚異的な成績を残しているTAICHI投手。この日のピッチングにも期待がかかる。
1回表パラディンの攻撃。先頭の好打者モンフジはキャッチャーゴロ。続く2番ゆうたの打球は高く上がり、ライトを守っていた重原の頭上へ。これを重原が(彼の実力なのか太陽が眩しかったのか知らんけど)落球。記録はツーベースとなり、初回から1アウト2塁のピンチを迎える。その後2アウト3塁として、打席には4番いのうえ。打球はサードへの平凡なゴロ。かと思われたが、名手いがもち弟の珍しいエラーで初回に先制されてしまう。

パラディンの先発は辻野投手。
1回裏のアカシアの攻撃。絶対的実力を持ついがもち兄弟を1,2番に、もはや野球部並の能力を持つまでに成長したYUKIを3番に置く、強力上位打線を敷いたが簡単に三者凡退となってしまう。

2回裏のアカシアの攻撃。
2アウトから絶好調キャプテン村田が四球を選ぶと、内木のサードゴロエラーとワイルドピッチで2アウト2,3塁として、バッターはカズ山本。最近徐々に当たりが出てきたカズの打球は、右中間に落ちる2点タイムリーヒット。2対1と逆転に成功する。
アカシアは3回にもいがもち兄の好走塁で1点を追加。試合を有利に進める。
TAICHIは2回以降、持ち前のカーブ、スライダーを駆使した緩急をつけたピッチングでパラディン打線を手玉にとる。
圧巻だったのは4回。四球と2本のヒットでノーアウト満塁とされたが、そこから内野フライ2つで2アウトとすると、最後はTAICHI曰く安パイのレオ倉から三振を奪い無失点で切り抜けた。

アカシアは4回以降、短所である淡白なバッティングが目立ち始め、中々点をとることができない。
しかし、打てないからこそと言わんばかりに絶好調男が守備で躍動する。
5回のパラディンの攻撃。1アウトから、ゆうたのこの日2本目のヒットとワイルドピッチで1アウト2塁の場面、まずは3番H.OTSUが放ったセンターライナーを難なくキャッチ、2アウトとする。続く4番いのうえがセンター前にきれいなヒットを放ち、1点差に詰め寄られたかに思えた次の瞬間、村田が魅せた。守備位置から一目散にボールに突っ込むとこれを万全な態勢で捕球、そしてそのまま素早くバックホームしたボールは、ワンバンしてキャッチャー内木への完璧な送球となり、2塁ランナーは悠々アウト。この華麗な守備は、アカシアで1番プロに近い存在であるいがもち兄をして「プロかよ」と言わしめるほど。パラディンに流れを渡さないビッグプレーとなった。

そのあと平石が猛打賞と一人気をはくものの、他のナインがパッとせず好投するTAICHIに援護をすることができない。
しかし、今シーズンのTAICHIは一味違う。持ち前の緩急に加え、投球の間をうまくとったり、絶妙なタイミングで牽制をしたりするなど、○○○とは思えない野球脳で相手に的を絞らせない素晴らしいピッチング。
9回にもマウンドに上がると、レオ倉にヒットを打たれたものの、危なげない投球でゲームセット。
アカシアが3対1で勝利し、通算成績を2勝1分けとした。
勝ち投手は、9回を1失点(自責点0)4奪三振の熱投で完投したTAICHI投手。今シーズン単独トップの4勝目を挙げた。

今日の試合は、打線の繋がりが見られなかったがその分守備面で非常に安定していた。今日のような集中した守備に加えて打線が打つようになると、アカシアは本当に強くなると感じた試合だった。明日はいよいよABF。強いアカシアを出せれば、優勝することは間違いないだろう。



【緩急自在の投球で完投勝利をあげたエース TAICHI選手の談話】
「今日は正直真っ直ぐが思うように決まらず苦しいマウンドでした。バックには本当に助けられました。特にキャプテンの補殺。このプレーがなければ正直何千点とられていたかわかりません。どう少なく見積もっても三百点は入っていたでしょう。本当に感謝しています。今日はチーム全員でもぎとったナイスゲームでした。最後に、明日からもタフな試合が続くとは思いますが、みんな今日の僕のような素晴らしいピッチングをしましょう。そしたら勝てますから。」

【逆転の2点タイムリーを放ち今日もタクシーで途中帰宅した必殺仕事人、カズ山本選手の談話】
「今日はほんと打ててよかったの一言です。4日と同じくらいタクシーの料金かかりましたが、価値のある2000円だったと思います。あと二日残りの試合も頑張りましょう!」

【本日猛打賞、長い不調のトンネルを抜け出しつつある昨年の三冠王平石選手の談話】
「勝ちたかった。その想いだけでした。大好きな仲間たちと良い試合をして勝ちたいという気持ちは、プロ野球選手さえ悩ませるスランプという魔物にも打ち勝つのでしょうか。『猛打賞じゃなくて2安打じゃないのか』と仲間に言われたように、ラッキーなヒットもありましたが、これも邪念を捨ててバットを振り抜いた結果でしょう。明日はお祭り気分の右翼団体と瀕死のパラディンを叩きのめしましょう! 明日も勝つ!!」

【監督の談話】
「皆様の応援のおかげで西日本シリーズ第三戦に無事勝利することができました!
今日はなんと言っても先発のTAICHI。この大一番を任せられるのはエースである彼しかいないと考え前から先発を決めていたのだが、期待をはるかに上回るピッチングを見せてくれて監督としては脱帽でした。緩急自在でパラディン打線を寄せ付けず、ピンチは作るものの要所を締める圧巻の投球だった。打線の援護がなかなか出ない中粘り強く明るく投げる彼の姿には1年半の成長を感じたし、完全に彼のスタイルを確立したね。TAICHIのピッチングはTAICHIにしかできない。そのピッチングがどんなものなのかは、彼の今シーズンの防御率を見てもらったら一目瞭然だろう。
試合の流れとしてはアカシアの攻めが淡白でありパラディンにはチャンスを作られいつ逆転されてもおかしくない流れだった。それでも勝てた要因はディフェンス。好投の裏には内外野の安定した好守備が後押ししていた。僕のビッグプレーは今まで試合でできたことのないような出来過ぎなくらいのものだったが、その理由は強い気持ちで準備をすることができていたからだ。TAICHIを助けたい、そのためにはどんな打球が来ても全力で追い、全力で投げてランナーを刺す。この気持ちを持って守備につけていたからこそ出たプレーじゃないかな。それ以外にもチームの雰囲気が良く、全力疾走や気持ちの入ったプレーが随所に見られて気持ちの良い試合だった。
さぁ明日は待ちに待ったABF。アカシアに優勝タイトルをもたらすべく、選手全員に期待している。みんなで笑って終える一日にしたいね。みんなと楽しく野球ができること、心から楽しみです。」

# 選手名
66 岡部泰
63 岡部Jr.
77 YUKI
3 平石
13 重原
23 村田
27 内木
9 カズ山本
48 藤本
10 浅野
36 松林
00 大倉
194 神岡
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
66 岡部泰 先発 1 4 3 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
63 岡部Jr. 先発 2 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0
77 YUKI 先発 3 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
3 平石 先発 4 4 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
13 重原 先発 5 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
23 村田 先発 6 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
27 内木 先発 7 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
9 カズ山本 先発 8 - 2 2 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
48 藤本 先発 9 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
10 浅野 代打 10 - 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
36 松林 守備 11 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
00 大倉 - 19 4 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0
194 神岡 - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
18 TAICHI
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
18 TAICHI 90/3 0 1 0 - 6 0 4 4 0 0 2 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

このページを共有する