試合結果詳細

卒業組が集結した最後の対外試合。前回近藤の好投も虚しく惜敗したダンディーズとのリベンジマッチに挑む。

先攻はアカシア。状態お化け村田が当然のように四球を見極め出塁。このムラタが当然のように盗塁を決めるも、絶不調浅野が当然のように三振。いがもちが当然のようにショートフライ。四番平石も当然のように空振り三振。当然のようにアカシアの攻撃が無得点に終わる。
前回完封された苦い記憶がアカシアナインにフラッシュバック！！！！！！！

先発ピッチャーはこれまでの功績とアカシア愛からついにアカシアのユニフォームに袖を通すことを許された鬼丸りょうちん。貸し出されたのはGARAISHIのユニフォーム、そしてスタメンマスクは平石。ここに夢のGARAISHI－HIRAISHIバッテリーが実現したのである。
前日の文男での登板を回避しこの日に臨んだ鬼丸であったが、調子は今ひとつ。強打のダンディーズ相手の投球に不安が残るも、そこは百戦錬磨の左腕。味方のエラーに苦しみながらも打たせて取る投球で初回を難なく乗り切った。

二回のアカシアの攻撃。前回封じ込まれた相手に対し、アカシア打線が前代未聞の爆発を見せるよ！
※打者一巡の攻撃を臨場感いっぱいでお伝えするためにこの回の攻撃を箇条書きですべて紹介します。

・YUKI　ライトにクリーンヒット
・鬼丸　ライトエンタイトルツーベース
・大倉　レフトへのテキサスヒット
・岡健　自己判断の送りバント
・野球　死球
・村田　レフト前クリーンヒット
・浅野ライト前
・いがもち　四球
・平石　センター前クリーンヒット
・YUKI　ライト前クリーンヒット
・鬼丸　レフトスリーベース
・大倉　ショートゴロ
・岡健　ショートゴロ　　　　　　　　　　　　　　チェンジ

ご覧いただけただろうか。
一イニング８安打の球団記録。お祭り集団アカシアの面目躍如といったとこであろうか。ダンディーズの一塁手の方も「フリーバッティングですか」とおっしゃるほどの打線爆発。
前回のお返しとばかりに打線が気を吐いたのである。


その裏ダンディーズが強豪の意地を見せる。満塁からライト大倉の好捕でランナーが自重しツーアウトになるも、連続安打で２点をかえす。
前回とは一転、打撃戦の様相を呈してきた。

三回もアカシアは攻撃の手を緩めない。
飛距離オナニー怪人、野球犬が復活のスリーベースを放つと、状態怪人村田がライトへ鮮やかなタイムリーヒットをライナーで運ぶ。更に犠飛やタイムリー、ラッキーな内野安打なども重なりこの回も５得点。（YUKIはこの回もツーベースを打ちました。すごい打者だよまったく）

調子悪いながらも鬼丸はその裏のダンディーズ打線を三者凡退。すごい投手だよ全く。アカシアじゃないけど。

４回
村田が恒例のクリーンヒットで出塁するといがもちの美しい打撃と完全復活平石の全盛期を思わせるヒット、もう手の付けられないYUKI、アカシア大ファンの助っ人ワカタカくんも初球をクリーンヒット。流れるような攻撃で更に２点を追加。
アカシアが試合を決めた、、、かに見えたが、このあとに起こる悲劇をだれがこの時点で予測しただろうか。

ダンディーズに１点を追加されるものの、試合をつくる鬼丸。相手投手も立ち直り、６回もアカシアは無得点。

ここで鬼丸が突如肩の痛みを訴え始める。投手不足のメンツであった今日のアカシア。２番手は誰になるのか－

当然候補に上がるのはいがもち。しかし名手いがもちが内野から抜けるのは痛い。そこで前日先発をした平石が颯爽と名乗りをあげる。
「いけます！」
何を根拠にこの言葉が出てきたのか。「肩が軽い」「昨日のリベンジ」などと意味不明な言葉を残し、平石はマウンドに登った。
※この回の平石のうんこみたいなピッチングを臨場感たっぷりに伝えるために箇条書きでお送りします。

・四球
・四球
・左安
・三振
・四球（暴投）
・遊飛（暴投）
・右安
・四球
・中安
・四球
・右安
・三失
・三振

一人相撲もいいところ。球団記録にせまる１イニング８失点。志願の登板でこれである。
もう一度言おう、なぜ、何を根拠に彼は「行けます！」と言ったのであろうか。

１２点差を４点差にまで縮める平石劇場によって、一時はコールドゲームの打診もされた試合が一転、一気にわからなくなった。

７回アカシアは三者凡退。流れを持って行かれたアカシアは、いがもちのリリーフにすべてを託す。

今日のいがもちは普段にましてコントロールバッキバキ。しかし、コースに決めまくるもアンラッキーなヒットなどで一点を失い、なおもピンチ。
１アウトからダンディーズ１番羽釜さんのはなった打球はレフトへ。犠牲フライで失点かと思われたその瞬間！！
レフトを守るワカタカ軍団が矢のような、鷹のようなバックホームで本塁補殺。
ゲームセット！！

学生時代最後の体外試合。お祭り打線爆発、平石炎上、助っ人の活躍などアカシアらしさ満点の楽しい試合となった。
ダンディーズさん、ありがとうございました！！
明日は卒業記念アカシア大会です！！！！！！！！！




【アカシア初出場初打席初球安打に加えレーザービームで試合を締めくくった新戦力若鷹選手の談話】
「まずはファンだったアカシアの試合に出場できてすごい嬉しかったです。初の試合でヒットを打つことができ、自分のプレーで試合を締めくくれたのがすごい気持ちよかったです。今後もアカシアに貢献できるようにがんばります！」

【監督の談話】
「前回３－０で敗れたダンディーズさんにリベンジをと思っていたのだが、まさかこんな大味な試合になってしまうとは全く予想外だった。2回の大量得点は驚いたね。球団記録の1イニング8安打でもぎとった9得点は最近のアカシアの低調ぶりを覆す物凄い攻撃だったよ。選手たちは今日くらい打てるんだということを自信にしてほしい。
しかし、大切なことを忘れちゃあいけない。一時は13点差あった試合が3点差になってしまったのは信じられないしいただけないね。誰とは言わないがO投手とH投手の炎上を見て今後の投手陣の整備が急務ということに焦りを感じている。西・カズには新たな投手陣の一角を担うという自覚を持ってもらいたい。
さぁ何より明日はアカシア大会。この試合で投手や守備・打順の新たな可能性を見出すことを期待している。と言いたいところだが、それ以前にみんなが働く前の最後の集まりなので楽しい思い出となり心残りなく社会に羽ばたけるよう楽しい1日を送ってもらいたいのが1番です。」