試合結果詳細

2022冬、W杯決勝トーナメント進出やSLAM DUNK映画上映などスポーツ界が盛り上がる中、アカシア野球が1年半の沈黙を経て初開催となる廿日市宮園野球場にて復活。

先発のTAICHIが足掛け11年で達成した200投球回を祝福するかのようにイチローの鮮やかなセンター前タイムリーで逆転に成功。TAICHIは5回2失点と投打でアカシア名球会入りするレジェンドとして貫禄の投球を見せる。

リリーフは神田。２週間前に行われたスタメン発表を受けて投手としての調整を試みた際に痛めた腰の影響か、制球が定まらず4者連続四死球を与えるなど相手に突き放されてしまう。

打線は平石の火を吹くようなタイムリーで沸かせるもチャンスであと一本が出ず、2018年2月以来の勝利はならず。つまり、サッカー日本代表よりここ4年での勝利が少ない現状である。

かつて日本を代表していた草野球チームとして、子どもたちに優しさとユーモアに加え勝利をプレゼントできる日は北中米（カナダ・アメリカ・メキシコ）W杯までに訪れるのだろうか。いや、訪れる！



【11年目のシーズンで通算200投球回を達成したTAICHI投手の談話】
「一言だけ言わせてください。まじみんなブラボー！！！！！」

【劣勢の中、2安打1打点と1人気を吐いた4番平石選手の談話】
「久々の試合ということで、打席を全部振り返ってみます。
10月に会社のチームで野球をした時から打撃の状態は良かったので自信はありました。強いバットも仕入れたのでホームランを狙ってたのですが
1打席目は相手ピッチャーがまだ抜いてたので高めのボールを上から叩いてしまってライナーになってしまいました。
2打席目は1打席目を踏まえて少しバックピンをかけようと思いましたが、ピッチャーの球速が上がっていたのでボールの下を叩いてしまいフライをあげてしまいました。
3打席目は好投している太千先輩が「ヒットでいい」と言っていたので軽ーくセンター返しのつもりで構えていましたが最後はその分変化球にタイミングがずれて引っ掛けてしまいました。ホームランを狙っていたら空振りかファールで済んでいたかもしれないと思いました。
4打席目は、デッドボールで気合の出塁をした西野をなんとしても返したいと思い無心で振りました。少しバットの根元でしたがスイートスポットの広さと少し甘いコースに助けられ、ヒットを打てました。いい捉え方をすれば左中間を割れていたと思うので、ピッチャーの球威に少し押されたなという感じです。
最終打席はまた長打を狙ってしまいました。フォアボールにしたくなかったので、3ボールからの内角高めの球を振りに行きましたが空振りとなり、これで体を起こされてしまいました。さいごは外目にくるなーと予測するところまでは良かったのですがあまりにコースが良く、カットしきれずファールチップをそのままキャッチャーに取られてしまい、三振となりました。自分の欲深さとバッテリーの上手さにやられて大変悔しかったです。
もう一球内角に来ていたら叩けた自信はあるのですが、振り出すまで迷いながら振ってしまいました。ワールドカップクロアチア戦のPKで日本の選手は思い切れず置きにいって、勢いのないシュートをとめられてしまった感じでしたが、感覚的には似ています。迷いが生じた結果、カットを狙うようなスイングをしてしまいました。長く野球をやっていますが、思わぬところでサッカーとの共通点を感じました。
次は全打席ヒットを打ちたいしフェンスが低ければオーバーフェンスを狙いたいなと思っています。
またやりましょう！！」

【初出場で声を張り上げながらショートを守り抜き、見事な火消しリリーフを見せた新助っ人甘野さんの談話】
「4タコ(ノーヒット)でのコメント、恐縮です。
バッティングを平石君に、変化球など打者を翻弄する技術をふじもん(藤原君)にと、皆さんの持ち味を勉強させて頂き、またご一緒出来ればと思います。
あ、西野君のヘスラもかな。。笑
ふじもん、200イニング登板、おめでとう！！(ガチですごい！)」