試合結果詳細

第1試合で足の負傷により一回表ノーアウトで交代したTAICHI。ゆっくりコンビニで買い物し、温かいパスタを堪能。その後ベンチで寝転がって動画を見るなどリハビリに努め、満を持して第2試合の先発マウンドへ。

この試合で目立ったのは年齢差。20代前半がズラリのツインズはスイングの速さ、1塁へ駆け抜けるダッシュの軽快さがアカシアと比べるとダンチ（段違い）であった。緩急にもしっかり踏み込んでタメを作ったバッティングで対応するなど、通算200イニング以上の名球会投手の投球術vs若さ溢れる打撃は若人に軍配が上がる。

アカシアの見せ場は4回。職場の先輩である大倉が草野球の面白さに目覚める後輩たちに見せつけたのは足かけ11年で達成した名球会入りとなる通算50安打目。（アカシア、パラディン、石フェニ通算）野村謙二郎の2000本安打をレフト・ラミレスがアシストしたシーンが蘇るような優しいレフト前で記録達成。1塁ベンチから「まだだったん！？」の声とともに惜しみない拍手が送られる。

その後は投手陣が踏ん張る。守備専藤田の好投、北島くん・廣實の登板により盛り上がる運輸局対決、吉田えりを師と仰ぐナックルボーラー平石の無失点など守備から打線に流れを持ってくるのだが、いかんせんミスショットが多く点差が縮まらずそのまま敗戦。

本日は2連敗だったが結果的には2014年（第1回ABF開催年）以来となるシーズン対外試合勝ち越しを達成。シーズン5試合以上を行ったのも2017年（14試合）以来であり、コロナウイルスが去るとともにアカシア野球の再興が感じられる。

【2014年以来9年ぶりとなる出場。ライトでは懸命に打球を追い、打っては盟友真田をホームに返すタイムリーヒットを放つなど活躍した吉岡選手の談話】
「守備に関しては下手くそなのでせめて全力でプレーしようと心がけていました💪ただ二試合目は少しバテていてカバーが疎かになったシーンもあったのでそこは反省材料ですね😓
打撃に関しては先日別チームの試合に出た時からっきしだったので、そこから素振りやボンズのバッティング動画を見たりしてフォームを修正したのが良かったのかなと思います。タイムリーのシーンは取りあえず前に飛ばせば何かあるかも知れないと思ってバットに当てる事を意識した結果、たまたま落ちてくれたので良かったです😃」

【アカシアの一員として初出場。1番打者として安打を放ち、リリーフ、複数ポジションを守るなどセンスの高さを見せつけたポリバレントプレイヤー北島くんの談話】
「まずは、外様の私を温かく迎え入れてくれたチームのみんなに感謝を伝えたいです。
ツインズJr.に打力で圧倒される展開ではありましたが、前向きなチームの雰囲気と息子の応援に後押しされえ自分のプレーができました。
またお声がけいただけいただけた時には助っ人として参戦したいです。」

【リーチのかかったダブルヘッダーで2安打。持ち味の左方向への打球で通算50安打を達成し、遂にアカシア名球会入りを果たした大倉選手の談話】
「入団から11年と108日。ついに通算50安打に到達いたしました。とてもうれしいです。そのうち、3本はパラディン、フェニックスで放ったヒットになりますのでアカパラフェニ通算の記録にはなりますが、そこは大目に見ていただければと思います。とてもうれしいです。
打者としては5人目（※TAICHI選手は投手で入会のため）、球界においてもオカケン選手以来6年ぶりの名球会入りとなりまして、みなさんのなかには今後もう出てこないのではという考えもあったかと思いますので、いい意味で期待を裏切ることができ、とてもうれしいです。
達成までの数年間、グラウンドの外では「まだ打ってないんかい」、「下手の横好き」、「野球障害（BD）」などと心無い言葉を浴びせられることもあったりなかったりしました。
それに対して「何くそ」と思えば良かったものを、実際2017年ごろまでは「俺は運営の大倉だ」とプレー以外の面に楽しみと自分の価値を見出そうと、成績と記録から逃げていたのも事実です。ここまで達成が遅れたのも、単にそうした自分自身の甘さ故のものと認識しております。
本当にここ数年、滅多に試合が開催されなくなってから、限られた試合での1打席を大切に楽しむようになり、自然とヒットも増えた気がします。本当の野球の面白さをいまになってやっと見出しつつあるのかもしれません。
さて、周りのことに話を移すと、生活、環境、立場・地位、思想等の違いはだんだんと大きくなってきているかもしれません。仕方のないことです。
しかし、白球のもとには皆平等と言いますか、こうして久しぶりに集まれば、あの時と何も変わらず、楽しく野球ができることはとてもうれしいことだと思います。
ここでしか会えない人がいるのも事実ですから、アカシア野球は細くなってでもいいので、長く続けていきたい、そのお世話をしていきたいと思っています。
今後の目標としては、2018年1月の呪われた第18回大会以降開催できていないアカシア大会の復活。ABF、西日本シリーズ、プレミア2に代わる何かしらのイベントものの開催。そして、誰よりも早く100安打目を打てるよう、名球会の先輩（平石、YUKI、村田、オカケン、TAICHI ※50安打達成順）に追いつけ追い越せでやっていきたいです。
今日はありがとうございました。」