試合結果詳細

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練習試合

2014/11/24(月) 12:30〜

チームロゴアカシアオールスターズ

負け

1-9

平石メモリアルスタジアム

チームロゴレッドスターズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴアカシアオール… 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
チームロゴ レッドスターズ 4 0 0 0 0 1 4 0 9

寺西

HR

-

コメント

アカシアオールスターズVSredstars

私は幼稚園のバスの運転手。ここ東広島で勤務し始めてはや5年がたつ。今日は祝日にも関わらず出勤だ。毎年11月23日は、八本松吉川地区の合同運動会が開かれており、幼稚園から平石総合公園への送迎を任されている。
おっと、子供たちがやってきた。。。
「おはよう!みんな!」
今日もつくり笑いで子供たちに挨拶をする。
子供たちが続々とバスに入る。

BoooooooBooooooBoooooo

バスの重量オーバーのブザーが悲鳴をあげる。
(あー、でぶ倉が乗ってきたな・・・)
ふと乗車口を見る。姿は見えない。
立ち上がって座席を見渡してみる、やはりでぶ倉の姿は見えない、おかしい。
「あれ、大倉君いない?」
「大倉君は今日はお母さんに送ってきてもらうそうです。」
「う、うわあああああ」
いつもバスの後部座席に陣取るカズ山本君の顔がこわばり、プルプル震えている。
「どうした?!」
私はその時初めて車内が小刻みに揺れている事に気付いた。

Boooooooohoooooohanhan

ブザーが鳴り響く車内。湿り気を帯びてくる車内。
バスを出て、周囲を点検してみる、背後に黒い人影が…..!!

野球君だ。
「僕はバスと子供を作るんだ。」
野球が恍惚の表情を浮かべている。



先制はredstars。先発の寺西君(この子はたしかお遊戯会の「桃太郎」で赤鬼の役を任されていたな。)が、テンポよく1、2、3番に四死球3つを与え4番にセンター前2点タイムリーを献上。その後ワイルドピッチと犠牲フライで初回に4失点。
・・・・・いや、ここでも桃太郎にやられる赤鬼みたいなことしてんじゃねよ。役作り完璧か!!
三回表、アカシアの攻撃では野球君がエラー出塁の後、二塁まで進塁、1アウト二塁で打席を迎えた大倉君のレフトフライの間に何故か怠慢走塁で三塁へ向かい飛び出しダブルプレー。これには私の目玉も飛び出したよ。
「2アウトだとおもっとったし(前髪をかき分けながら)」との言い訳にも、自慢の高偏差値故に「それなら全力疾走してないのはおかしい」との指摘が殺到し、ベンチの空気は悪くなっていきました。
1回で肩痛により、降板した寺西君に代わって緊急登板した岡部Jr.君はトルネード投法なのにコントロールが良く凡打の山を築く。
4回表、村田がアカシア史上初となるシーズン二桁盗塁を決めるも、後続が続かない。
試合は5回に再び動きました。先頭のYUKI君?ちゃん?が内野安打で出塁すると、続く西君も内野安打で繋ぎ一・二塁、野球君が三振の間にYUKI君?ちゃん?が三盗を決めると、オカケン君がまたも内野安打を放ちアカシアが1点を返す。一気に攻勢を強めたいところだったが、アカシア幼稚園のリーダー格の大倉君、村田君がピッチャーフライ、キャッチャーフライを打ち上げ1点止まりでこの回の攻撃を終える。
その裏、好投を続けていた岡部JR君が突如壊れる。Redstarsのピッチャーへの憧れか、同じチームでもあることからの近親憎悪からか、はたまたなかなか追いつないチームを鼓舞しようとしたのか、
投球後に「うぇ~↑い↓」と気の抜けた声を出し張りつめた試合の空気をぶち壊す。
この岡部JR君の奇策にredstarsは完全に集中力を切らし、三振、ショートゴロと調子が出ない、2アウトを取って迎えた二番打者には機関銃のようなピッチャーへの打球を打たれるも、草野球界NO1とも称される反射神経で難なくキャッチしこの回も三者凡退に抑える。
しかし、実力の差はやはり大きかった。
6回からredstarsのイケメンキャッチャータキ君がマウンドに上がると、アカシアの子供たちは、速球に全く対応できず三振を繰り返し、そこからなんと9回の試合終了までノーヒットという醜態をさらす。
それまで頑張って守っていた内野陣も乱れ始め6回7回と失点し、結局9-1で負けてしまいました。この日のために、太平洋から緊急上陸した仁多一徳君は、4番に据えられるも3三振、打線全体を通しても内野安打3本のみと全く迫力のない試合でした。私は子供たちをどうやって慰めようとあれこれ思案していました。
しかし、試合後のベンチでは、主将の村田君や副主将のYUKI等からなぜか「勝った」みたいな風潮が出ていてそれは全くの杞憂に終わったのです。

ふと後ろを振り返ると、野球が恍惚の表情を浮かべていました、、、、、




【1回4失点でKOされ今季の登板を終えた寺西選手の談話】
「なにもありません。ただ監督をはじめ、チーム全員に申し訳ないことをしてしまいました。
来年は、サードへコンバートを希望します。」


【チームで唯一となるタイムリーヒットを放ったオカケン選手の談話】
「盗塁数チーム2位、疾風伝説、YUKI選手が3塁にいたので、スクイズを相手にちらつかせることができ、カウントを有利にできたことが大きかったですね。
あと、内野ゴロ、三振だけはしないように強い打球を打つことを心がけました。結果が出てよかったです。」


【自チームと対峙し1安打、敗北二終わった西選手の談話】
「自分のチームということで、楽しみにしていたところが大きかったですが、上手くバットの先にあたり、良い回転をかけることができました。
なんとか、1本ヒットがでたので、形はどうであれよかったです。
これからもがんばります」


【監督の談話】
「完敗だ。試合に関しては何も言うことはないよ。私を筆頭に打線がひどい状態だ。なんとか次の今季最終戦で一糸報いたいところだが…
投手陣?緊急登板で6イニングも引っ張りすぎてしまい、岡部Jr.には申し訳ないことをした。監督として責任を感じている。どうしても近藤につなぐ1イニングが埋められなかった。先発の寺西投手には規定に乗ってほしいという親心もあり長いイニングを投げてほしかったのだが…遅刻の改善とともに発症したピッチングの改悪。コンディションを整えてマウンドに上がる直前に痛いかゆいと言って保険をかけず強い気持ちで臨んでほしいね。
それにしても今日はプレー以前の問題があった。覇気のある雄叫びとともに気持ちのよい投球を投げ込む姿に加え、審判を快く引き受けてくださりグランドも率先して整備するレッドスターズさんたちは本当にいい野球人だった。かたやアカシアオールスターズ。我々に品位はあっただろうか?なぜ試合前に私が選手達に「品位ある学徒たれ」と唱和させているか。何人かはアカシアオールスターズが遊びだと勘違いしている輩がいるようだがそれは違う。これは遊びではない。仕事でもない。野球なんだ。大学生主体の若いチーム(U-21)にも見習わなければいけない部分があるね。」

# 選手名
23 村田
99 近藤
63 岡部Jr.
31 仁多
77 YUKI
249 西
48 藤本
9 カズ山本
0 オカケン
00 大倉
40 寺西
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
23 村田 先発 1 4 4 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
99 近藤 先発 2 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
63 岡部Jr. 先発 3 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0
31 仁多 先発 4 - 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0
77 YUKI 先発 5 4 4 1 0 0 1 1 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
249 西 先発 6 4 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
48 藤本 先発 7 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
9 カズ山本 代打 7 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
0 オカケン 先発 8 2 2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
00 大倉 先発 9 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
40 寺西 先発 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
40 寺西
63 岡部Jr.
99 近藤
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
40 寺西 10/3 0 4 4 - - 1 0 0 3 0 0 1 1
63 岡部Jr. - 60/3 0 5 3 - - 6 0 3 0 0 0 1 2
99 近藤 - 10/3 0 0 0 - - 0 0 2 1 0 0 0 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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