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公式戦

2015/1/4(日) 11:00〜

アカシア大会

チームロゴアカシアオールスターズ

その他

6-2

御建球場

チームロゴアカシア大会
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴアカシアオール… 4 2 0 0 6
チームロゴ アカシア大会 0 2 0 0 2

HR

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ハリエンジュ|4200|6
ニセアカシア|0200|2

2015年。被爆70年となる広島の街は、小雪の舞う中で元旦を迎えた。われら(BD)にとっての元旦、それは冬のアカシア野球大会。今回は節目となる12回目の大会であったが、カズ山本選手がインフルエンザを発症。鳴川、松林両選手は原因不明の発熱で当日欠席を表明。さらに、元気と暇が取り柄のはずの藤木(野球選手)までもが野球よりアルバイトを優先し、アカシアは幸先悪い一年のスタートを切った。それでも集まってくださった総勢21名のアカシア選手団(もちろん15時起きの村本選手は除いてあります)と5名のマネージャーの皆様のおかげで3度目の冬も三つ巴での開催となった。節目のこの大会の開幕ゲームは、ニセアカシア対ハリエンジュ。「死にたいくらいに憧れた花の都大TOKIO人」平石キャプテン率いるニセアカシアは、今大会の目玉選手・藤好に加え岡部兄、内木などの恵体ばかりをドラフトで乱獲。一方の常勝ヤンキース・ハリエンジュはドラフト失敗もささやかれたが、「ミスター・ハリエンジュ」TAICHIの思惑通り?に近藤、片岡、川本健といったハ軍お馴染み選手を揃えた。某大法学部2014年卒業両キャプテンの維持とプライドをかけた戦い、2015年アカシアベースボールのプレイボールである。

 記念すべき2015年アカシアの開幕マウンドにあがったのは、アカシアヘッドコーチ・ニセアカシアの大倉。昨季最終戦からおよそ8キロの減量に成功し(当時の巨体っぷりはFBアカシアオールスターズページ・対外試合VS文男Xvideosを参照ください)、チームでただ一人しか経験することのできない「特等席」を手にした。野球班OBが整備してくれた真っ新なマウンドに向かって一歩一歩、噛みしめ、ゆっくりと、足跡を残していく。そうレオ倉の野球道を。ということもなく、野球少年の彼らしく、ベンチから気合い十分半袖ユニフォームでマウンドへ駆けていった。「身体がばち軽い、球が走っとる。やっぱ守るべきものができると違うねえたいち先輩!今日いけるかもしれんわw」と試合前ブルペンで自信満々に語ったその姿は、思い出すだけでも恥ずかしく。糞みたいなフォームから糞みたいな投球を投球練習開始直後から見せ、球審・「マスクの下にも甘いマスク、イケメン医学生」藤田はもちろん、バックを守るニセアカシアナイン、対するハリエンジュベンチ、そして御建球場石垣に陣取るアカシアチーム、すべての人たちからの「なんで先発大倉なん」との疑問を大いに感じながらも、それでも「開幕投手は俺だ」と言い聞かせ私は自分の世界、いえ泥沼、深い深い闇に入っていったのでした。(本人談)

 先攻はハリエンジュ。いつもの御建球場サイレンが鳴り響く、アカシア2015年最初のバッターボックスに入ったのは「広大生として初めての冬」岡部Jr.。男は黙ってストレート、真っ向勝負を望む大倉から四球を選ぶ。2番は「野球と勉学だけに絞ってやっていれば俺がロッテドラ2だったぜ、昨年度最優秀防御率獲得の銭闘員」近藤は初球を簡単に捉えショートへの内野安打。3番・シモの関TAICHIは情けか三振を喫するも、4番・片岡外野手は初球を打ってライト前タイムリーヒット。ハリエンジュがさっそく先制点をとる。続く5番・「権藤の冬」こと権藤にも鮮やかなライトへのタイムリーヒットが飛び出し2点目。6番・「ぐうの音もでない学歴に加えてぐうの音もでない就職先」岩尾は出塁王の始まりとなる四球を選ぶ。「もう打ち取るところはここしかない」。実況パワフルプロ野球対コンピュータ(パワフル)巨人戦でいうところの鈴木尚、藤村、寺内、らに当たる7番・川本健は得意の三振に終わり2死、しかし満塁。打順は1番に帰って(ゆみんちゅウグイス風)岡部Jr.。カウント2-2から打ち上げたあたりはショート後方へ。鉄壁とはこの人を指す言葉・岡部兄が早くから手を挙げ、このくそみたいな1回表の終了を誰もが確信していたが、まあよく考えれば結構深いあたりだったし、グランドはべちょべちょじゃしで打球は無情にも聖地・御建球場に着地。記録上は遊失であるが、皆が投手を責めたとしても納得のプレーでハリエンジュに2点が加えられた。もうここまでくれば余裕でしょうの空気漂う中、2番・近藤はセカンドゴロ。横浜ベイスでは週1でもありえる、ニコ生つければ「1回表De0-4相手」で初回が終了。

 長い長い攻撃後の1回裏。「日本の至宝」岡部兄、「気は優しくて力持ち おしゃれヘアーVer.」内木、「来期はメジャー挑戦だ」オ カケンで組んだ普通に強いはずの打線が元沢村賞右腕・TAICHIの前に三者連続三振。ものの3分で攻撃を終えた。

 2回表のマウンドにもやっぱり大倉。平石キャプテン早くも心中を決める粋な采配。先頭のTAICHIをストレートの四球(3-0からの最後の投球は頭をめがけたともとれる糞ボール。あのとき危険球退場であったほうがみんなの野球のためにも良かったのかも知れない。)で歩かせると、続く4番・片外のセカンドゴロは、その守備位置が許されるのはカープ菊池だけです、どこ守っとんや坪内、深々と守りのんびり一塁転送で余裕のセーフ。(これはエラーです。自責じゃないです。)さらに悪夢は続く。やっとの思いで打ち取った5番・権藤のピッチャーゴロを大倉が慎重に一塁送球。そう、これこそがまさにベイスボール。This is ベイスボール。一応バスケ部出身だけにアリウープを狙っってみました(照)、さすがに本人も萎えたという悪送球で大きな追加点がハ軍に。7番岩尾は「打てる球が一個も来ん」と不満を漏らしながらも押し出し四球を選び2打席連続四球出塁。もう試合はぶっ壊れたけど、やっぱ野球楽しいな、て大倉は(なんか腐女子とかで自分のこと名字で呼ぶやつみたいできもい)川本、岡部Jr,を連続三振。近藤をセカンドゴロに取り2回表を終える。開幕投手・大倉、2回を投げ65球6失点。昨季冬のアカシア(6回9失点)に次ぐ、否、それを越える背信投球で本厄の今シーズンをスタート。

 2回裏のニセ打線は活発!「アカシアベーブルース」4番・藤好が初打席初ヒットで出塁すると、5番・平石もただいまヒット。続く、「元日、自身のFB上で新井、黒田に次ぐ2009年以来の広島復帰を表明した」竹内はレフトオーバーの2点タイムリーツーベースヒットで自らの帰広を盛大に祝福してみせた。7番・「プロ野球選手兼社畜」坪内は四球、1番・兄も今季初ヒットを放つなど打線のつながりを多少はみせ、ニセが2点を返した。

 3回からは呉 カケンが登板。昨季最終戦では登板を直訴し、この日の西条行き車内でも投手起用を熱望していたという男の念願のマウンド。敗戦処理なんていわせねえ!得意の石直球を武器に3番・TAICHIをピッチャーフライに打ち取ると、2つの四球を挟んだものの5番・権藤(字が違ってごめんね)をライトへのトゥンゴン(フライボール)に、7番・川本を3打席連続となるサムジン(三振)にとってみせた。完璧な投球にスタンドの名将ムラシューも唸り、次回対外試合での登板を示唆したという。

 3回裏のニセ軍の攻撃は4番・藤好から。ファーストストライクを狙うがセカンドゴロに倒れる。続くおかえり君・平石は四球を選ぶも、6番・竹内とマウンド上・TAICHIとのバスケ部対決は今度はTAICHIに軍配。変化球を織り交ぜた素人離れした投球術で旧友を三振に斬って取る。8番・坪内とのバスケ部対決もバスケ同様TAICHIの完全勝利で終え、この回4凡。

 4回表のマウンドにもやっぱりオカケン(ここはほんとに文句なしでの続投)。先頭の弟を自らのエラーで出塁させるも、2番・近藤くん(川本くんの呼び方風)をサードフライ、すずの彼氏を歩かせた後の4番・片害との対決ではカウント2-1から決め球を使うなど、「最強の帰宅部」といわれた男が普段眠った力を惜しみなく注ぎ込み、今日一番の投球で現役準硬野球部から見事な三振を奪った。続く5番・権藤権藤雨権藤は、最後も自分で、とピッチャーゴロに打ち取った。今日のオカケン。2回無安打無失点。その投げっぷりはスターターとしてもみてみたいもの。すずの彼氏、京大生右腕、イケメン医学生、江夏投手((C)シュウ君)を差し置いて2015年シーズン防御率ランキングトップに躍り出たのはこの男だった。2015年、未年年男、1991年生、アカシア100回(アカシアオールスターズ数え2年生)・オ カケン投手の今季は明るい!!!

 時間の都合上(試合序盤が長引いたため)最終回となった、4回裏のニセの攻撃。先頭の8番・大倉は三振。1番・岡部兄(新井兄弟で言えば悪にあたるがこの岡部兄弟においては両者が良)は快音響かすもセンターフライ。簡単に2死となったが、2番・キャッチャーが苦手な内木が渋くライト前にはじき返し今季初ヒットを決めれば、ノリにノる年男・オカケンもライト前ヒットで続く。最後のバッターになったのはオールドルーキー(ユニフォーム購入から初出場までの道のりから)・藤好。どうやらあの熱い夏の日の引退試合を思い出すナインも多いようだった。みんな大人になってはいるけれど、こうして野球をすると昔と変わらないものもいっぱいあるってことに気づくよね。一塁手・片岡害野手が藤好の放った飛球をがっちり掴んでゲームセット。あまり話題にならなかったが、ハリエンジュ主将・すずの彼氏は4回6安打で完投勝利。普通にすごい(この日は関西から東選手も戻ってきてくれています!)。ハリエンジュが前人未踏の4連覇に向けて静かに動き出した。

# 選手名
63 岡部Jr.
99 近藤
18 TAICHI
7 片岡
125 權藤
180 岩尾
33 川本
66 岡部泰
27 内木
0 オカケン
26 藤好
3 平石
11 竹内
42 坪内
00 大倉
024 岡川(池田)
64 田中理
96 永久
86 中西
55 すず
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
63 岡部Jr. 先発 1 4 3 0 0 2 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
99 近藤 先発 2 4 4 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 TAICHI 先発 3 4 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0
7 片岡 先発 4 4 3 1 0 1 2 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
125 權藤 先発 5 4 4 1 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
180 岩尾 先発 6 - 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0
33 川本 先発 7 - 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0
66 岡部泰 先発 11 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0
27 内木 先発 12 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
0 オカケン 先発 13 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0
26 藤好 先発 14 3 3 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 平石 先発 15 2 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
11 竹内 先発 16 2 2 1 0 2 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
42 坪内 先発 17 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0
00 大倉 先発 18 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0
024 岡川(池田) - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
64 田中理 - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
96 永久 - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
86 中西 - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
55 すず - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
18 TAICHI
00 大倉
0 オカケン
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
18 TAICHI 40/3 0 2 2 - 6 0 5 2 0 0 0 1
00 大倉 20/3 0 6 3 - - 3 0 4 4 0 0 0 11
0 オカケン - 20/3 0 0 0 - - 0 0 2 3 0 0 0 12
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

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