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練習試合

2015/1/25(日) 12:40〜

チームロゴアカシアオールスターズ

勝ち

26-7

平石メモリアルスタジアム

チームロゴインビクタス
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴアカシアオール… 4 9 0 3 3 3 4 26
チームロゴ インビクタス 0 0 0 0 0 0 7 7

TAICHI

S

-

HR

-

コメント

2015年、アカシアの対外試合は波乱の幕開けとなった。テスト期間中の霞組が揃って欠場を表明すると、YUKI、野球もが卒論、バイトを理由に出場を固辞。ことごとくシティシア(市内組)に振られてしまった首脳陣は、最後の手段と非アカシア会員のはぎお(登録名はからから亭)、(アカシア学年数えで)大学1回生のやす先輩を招集。お世辞にも強いとは言えない戦力、かつかつ9人で今季対外試合開幕戦を迎える。
グランド到着後よりナインから前評判とは違うように見える対戦相手の強さ(強いのでは?)と年齢層(学生なのか?社会人なのでは?)を指摘する声が多くあったが、試合開始予定時刻を10分過ぎたところでこれまた驚き、インビクタス専属?派遣?審判によってプレーボールの宣告がなされた。

先攻はアカシア。この日1番に抜擢された「一回り大きくなったイケメン営業マン」・やす先輩が身体を張って死球で出塁すると、2番・TAICHIも四球を選ぶ。3番・JR見逃し三振後、4番レフト・ライド弘中も死球をくらう。満塁で迎えるは昨季打点王のアカシア新打点乞食の5番・村田先生。1-2からの4球目を捉え、レフト前への2点タイムリーヒットでアカシアが先生、盗塁王村田は相手の中継が乱れる間に2塁に進む。さらに6番・はぎおへの2球目は暴投となり1点を追加。はぎおが歩き、打席には「今年のブレイクを予感させる背番号ゼロ」7番・オカケン。一、三塁のこの場面で絶好調男が選択したのは相手を欺くピッチャー前への絶妙なセーフティースクイズ。一塁を駆け抜け、いとも簡単に追加点をもたらした。この回4得点で、アカシアは初回の攻撃を終える。

対外試合開幕のマウンドを託されたのは、先日球団初の通算二桁勝利を達成し名球会※入りまで残り10勝となったエース・TAICHI。先頭こそ四球で歩かせたものの、2番を見逃し三振、3、4番をサードゴロに斬ってとる上々の立ち上がりをみせた。

2回表はアカシア打線が爆発。先頭・保本先輩が内野安打でうれしいアカシア初ヒットを記録すると、相手投手が大学生の本気に動揺したか、高3・TAICHI、中3・JRに対して連続四死球。1死満塁となり、高3・村田のサードのエラーを誘うあたりで1点を追加(アカシア記録では打点にカウントするためこの日早くも3打点目)。続く高3・はぎおが押し出しの四球を選ぶと、高2・オカケンは2打席連続となるタイムリー内野安打、さらに暴投でランナーを返した後、「絶対に打てない高3」川本は死球で出塁。なおも続くお満塁のチャンスで高2・大倉。守るべきものを得た獅子はやはり強い。獅子奮迅、5試合ぶりとなるヒットはレフトへのタイムリー。その後、TAICHIが押し出し四球、いがもちがレフトへの2点タイムリーヒットを放ちこの回9得点。13点の大量リードで2回を終える。

2回裏のTAICHIの投球は圧巻、3つのアウトは全て三振。女房役村田との二人三脚、息ぴったりの投球で相手に付け入る隙を与えなかった。に見えていた。

表を三者凡退で終え迎えた3回裏、思わぬ事態が生じる。「制球力には絶大な信頼のあるTAICHIにしては抜け球が多い、いや抜け球にしては頻度が多すぎる」と見兼ねた村田がタイムをかけTAICHIのもとへ走る。と、ここまでずっとサインが噛み合っていなかったことが発覚。試合前に「(サインは)いつもの1、2、3で」とだけ打ち合わせをしていた10勝バッテリーらしからぬ大チョンボにナインは一時の安息を得たのであった。それでも抑えていたのだから流石である。

4回表は数奇な運命を辿って実現したバスケ班(附属高校では部ではなく班と表記されます)打線での攻撃。前年までアカシア野球で活躍したのは鳴川、弘中、YUKI、野球らサッカー班出身選手ばかりで影を潜めていたバスケ班であったが、今年は違うぞ!我ら朝倉チルドレン!魅せるぞニコニコバスケ!バスケ班旋風!
8番・川本、9番・大倉、1番・保本、2番・TAICHIの当時バスケ班では同時にベンチ入りすることは果たせなかった三世代が4連続四死球で1点をもぎ取ると、その洗練されたチームプレーに感銘を受けたサッカー班・弘中、野球班・村田も四球を選びこの回3点を追加した。バスケ班魂を思い出したTAICHIはこの裏をピシャリと抑える。4回を投げ、わずか1安打無失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを後にした。

5回はTAICHI、岡部Jr.の連続長打で3点を追加し、その裏は大きくシートの変更が。ファーストにライド、セカンド川本、サードホモト先輩、ショートTAICHI、レフトはぎお、ライト大倉、センターには高校入学当時、あの内野守備力をして兄の存在という野球部の事情(というか家庭の事情)からショートを守らせてもらえず外野にまわされていた岡部Jr.が久々につく。そしてマウンドにはオ カケンが。
先日のアカシア大会で好投し、監督の評価を一変させたオカケン投手念願の対外試合マウンドは、16点リードのこの場面で巡ってきた。しかし、そんな点差などこの男には関係のないこと。桑田ばりの怪我を恐れないファールボールへのダイビングキャッチャも見せた。この日のセーフティーバント、綺麗な投球モーションから繰り出される気迫のこもった石直球を見て、誰が彼を帰宅部出身選手と思おうか。(非アカシア会員はぎおさんはオカケン選手のテニス部-帰宅部という球歴に大変驚かれておりました)

6回はそのオカケンが打撃で魅せる。5番・村田が四球で出塁、6番・はぎおが先ほどの打席での怠慢走塁故の併殺打(オカケン選手を見習ってほしいものである。猛省を)を帳消しにするセンターオーバーのツーベースヒットでチャンスを広げると、7番・オカケンが一、二塁間を破るヒットを放つ。さらにこの打球が、たったいま一、二塁間を抜けたのと同じ形でなぜかライトの横をも抜けていきオカケンは一気にホームを狙う。クロスプレーとなった判定の結果は、、、
「アウッツツツ」。さすがは専属派遣審判、自信たっぷりの判定にホームランを期待したナインは一斉に肩を落とした。なお、このヒットでオカケン選手は球団タイ記録となる1試合4安打を達成。

6回裏、マウンド付近がさらなる熱気を帯びる。1人で熱かったオカケン投手に加え、大倉がキャッチャーへ。背番号に0と00を選ぶあたりもこの男たち何か似ているのだろうか。周りとは完全なる温度差、熱いバッテリーでこの回を無失点で切り抜ける。

最終回のアカシアの攻撃、先頭の弘中が内野安打を放ってこの日のチーム全員安打を達成(絶対に打たない人を除く)。村田四球、はぎお凡退後、オカケン、川本、大倉は連続四球(なお川本はこの四球でこの日5打席連続四死球出塁、押し出しのため3年ぶりの打点を記録した)の間に2点を追加。さらにホモ先輩のショートゴロ、岡部Jr.の押し出し四球でさらに2点を奪った(岡部Jr.はこの打点で球団記録の1試合5打点を達成)。

26-0、相手は新設チーム、草オン上はこの日が2試合目ということで、初年度東北楽天ゴールデンイーグルスのロッテとの試合を思い出さずにはいられなかったア軍ベンチは、満を持して?あの男に一年に一度のマウンドを託す。
「ピッチャー・むぅらた〜背番号23」(ウグイス嬢風)
「ピッチャー、シュー・ムラタァー!ナンバートゥェニィスリー」(スタジアムDJ風)
小さな身体に大きな背番号を背負って、男村田、今季最終登板。



結局試合は球団新記録となる26得点をとったアカシアが大勝。TAICHIが歴代最多通算11勝目となるハーラートップの2勝目。オカケン、岡部Jr.がそれぞれ球団タイ記録を達成した。

※名球会:TAICHI選手発案で発足が待たれるアカシアでプレーした選手による法人格を持った団体。現在入会条件については協議中であるが、投手であれば通算20勝以上または通算20セーブ以上、野手であれば通算200安打以上が妥当か。なお、国籍は問われない予定。



【打っては球団記録となる1試合4安打、投げては気迫の投球で2回無失点と投打ともに今季の飛躍が期待されるオカケン選手の談話】
「まずは今年初の対外試合でチームが勝ってとても嬉しいです。
打撃は先に出塁してくれたチームのみんなのおかげで楽に打席に入れ、また得意とする小技が生きました(笑)
投球では四球でリズムを悪くしてしまったのが反省点ですが、自分の持ち味である石直球で抑えたのは自信になりました。
まだまだ今シーズンは始まったばかり。これからも気持ちのこもったプレイをしていきたいと思います。そして帰宅部初のタイトルを狙っていきます。」


【球団記録となる1試合5打点を叩き出した岡部Jr.選手の談話】
「グラブがなくなったので、バッティングしか活躍の場はないと思ってました。このような結果で非常に満足しています。塁に出てくれたチームメイトの方々にも感謝します。でも僕のグラブはいったいどこへいったのでしょう?」


【TAICHIーオカケンの完封リレーの中最終回のマウンドに上がるも7失点と大炎上した村田選手の談話】
「マウンドに上がるのは昨年の上高魂s戦以来で、正直1年以上のブランクの影響は否めない。その中でも伝家の宝刀Vスライダーで3つ三振が取れたことは前向きに捉えたい。自分ではよくやった方だと思う。
ところでマウンドで私がはめていたグローブが普段と違うものだということにお気付きだろうか?ソフトバンク柳田、カープ岩本、アカシア村田、パラディン大倉・・・プロ野球界と草野球会のスターが愛用するオオニシスポーツで小4の時母に買ってもらったZETTの硬式グローブだ。革の匂いはあの頃と変わらなかったがこの結果では15年前の自分に申し訳ない。この悔しい気持ちをいち早く晴らすべく、来年の次の登板の機会にはリベンジを果たしたい。」


【監督の談話】
「チーム記録が3つ樹立され完封リレーで締めくくるなどとてもいい1日になった。最終回の失点?ちょっと記憶にないねぇ。まぁそんなことはさておき、この結果は実力うんぬんではなく両チームが最後まで全力でプレーした証。東広島まで来てくださり7回完投するなど気持ちよく試合をしてくださったインビクタスさんに感謝します。

たくさんあったのですべてを振り返るとこの会見が授業と同じ50分間かかってしまうので、簡潔にまとめるならば今日の試合のヒーローは2015年シーズンを飛躍の1年とし今季の爆発が期待されるオカケン。「真っ直ぐ主体でいかせてください」という有言実行のストレートで押す魂の投球、そして小技に3塁打にとまさに打ち出の小槌のようなその打棒。投打にわたる大活躍にあっぱれだね。これがシーズン開幕直後のスーパーオカケン状態ではなく1年通じて安定した成績を残すことができれば『広大附属史上最強の帰宅部』という称号を得る日も近いだろう。

何はともあれやはり野球は9人+マネがいないとできない。急なお願いにもかかわらず試合に来てくれたやす先輩とはぎおさんに感謝の意を述べさせていただきます。ありがとうございました。

おそらくこの結果にレギュラーメンバーも冷や汗をかいていることだろう。久々に来たらポジションがないなんてことがないように、仕事や卒論、試験勉強やバイトをしながらも野球の技術を高められるよう日々努力あるのみ!次の試合も勝って対外試合3連勝といきましょう!」

# 選手名
968 やす先輩
18 TAICHI
63 岡部Jr.
25 弘中
23 村田
999 からから亭
0 オカケン
33 川本
00 大倉
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
968 やす先輩 先発 1 7 4 1 0 1 3 0 0 0 0 0 2 3 0 0 0 0 0 4 0
18 TAICHI 先発 2 7 3 2 0 4 3 0 1 0 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0
63 岡部Jr. 先発 3 7 5 2 0 5 2 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0
25 弘中 先発 4 7 5 1 0 0 2 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0
23 村田 先発 5 6 3 1 0 4 4 0 1 0 0 0 1 3 0 0 0 0 0 0 0
999 からから亭 先発 6 6 4 1 0 1 2 0 1 0 0 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0
0 オカケン 先発 7 6 5 4 0 4 4 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
33 川本 先発 8 6 1 0 0 1 4 0 0 0 0 0 1 5 0 0 0 0 0 0 0
00 大倉 先発 9 6 4 1 0 2 2 0 0 0 0 0 3 2 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
18 TAICHI
0 オカケン
23 村田
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
18 TAICHI 40/3 0 0 0 - - 1 0 6 3 0 0 0 1
0 オカケン - 20/3 0 0 0 - - 0 0 3 3 0 0 0 2
23 村田 - 10/3 0 7 3 - - 2 0 3 3 0 0 2 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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