試合結果詳細

何故だ…何故なんだ。
俺はキャッチャーとして座っているはずなのに。
何故千本ノックを受けているんだ…
途中出場でマスクを被った松井は思い悩むしかなかった。自分のリードが悪いのか。いや、ストレートしか投げれていない。自分の構えが悪いのか。これも違う。おそらくマウンドの彼の頭は真っ白だ。あぁ…ここはめったに使わない竜王公園。恐らくマウンドが19.44ｍに設定されているに違いない。
イニングの頭からひたすらショートバウンドを投げ込んでくる秋好を思い、自分を納得させるように自答しながらも投手秋好からのワンバウンドノックをうける痛々しい姿がそこにはあった。

相手は初対戦となる海堂学園高校。かの伝説のエリート高校の名を冠するにふさわしい素晴らしいチームが立ちはだかる。メンバーは全員19歳。
一回り以上が何人もいるAJではあったが老獪さで若い者をひねってやろうと意気込む。
試合は先制されるも相手のミスに付けこみすぐさま同点に。
投手望月も相手を相手をきっちり抑えるも守備のミスもあり追加点をゆるし、4回を終わって3‐1。打線はアウトのほとんどが三振という見事なまでの抑えられっぷり。
2番手として満を持してマウンドに上がった秋好。であったがそこで試合は終わりを迎える…もちろんゲームセットではない。おわった。。。笑

秋好投手には今回のピッチングを糧に次回に向けて研鑽をつんでもらいたい。次回のピッチングでは彼自身の持ち味を存分に発揮できることを楽しみにしている。持ち味はまだ封印されたままであるが。

打線はなんと17三振を被るさんさんたる結果に。
「谷川さんと戦ってる相手はこんな気持ちなんだなぁ～」などとある意味達観したような眼差しで打者が三振する姿を眺めるベンチ。

まぁ、見事にやられましたね。いい経験をさせていただきました！
海堂学園高校の皆様！ありがとうございました。

修行して出直すことを誓い、次回はいよいよプレーオフ１ステージ！
気持ちを切り替えてみんな頑張ろう！！