試合結果詳細

【試合概説】
　港区大会、２回戦の相手は「Nomad Yankees」。
　またヤンキーが相手かと思いきや、今回の相手はニューヨーク・ヤンキースを
　模した（というか全く同じ）ユニフォームに身を包んだ、いかにも野球できそうな面々。
　手強そうな雰囲気を感じたＡＤＫのナインにも気合いがみなぎる。
　　
　先攻はYankees、ＡＤＫの先発ピッチャーは藤川で試合はプレイボール。
　これまでの不安定さはどこへやら、コントロールよくボールを投げ込んで行くが、
　イレギュラーする打球、風で流されるフライにエラーも絡み、
　ランナーがたまったところでタイムリーを浴びるなどして
　初回から打者一巡の攻撃で５点を失う…。

　しかしそのビハインドを苦にしないのが今のＡＤＫ！
　その裏、上位打線で作ったチャンスを湯浅監督のタイムリーでしっかりものにして２点を返すと、
　２回はまたまた湯浅監督による３点タイムリー、
　３回も喜谷選手のタイムリー、松本選手の犠牲フライなどで３点を挙げてついに逆転する！
　
　不運な形で大量点を奪われた藤川投手も持ち前のメンタルの弱さを出し渋り、
　３回は３人で片付けるなどして流れは完全にＡＤＫに来ているかと思われた。

　しかし最終４回、エラーや四球でランナーを溜めたところにタイムリーを浴び、
　さらにはバッテリーエラーもあり土壇場で同点に追いつかれてしまう…。

　一様に肩を落とすＡＤＫナインが見せた隙をしたたかについてきたのがYankees。
　なんとキャッチャーからピッチャーへの返球の間に三塁走者が本塁を陥れる…！

　このホームスチールが決勝点となり、初参加の港区大会は２回戦敗退という形で幕を閉じた。
　
　
【トピックス】
　◇守乱で大量8失点…課題は守備か
　
　　好調な打撃とは裏腹に、大きな課題を残したのが守備面。
　　伊藤マネが優しめにつけたスコアでも5つのエラーが記録されたが、
　　連係ミスやカバーリングのミスなどが響き、
　　凡打がヒットに、単打が長打になってしまう場面が多くみられた。
　　夏の健保に向けて、守備力の強化は不可欠だ。


　◇打っても一流、守っても一流、そして集合は一番乗り！やはり見習うべきは湯浅監督

　　この日圧倒的な活躍を見せたのが湯浅監督！
　　初回には2点タイムリー、2回には3点タイムリーを放ち計5打点を挙げると、
　　3回一死二塁の場面では、ピッチャーゴロの間に三進するランナーを
　　一塁からの鋭い送球で見事に刺し、「ナメんなよ！」の決め台詞。
　　15時半のプレイボールにも関わらず、14時15分ごろTOJIがついたころにはすでに到着しているなど、
　　プレー以外の面でもさすが監督といったところであった。　　


　◇ルーキー川元選手、キャラ探しの長い旅が始まる

　　試合初参加の川元選手、初顔合わせの選手も多い中、
　　既に情報が錯綜し始めている事前情報の影響を受け、
　　「松橋さん」「菱村さん」「川西くん（名前間違い）」など言われたい放題。
　　「松橋さんと菱村さんは昔は同じ顔だったのでは」などという、
　　本人とは全く関係のない無駄話も飛び交い、川元選手のキャラ確立は一向に進まなかった。
　　夜の場も含め、今後の川元選手の今後の一挙手一投足に注目だ。


　◇澤田（旧・井出）選手、同伴出勤

　　新婚の澤田選手、なんと自らを澤田たらしめた奥様をつれての登場。
　　キャラに似合わない行動で、田中Cをはじめとする独身組の視線を独り占めにした。
　　最後の打席ではワンバウンドのボールが謎のストライク判定で見逃し三振となったが、
　　四球、内野安打の2出塁で何とか亭主としての面目は保ったようだ。


　◇ビートル藤川、先輩風をびゅんびゅん吹かす

　　ルーキー川元選手は部署の後輩ということもあり、なんだか偉そうだった藤川投手。
　　その威厳はいつまで保てるのか、今後注目である。


　◇田中CとTOJI、服がカブる

　　割と風が冷たかったのにも関わらず、赤い短パンと白いシャツのドンかぶりルックス。
　　ちなみに以前も別の服装でドンかぶったことがあり、再発防止に励みたい。