試合結果詳細

★打線が好調維持！守っても無安打継投のADKが準決勝進出！
ここまで強力打線と継投で勝ち上がってきたADK。
真価が問われる3連戦の初戦、対するは古豪・I＆S BBDO。

「The Work. The Work. The Work.」をグローバルミッションとするだけに、
各々の役割を遮二無二こなしてくる手強い相手である。

先攻はADK。いきなりの快音で試合が動く。先頭の勝部選手がセンターへの三塁打で出塁。
先制の好機を作ると、3番河野選手がレフトへの本塁打を放ち、幸先よく2点を先制。
鮮やかな先制攻撃に、満員のスタンドも大いに沸き立つ。

その裏、反撃に出たいI＆Sだが、ADK先発の藤川が珍しく最高の立ち上がりを見せ、
簡単に三者凡退に終わってしまう。

ADKは2回、3回にも1点ずつを加え、試合の主導権を握る。
守っては先発の藤川が、無死満塁からの三者連続三振など、おなじみの劇場型ピッチングを見せる。
劇団四季もビックリの自作自演っぷりだ。

4対1と3点リードで迎えた5回表。好調な打線がI＆Sにとどめをさす。
四球と連打、そして相手の失策も絡み、一挙8得点。相手の守備陣が気の毒です。

最後は守護神・宝田選手が締め、終わってみれば12対1の圧勝。
翌日の準決勝～決勝のダブルヘッダーに弾みをつける一戦となった。



■継投でのノーヒット”1”ラン達成！
港区大会から藤川→宝田の必殺継投で勝ち上がってきたADK。
この試合ではI＆Sに格の違いを見せつけ、2人とも無安打に抑える見事な投球。

しかし先述の通り、藤川（劇場版）による連続四球と失策が絡み、無安打で1失点。
ノーヒット”1”ランという珍しい記録となった。

■河野選手、風邪をひきながらの強行出場！
3番サードで出場した河野選手。風邪をひきながらの強行出場であったことが、
フジスポの取材により、明らかになった。

試合前から本紙記者に「（風邪が）やべえんだけど。帰っていいかな。」と漏らしていたが、
試合になれば3打数1安打1本塁打と勝利に大きく貢献。さすがっす。

■田中主将に待望のヒッツ！観客の目には涙も
このところスランプに陥っていた田中主将。打順も7番まで下がる状況に。
試合前に特打に励むなど、この状況を打破するため、準備を重ねてきた。

そして迎えた準々決勝。ようやく快音が響く。
この1本で楽になったのか、適時打も飛び出すなど、この日は2安打の活躍。

ADKファン歴6年という女性（栃木県在住）は、目に涙を浮かべながら、
「本当に嬉しい。この調子で悲願の優勝を果たしてほしい。」と語った。