試合結果詳細

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公式戦

2015/9/6(日) 12:30〜

チームロゴADK REDSTARS

負け

7-8

柏紙商健保グラウンド

チームロゴクリエイト
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴADK RED… 0 2 0 1 3 0 0 0 1 7
チームロゴ クリエイト 0 0 1 1 1 0 3 0 2 8

宝田壮彦

HR

-

コメント

★延長9回、抜きつ抜かれつの大熱戦。勝利の女神はどちらにー
ついに迎えた決勝の舞台。
間違いなく疲労はピークに達しているが、栄冠を目の前にしたナインに疲労の色は見えない。

決勝の相手はクリエイト。優勝経験も多く、常に上位に顔を出す強豪チームだ。
求人広告のパイオニアだけに、選手層が厚く、人材の宝庫であることは間違いない。

決勝の先発は宝田選手。準決勝でも2回を投げており、連投による疲労が心配される。
しかし、その心配を吹き飛ばすように、初回を難なく無失点に切り抜ける。

両チーム無得点で迎えた2回表。
ADKは失策と四球で好機を作ると、スランプを脱した田中主将がレフトへの犠牲フライを放ち、1点を先制。

更にチャンスは続き、打席には”カリブの怪人”ことカワバタ選手が打席へ。
怪我の金丸選手に代わって9番で先発となった。

追い込まれてからの5球目、放った打球は、かなり後ろに守っていた外野の前に落ちるポテンヒット。
これが適時打になり、ADKが更に1点を追加。
伏兵(相手はそう思わないが)の一撃にベンチの盛り上がりは最高潮に。

2点を先制されたクリエイトだが、試合巧者ぶりを遺憾なく発揮する。
3回は内野安打と犠牲フライ、4回は無安打で得点するなど、ジワジワとADKと差を詰めていく。

反撃を振り切りたいADKは5回、先頭の喜谷選手がヒットで出塁すると、
続く”春日部の怪童”こと河野選手がライトオーバーの三塁打。待望の追加点が入る。
更に4番湯浅選手にも適時打が飛び出し、この回3点を追加し、6対2。その差を4点とする。

両チームとも疲労はピークの中、試合は6回まで進む。
決勝戦は時間制限がないため、残されたイニングは、泣いても笑っても1回のみ。

7回表、ADKは無得点。3点差で最後の守備を迎える。
が、優勝へのプレッシャーなのか、失策と四球で無死満塁のピンチを招いてしまう。

絶体絶命のピンチ。その初球だった。
ビヨンドマックスの真芯を食った打球がレフトを超え、3人の走者が生還。
クリエイトが土壇場で試合を振り出しに戻す。

同点となり、無死三塁のピンチ。しかもクリエイトは後攻。
優勝まで1イニングが一転、サヨナラ負けの大ピンチを迎えてしまう。

ここで集中力が切れないのが、今年のADKの強さ。
内野ゴロ、三振、内野フライで後続を断ち、試合は延長戦へ突入する。

まさに”死闘”と呼ぶに相応しい決勝戦。延長戦は一進一退の攻防が続く。
8回表、ADKは一死二・三塁のチャンスを作るも、相手投手の気迫に押され無得点。

その裏、クリエイトの先頭打者が放った打球はレフト後方へ。
ベンチ、スタンドの誰もが試合の終わりを予感する大きな打球。

この打球を、ミートグッバイの田中主将に代わった急造外野手の藤川が、
後退しながらも何とか捕球。我ながらビックリしたファインプレーでした。

呆然とレフトを見つめるクリエイト、盛り上がるADKベンチ。
その雰囲気は、もはや甲子園の決勝戦となんら変わらないものであった。

そして試合は9回へ突入。
ADKはマウンドを守り続ける宝田選手の適時打で、待望の1点を加える!

ついにリードを奪った9回裏の守り。
「限界はとっくに超えていた」という宝田選手。なんとか二死までこぎつけるも、
二死満塁のピンチを作ってしまう。

なんとか踏ん張りたいADKナインだったが、ここで守備に綻びが出てしまう。
エラーで同点に追いつかれると、続く打者も打ち取った打球だったが、送球が乱れてしまい万事休す。

大熱戦の末、7対8で敗れたADK。目の前だった悲願の優勝は、来年へと持ち越されることになった。



■栄冠は目の前に!来季への想いは一層強く
惜しくも目の前で優勝を逃してしまったが、実力では上位常連チームに劣らないことを証明した。
強力な打撃陣に、万全の継投策。来年の優勝へ向け、収穫の多い大会でもあった。

強いて課題を挙げるとすれば守備面だが、こればかりは練習量が必要なため、
各々が毎日壁当てでもするしかないのが現状だ・・・

守備面をカバーするためにも、打激の実践は引き続き不可欠。
オフシーズンはフィジカルの強化に努めていきたいところだ。

■田中主将、無念のミートグッバイ再発
古傷である左脚の肉離れが再発してしまった田中主将。
この大会のためにケアを続けてきたが、無念のリタイアとなってしまった。
再発を防ぐためにも、大会本部へ実施日程の是正を強く求めていきたい。

■カワバタ選手、覚醒間近か?!
決勝戦で適時打を放つなど、声だけでなく、実力でも魅せたカワバタ選手。
その高い身体能力には、メジャーのスカウトも一目置く存在だけに、来季の更なる活躍に大きな期待がかかる。

■松本選手、正捕手固定か?!
ゲン=ニイムラ選手の退団以降、課題となっていた正捕手問題は、松本選手の存在で解決されそうだ。
健保大会では、藤川・宝田両投手を巧リードするだけでなく、
上半身の防具を着けずに、ショートバウンドを受け止めるフィジカルの強さを見せつけた。
在京球団の関係者は「肩も強いし、フットワークも良い。ADKのセンターラインが固定されると怖いね。」と警戒を強める。

まだまだ書き足りませんが、余りにも長くなったのでこのあたりで・・・
続きはフジスポ・2015年総集編にて。

# 選手名
24 勝部義則
6 喜谷謙作
9 河野陽介
10 湯浅信昭
1 宝田壮彦
5 松本真悟
30 田中匡幸
4 川元慶峰
25 川端徹也
22 藤川陽
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
24 勝部義則 先発 1 - 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
6 喜谷謙作 先発 2 - 5 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
9 河野陽介 先発 3 - 5 4 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
10 湯浅信昭 先発 4 - 5 4 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
1 宝田壮彦 先発 5 - 5 5 2 0 0 0 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
5 松本真悟 先発 6 - 5 3 1 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
30 田中匡幸 先発 7 - 3 2 1 0 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0
4 川元慶峰 先発 8 - 5 2 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 0 1 0 0 0 0 0
25 川端徹也 先発 9 - 5 3 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
22 藤川陽 - - - 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
1 宝田壮彦
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
1 宝田壮彦 90/3 0 8 6 - - 7 0 8 6 0 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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