試合結果詳細

悲願達成へ…。虎ノ門のベースボールピーターパン達の戦いの行く末は！？

順調な勝ち上がりの末、ついに迎えた、健保最終日。

数々の歴戦を刻んだ、柏紙商グラウンドも、
建物と管理人の老朽化から、この大会を最後に閉鎖。
思い出の詰まった柏での戦いもラストとなるこの日を、
特別な想いで迎えたREDSTARSのベースボールピーターパンたち。

「今年こそ。」の悲願達成を目指し、来たるべくダブルヘッダーに向け、
昨年のコンディション不良の反省も活かし、前夜の禁酒令も敷かれた中、
ついに最終決戦の日を迎える。

準決勝の相手は「マッキャン・ワールドグループ」。
正直、「マッチャン・ワールドグループ」にしか見えないので、
思い出すのは「ワールドダウンタウン」のジルである。
「エーーークセレンッ！！！」



【先発メンバー】
1 石原（捕）
2 清水（右）
3 河野（遊）
4 湯浅（一）
5 宝田（投）
6 田中（左）
7 勝部（中）
8 平出（二）
9 橋本（三）

先発予定だったルーキー水野が、
局担の新人の形式美のように、見事にやらかし、遅刻。
ベテラン石原選手が急遽先発マスクをかぶるスクランブルで、
REDSTARSの準決勝は始まった。

緊張感漂う序盤戦の攻防でADKが先制！
ダブルヘッダーを見越して、先発のマウンドには今大会初先発の宝田。
昨年痛めた肩は万全で無いものの、力感の無いフォームで球を投げ込む。
相手の巧打もあり、得点圏にランナーを背負うものの、
ベテラン捕手の石原（カープみたいやな）の励ましも受けながら、
ストライク先行の投球で、初回を見事無失点で切り抜ける。

一方「エークセレンッ！！」な直球とスライダーを投げ込む、
マッキャンのエースは、アメリカの大学を卒業したばかりの逆輸入ルーキー右腕。
大量得点は、難しそうな雰囲気が漂う。

しかし、そんな逆輸入右腕も「大人の夏の甲子園」は初体験。
連戦の疲れか、大一番に臨んでの緊張か。立ち上がりから制球が定まらない。

ベテラン石原選手（好きな中継ぎは條辺剛 現うどん屋店主）が、粘って四球で出塁すると
ルーキー対決に「負けられないっす！」と燃えた清水がきれいなレフト前ヒット。
河野は三振に倒れるものの、4番湯浅も四球を選び、1死満塁の大チャンス。
…も、後続は米国産の豪腕の前に押さえられ、ワイルドピッチによる1点に留まる。
両先発がピンチを迎えつつも、なんとか踏ん張り、緊張感のある初回の攻防を終えた。

ミスから失点。流れはマッキャンへ…。
続く2回表のマッキャンの先頭打者の当たりは鋭く三塁へ。
今大会デビューのルーキー橋本を襲う。
急造三塁の橋本はなんとか身体に当てるも、内野安打。
そして、続く当たりも橋本へ。
直前のハードラックもあり、緊張で身体が固くなっていたか、平凡なゴロを取り損ねてしまう。
その間、暴投、盗塁もあり、無死2,3塁に。
下位打線に向かうところで、なんとか食い止めたいところだったが、
1死後に野選。2死後にイレギュラーでのエラーと、
悪い流れに飲まれていくREDSTARS。
結局この回3点を失い、流れはマッキャンへ傾き始める…。

甲子園に巣食う「マモノ」現る。
3回に1点ずつを取り合って、迎えた4回。
試合も終盤を迎え、最終回も視野に入ったこの回、
甲子園に巣食う「マモノ」が、REDSTARSを飲み込んだ。

そう、今年の夏、八戸学院光星を襲った、あのマモノである。

これ以上点を与えられないADKは、
今大会MVP候補の藤川をマウンドへ。
気合のこもった表情を見せる藤川に、マモノは容赦なく襲い掛かった。

＼＿／￣￣＼_／|
＼＿|　 ▼　▼ |_／
　　　＼　 皿 ／
　　（⌒`::::　　⌒ヽ
　 　ヽ:::: ~~⌒γ⌒） 　ストライクが入らない呪いをかけておいたよ。
　　　 ヽー―'^ー-'
　　　　 〉　　 　｜


そう。「マッキャン」が「マッチャン」に見えたのは、
「マモノ」の「マッチャン」だったんだ。（錯乱）

さすがの気合十分の藤川も、甲子園のマモノに襲われてはひとたまりもなく…。
ここで、記者の意識は途絶え、記憶は彼方へ消え去った…。
（以下略）


　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＼＿／￣￣＼_／|　　|　エークセレンッ！！
.＼＿|　▼　▼ |_／　＜　ゲームセット！！
　　　 ＼　皿.／　　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　／⌒<介>⌒＼　　 ＿＿＿
　 （＿＿《彡ミ》＿.）　∧ マモノ ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

1 2 3 4 R
マモノ 0 3 1 9 13
ADK 1 0 1 0 2


REDSTARSの夏は終わった。
悲願は、来年へ、持ち越し。

●勝負強さを見せられなかったADK。
昨年は準決勝から、さらに凄みをまして勝ち進んだADK。
今年は、勝負どころでのミスに泣いた。
やはり「勝ちグセ」「自信」というものを、
春から積み重ねることができなかったことが、
大会の肝心なところで、出てしまったように見受けられた。
来期以降の大きな課題である。

●ルーキー4名が甲子園デビュー！！
坂本、清水、橋本、水野の4選手が「大人の夏の甲子園」デビューを果たした。
「会社のクラブ活動やのに、めっちゃアツイやん」と思ったかどうかはわからないが、
この大会を経験できたことは、非常に大きかったと思われる。
緊張で思うようにプレーできなかった選手もいたであろうが、それを糧にして、
来年の大会では、主力として大活躍してくれることを願うばかりだ。

●清水、1人気を吐く。
完敗の中、1人気を吐いたのは、そんなルーキーの清水。
初回のクリーンヒットと四球の2出塁で、相手のルーキーの先発との勝負には完勝。
「同級生ですから（負けられません）」と力強いコメントは、頼もしい限りであった。
守備でもそつないキャッチングとノーバン返球で、観客を魅了した。

●無念。藤川。力尽く。
なんとか試合の流れを引き戻そうとした藤川であったが、
マモノに襲われて、コントロールを乱して大量失点。
特に悔しい思いをすることになった。
毎週続く連戦の疲れも大いにあったものと思われる。
年々、着実に年齢を重ねるエースの負担も軽減し、連戦を勝ち抜いていくだけの、
投手陣の厚みを持たせられるかどうかということも、来期への宿題となった。

●次回は、健保打ち上げです。
残念な結果に終わった健保でしたが、暑い中、毎週本当にお疲れ様でした。
好プレー珍プレーを振り返りながら、グラスを上げ下げする会を近々執り行えればと思っております。
近々、ご案内いくと思いますので、ご調整の程よろしくお願いいたします。

●ゴルフコンペの次回幹事って誰でしたっけ？
オフシーズンに向けて、それはそれで、楽しく遊べればと思っております。
（都地と記者はどちらかというと、そちらがメイン）
前回のコンペを欠席しておいて何なのですが、次回のコンペの幹事ってどなたでしたでしょうかッ！？

●バタスポ！締めのコメント
約10年ぶりくらいに、こういったメルマガの筆を取らせていただきましたが、
楽しいことは楽しいですが、やはり、業務の合間にやるのは、なかなか大変なものでした。
更新がいつも遅く申し訳ございませんでした。そして、フジスポ！味スポ！いつもありがとう！