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公式戦

2019/4/20(土) 14:00〜

港区1回戦

チームロゴ笹野マックス

勝ち

3-7

三郷

チームロゴADK REDSTARS
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ 笹野マッ… 0 1 0 2 0 3
チームロゴ ADK … 3 0 2 2 7

S

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HR

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コメント

平成最後のシーズンがついに開幕。
今年のレッドスターズは港区Cクラスで幕を開ける。

組織が変わり、元号も変わる。
激動の一年になることを予想せずにはいられない。
否、現状を打破せよ!という神からのお告げかもしれない。

スピリチュアルな妄想はさておき、決戦の地はおなじみ三郷の江戸川グラウンド。
港区どころ東京都のかけらも感じないが、そこに突っ込むのは野暮というものだろう。

初戦の相手は笹野マックスさん。昭和22年創業の老舗企業だ。
創業当初から非鉄金属製品を扱い、日本だけでなく、上海、タイ、アメリカにも事務所を構える。

「社員のしあわせが、お客様第一主義に直結」という理念を掲げているだけに、
野球でも「one for all, all for one」の精神で挑んでくるに違いない。

「平成最後の試合を黒星で終わらせるわけにはいかないーーー」
これは白星を懸けた熱き赤星たちの物語である。



赤星達の勇姿を一目見ようと、球場には35,000人の観客が押し寄せた。
シーズンシートは即日完売という人気を誇るレッドスターズ。
つくばエクスプレスも臨時列車を運行するほどの熱狂ぶりである。

ヴィッセル神戸のバルサ化に負けじと、ホールディングス化を果たしたADK。
否が応にも注目の集まるシーズン。ナインの顔にも緊張が走る。

レッドスターズのスタメンは以下の通り。

左 倉部
二 下村
三 湯浅
一 勝部
捕 高橋
中 伊藤太
投 青木
遊 喜谷
右 阿部

先発マウンドに登ったのは青木。小気味良いピッチングで無失点スタート。
その裏のレッドスターズ、先頭の倉部が幸先よくヒットで出塁。
二盗、三盗と決め、韋駄天の名を欲しいがままにする。

連続四球で無死満塁となり、4番勝部の打球はセンターへ。
これが犠牲フライとなり、レッドスターズが電光石火の攻撃で先制する。

その後、相手の失策も重なり、更に2点を追加。
初回に3点を先制し、試合を優位に進める。

その裏の青木。内野ゴロの間に1点を失うものの、最少失点で切り抜ける。
3回からは「もやしメンタル」でおなじみ藤川が登板。三者凡退に抑え、チームを驚かす。

追加点が欲しいレッドスターズは4回、二死二三塁で打席に藤川。
捕手が投手にボールを投げ返した瞬間、三塁走者の伊藤が猛然とスタート。
投手が慌てて投げ返すも間に合わず。機転を利かせたトリックプレーで追加点をもぎ取る。

更に1点を追加し、5対1とリードしたレッドスターズ。
このまま楽に進むかと思われたが、マウンドには期待を裏切らない藤川。
失策と四球で出した走者を置いて、7番打者にレフト線を破る二塁打を打たれ、その差は3点に。

しかし、平成最後の藤川は成長していた(そう言ってほしい)。
後続から連続三振を奪い、ピンチを切り抜ける。謹んでお詫び申し上げます。

3点差に詰め寄られるも、その裏に2点を取り返して勝負あり。
最終回は三者凡退に抑え、レッドスターズが2019年の初戦を制した。

◆今年はノーサイン野球?!のびのび野球で「働き方改革」だ
試合前、囲み取材を受けた湯浅監督が一言。
「今日はノーサインでいきますーー」とニヤリ。

昨夏、甲子園を沸かせた常葉大菊川など、
選手の自主性を重んじるノーサイン野球は、現代の考え方とも相まって、注目を集めている。

広告業界においても、数年前から働き方改革が叫ばれる中、レッドスターズでも自主性を重視した形だ。
闘将の想いに応え、ホームスチールを筆頭に、選手はその場の状況に応じて最適なプレーを見せた。

試合を観戦していた在京球団のスコアラーは
「元々(野球の)IQが高い選手が揃っているからね。意外とハマるんじゃないか。」と警戒を強める。
悲願の健保優勝へ。チームに最適な「働き方」を追求していく。

◆メンタルトレーナー、今季も健在
レッドスターズの選手 兼 メンタルトレーナーである都地選手は今年も健在だ。
マウンドに上がる前との藤川とキャッチボール。緊張のやわらいだ藤川は、一瞬乱れたものの安定した投球。
自身の初ヒットはお預けとなったものの、チームの勝利を陰から支えた。
読者の皆さんも困ったり、悩んだりしたら都地さんにご相談いただきたい。

◆2年目のジンクスなんて関係なし!クラシモコンビに期待大!
1番倉部、2番下村の通称「クラシモコンビ」がこの日も合わせて5盗塁。
健保大会をはじめ「若さは最大の武器」とは某コーチ。
湯浅監督も絶大の信頼を寄せており、ノーサイン野球の申し子となりそうだ。

◆助っ人捕手・高橋、その構えにベンチ感動
湯浅監督の紹介で助っ人参戦した高橋さん。
本格的なキャッチャーとしての立ち振る舞いに、ベンチからは「キャッチャーっぽい!」との声が飛んだ。
途中からベンチに退いたものの、その存在感でチームの勝利に貢献した。

◆快勝にも喜べない?復調待たれる攻撃陣
クラシモコンビの5盗塁や、伊藤の本盗もあり、快勝となったが安打数はわずかに3本。
守備の乱れがあったものの、相手投手のキレのある真っ直ぐに対応できない場面も目立った。
さらなる好投手との対戦も予想されるだけに、バッティングセンターでの特訓が必要になりそうだ。

◆ベンチを盛り上げた新人達に注目
試合こそ出場しなかったものの、ベンチから大きな声で盛り上げた新人のメンバー達。
試合後の円陣でも声出しに指名されるなど、チームの期待も大きい。

ここ数年、若手選手の活躍が目立つ一方、定着に悩んでいるのも現状だ。
ぜひ次戦以降も一緒に戦っていただきたい!懇願である。

# 選手名
16 倉部壮眞
18 下村昴
10 湯浅信昭
24 勝部義則
7 平出雅啓
- 高橋
30 田中匡幸
17 伊藤太起
2 青木陸
6 喜谷謙作
21 都地京介
22 藤川陽
29 阿部知也
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
16 倉部壮眞 先発 1 3 3 2 0 1 0 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
18 下村昴 先発 2 3 1 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
10 湯浅信昭 先発 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
24 勝部義則 先発 4 3 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0
7 平出雅啓 - 5 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
- 高橋 先発 5 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
30 田中匡幸 - 6 DH 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
17 伊藤太起 先発 6 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
2 青木陸 先発 7 3 3 1 0 2 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 喜谷謙作 先発 8 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
21 都地京介 - 8 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
22 藤川陽 - 9 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
29 阿部知也 先発 9 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
2 青木陸
22 藤川陽
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
2 青木陸 20/3 0 1 1 - - 1 0 1 1 0 0 0 1
22 藤川陽 - 30/3 0 2 2 - - 1 0 4 1 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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