試合結果詳細

対「住友電工ダイナマイツ」　〇6-4（日付：11月14日　天気：快晴　球場：三郷球場）

晴天の青空の元、秋季港区大会の準決勝が行われた。対する相手は「住友電工ダイナマイツ」。
人数９名とギリギリの中であったが、最終回まで苦しめられた。
なお先に言うが、本日勝利を納められたのは、田中ビッグボスの好(攻)采配なしでは語れない。
ぜひその点にも注目していただきたい。

本日のスターティングメンバーは、
１番ショート小林、2番サード内山翔、3番キャッチャー菱村、4番ライト勝部、5番ファースト湯浅、6番センター松本、7番レフト廣中、8番セカンド祝、9番ピッチャー青木。

試合は初回から動く。先攻レッドスターズは、先頭の小林がファースト審判の誤審に嘆く中、2番内山翔が初球をセンター前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決める。さらに相手のエラーも重なり、１アウト３塁のチャンス。
そして迎えるは仕事人菱村。積極的にファーストストライクをたたき、ライト前ヒットを放つ。幸先よく先制点を奪う。

その裏の守備では、久方ぶりの先発を務める青木が落ち着いたピッチングで３者凡退に抑える。

再び試合が動いたのは、２回の裏。青木が２アウトまでテンポよく抑えるも、6番バッターにヒットを許し、
直後に盗塁を決められ２アウト２塁のピンチを迎える。
続く7番打者が放った打球はショート後方へふらふらっと上がり、ショート小林が必死に追いかけるも捕球できず、1点を奪われてしまう。
その直後にランダウンプレーとなり、祝が暴投をかますも、ピッチャー青木の好カバーに救われ、追加点を防いだ。チーム野球とはまさにこのことか。。。

そして３回のレッドスターズの攻撃。1番小林が初球を振り抜き、左中間へホームランを放ち、すかさず勝ち越しに成功する。
さらに内山翔もヒットを放ち、盗塁と進塁打で２アウト３塁へ。
このチャンスで迎えるは、1打席目にヒットを放っている頼れる5番湯浅。
２球目を振り抜くと打球はライト前へ落ち、貴重な追加点を奪った。
続く6番キャプテン松本も3塁線ギリギリにボールを残す技ありヒットで繋ぎ、7番廣中もうまくボールを芯でとらえるも相手守備の正面。
2点差をつけてチェンジとなった。

これで逃げ切れるかと思いきや、なんと「ダイナマイツ」の導線に火をつけてしまうことになる。
３回の裏、ヒットとフォアボールでランナーをためたところで、ピッチャー青木から小林にスイッチ。
すると立て続けに相手バッターのいやらしい打球に翻弄され、結果的に３点を奪われてしまう。

まさかの１点を追いかける展開になる中、4、5回とピッチャー小林が0に抑えるも打線は息を吹かず。

そして、迎えた6回(最終回)の攻撃。先頭で迎えるは、ピンチヒッターのいぶし銀喜谷。
チームの期待とプレッシャーがかかる中、思い切りよくバットを振り抜き、痛烈なレフト前ヒットを放つ！チームの歓声と更なる期待で包まれる。
その勢いで続く打者はなんと、この試合ノーヒット1暴投と大荒れの8番祝。だれもが「お前か〜泣」と嘆いたことであろう。
ただ祝の心は同じ城東地区の大先輩喜谷のヒットでメラメラと燃えていたこともあり、なんとかヒットで繋ぐことに成功する(私ごとではありますが、1ヶ月前に目黒区から台東区に引っ越しました。)
そして続く青木も進塁打を放ち、小林を迎えたところでダイナマイツが動く。
なんと申告敬遠を発動し満塁策をとったのだ。ここでこんな一幕が。
ダイナマイツキャッチャーが主審に申告敬遠を告げると、主審がファーストを守るダイナマイツ監督のもとへ。
「申告敬遠は、監督がタイムをとった上で主審につげなさい！はい、じゃあやりなおし！」
ダイナマイツ監督が再度主審に宣告し、無事申告敬遠が発動された。
申告敬遠に慣れない両チームの選手は思わず苦笑いをしながらも、野球人として非常に学びの時間となった。

さてゲームに戻るが、1アウト満塁、ここまで2安打の内山が打席にたつ。
初球だった。力強く振り抜いた痛烈な打球はライト前へ。ランナー2人が生還し、土壇場で逆転。
さらに4番勝部の犠牲フライでも追加点をあげた。

２点差となり最後のマウンドに立つのは、抜群の安定感を誇るサイドボーラー伊藤だ。
落ち着いたマウンド捌きで相手打者を翻弄。ゲームを締め括った。

チーム一丸パワーと、田中ビッグボスのオーダー決め含むスーパー采配で、決勝進出を決めた。


さあ、迎える決勝戦は11月21日(日)、オリックス自動車野球部との一戦となる。
そう、まさに港区の日本シリーズが今、幕をあけようとしている。
山本由伸級のピッチャーが投げてきたとしても、吉田正尚級のバッターがいたとしても、この仲間なら大丈夫。
我々レッドスターズの真の力を見せつけてやりましょう！
https://youtu.be/ZmnsV_LvqDI