試合結果詳細

ADK対ブリュワーズ
「失敗は成功の母！光る都地選手の成長！」

失敗を知らなければ、成功は分からない。結果を求められる世の中で、私たちはこの事実を忘れがちだ。
この事実を体現した選手がいる。期待のホープ・都地京介選手だ。

初回、無死一、二塁のピンチ。3番打者が放った打球はライトへの飛球。
落下地点に入り、グラブを構えるも、打球へ無情にも都地選手の後方へ。
全ランナーが生還し、2点を奪われる。

続く4番打者の打球もライトへの飛球。先ほどの反省を生かし、後方から打球へ入る都地選手。
しかし無情にも打球はワンバウンド。リベンジを果たすことは敵わなかった。

相変わらず立ち上がりが不安定な藤川選手を後押しするプレー（いろんな意味で）の数々に、
超満員のスタンドからは大きな歓声。今話題のADK女子からも黄色い歓声が飛んだ。

更なる見せ場は4回、二死満塁のピンチを背負ったADK。フルカウントから打者が放った打球はライトへ。
右中間寄りに飛んだ打球を懸命に追う都地選手。落下点に入る。グラブを差し出す。ボールが落ちてくる。地面に落ちた。

超満員のスタンドからは再び大歓声。「惜しい」「あと少し」といった温かい声援が響き渡る。
マウンドの藤川選手は試合後、このプレーについて「気持ちがスカッとした（切れたとは言ってない）」と柔和な表情で語った。

ここまで2つの失策が、全て失点に結びついてしまった都地選手。しかし気持ちを切らすことはなく、リベンジの機会を伺っていた。
そんな思いで迎えた5回。4回と同じような打球がライトへ。祈るように見つめるスタンド。半ば諦めているマウンドの藤川。

様々な想いを背負い、打球を追う都地選手。野球の神様は、そんな都地選手の姿を見ていた。打球は見事にグラブへ。
スタンドは今日一番の歓声。試合後、審判は「あんなに応援される選手いないよｗ」と驚いた顔で話していたという。

試合中に確かな成長を見せた都地選手。失敗から学び、成功を手にした彼の姿に勇気づけられたファンも多いことだろう。更なる活躍を誰もが祈っている。
なお試合はADKが4対8で敗れた。

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谷中公園野球場（観衆：45,000）
ADK 111 000 1 4
ブリュワーズ 400 310 0X 8
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◆トピックス
・湯浅選手4打数3安打！健保に向け順調な調整ぶり！
4番指名打者で先発出場した湯浅選手が3安打1打点と好調ぶりをアピール。
唯一の凡退となった4打席目もヒット性の打球。ビヨンドマックスでなかったことが悔やまれる。

・田中匡選手、DL入りか？
チームの主力である田中匡選手だが、捻挫によりDL入りの可能性があると、球団幹部が語った。
球団幹部によると「健保まで1か月を切り、無理はさせられない。場合によってはDL入りもあり得る」とのこと。
主砲・湯浅選手が好調なだけに、軽傷であることを祈るばかりだ。

・時田選手、1年ぶりの出場！ハツラツなプレーで沸かせる！
正捕手である時田選手が1年ぶりにグラウンドへ。
ショートで先発し、軽快な動きを披露。途中からキャッチャーに代わり、制球に苦しむ藤川投手を大きな声で鼓舞した。

・藤川選手、学習しない
相変わらずの炎上っぷりで、6回を投げ8四球9奪三振と、見事な独り相撲を展開。大変申し訳ございません。
光明は終盤2回。首脳陣のアドバイスによるフォーム変更が功を奏し、いつもよりはマシな投球を披露した。


健保まで約1か月！話題の尽きないADK野球部の未来はどっちだ！続く！