試合結果詳細

AMATEUR第12戦。

約9ヶ月ぶりの対外試合。神奈川を本拠地に活動する横濱Superstarsとの対戦。選手11人が集まったAMATEURのスタメンは、今回も監督が悩みに悩んだ末、新人・池田をライトに抜擢、スーパーサブに肥田、金子を配したオーダーが組まれた。PIAS杯優勝の勢いそのままに勝利を掴む！

後攻のAMATEUR、先発は松尾。対外試合に対応できるかが最大のポイントだ。
先頭打者に対し、テンポよくストライクを投げ込み内野ゴロに仕留め、二番もボテボテの一ゴロに。幸先良い滑り出しを見せる！というのも束の間、二者連続フォアボール。ややベンチを不安にさせたが、後続を遊ゴロに打ち取り０点で抑えた。

初回の攻撃。一番・楜桃沢は詰まった遊飛も、二番・大勝がしぶとく四球を選び、三番・橋本へ。平凡な二ゴロが相手のエラーを誘い、1死一,二塁の好機！ここで迎えるは打撃好調の四番・十塚！先制点の期待が高まる中で放った打球は三塁線へ…惜しくもさばかれ、併殺に倒れた。

二回の守り、こちらも気を引き締めたいところだが、先頭に死球を与える。その後、連打に四球も絡み2点を喫して尚も無死満塁のピンチ。ここで相手の打球はライトへ…頼む池田！抜擢に応え、無難に処理！続く三番,四番を打ち取り、なんとか3失点で留めた。

反撃したい打線だが、相手投手の小気味よい投球に手を焼き、なかなか追撃できず4回表の守りを終えて0-4。敗色濃厚と思いきや、今のAMATEURは一味違う。どこからくる自信か、全然諦めていないのだ。

軟投派から速球派に変わった4回裏、大勝のレフト前（クリーンヒット！）を皮切りに、橋本の三塁線を鋭く破る三塁打で1点を返し、伊藤（晴）の高いバウンドの内野安打に、小山がしぶとく三遊間を抜く等5安打を集め一挙３点を奪う。

一点差と迫って迎えた最終回。ピシッと抑えて攻撃に移りたい…がしかし！守備の乱れ（主に三塁手）に相手の連打が重なり4失点。3-8。最後の攻撃で5点差をはね返せるか！

先頭の楜桃沢。あえなく三振。これまでか…いやまだまだ！
大勝、橋本が四球を選び、塁を埋めて四番・十塚。ここで期待に応える！ライトオーバーの2点タイムリー三塁打！5-8の3点差！五番・草太も意地の内野安打で続き6-8の2点差！続くは六番・伊藤（晴）。ココ一番の強さを発揮できるか。結果は見事なセンターオーバー！まさかの「単打」はさておき1死一,三塁に好機拡大！ここで打順は本日なにかと目立っている七番・小山に。「さっきのもう一本！」「ここで打ったらAMATEUR新聞一面やぞ！」ベンチからゲキが飛ぶが、高めの直球に釣られ三振！2死一,三塁で八番・池田。これまで2三振だが思い切りのいいスイングは出来ている。直球主体の相手にタイミングが合えばもしかすると…！期待を込めて見守った打席は惜しくも三振に倒れ、AMATEURは6-8で敗れた。

結果は惜敗も、最後まで勝敗の分からない好ゲームであった。ここ数試合で見せた集中打は健在で、上位打線は好調だ。一方、PIAS杯では体感できない、走者がいる中での投球、出塁時のリード、スライディング等、足りない経験、課題は明らか！7月にも試合が控えている。少しずつでもいい、これらをクリアして次戦は勝利を！


☆カントク’ｓ EYE☆
（試合を通して）（序盤の0-4の状態を見て）こんないい試合になるとは思わなかった。ピッチャーはよく踏ん張ったし、打線もよく打った。投手は首（目線）だけでも牽制して走者をフリーにしないようにすること。／（2点差、2死一,三塁、一塁走者伊藤（晴）の盗塁について）野球わかってるよね！／（初スタメンの池田について）三振は全然いい。打席で思い切り振れているので大したもん。澤田を抜かせ。