試合結果詳細

【足立区ジュニアスポーツ大会3回戦】
　2016年以来3年ぶりに進出した、足立区学童ジュニアスポーツ大会(※ジャビットカップ大会足立区予選)3回戦。3回戦の対戦相手は西新井リーグ所属のパンサーズ。※2016年に3回戦進出時に対戦し0‐7で敗退※
　先発はレン。四球で出したランナーを3塁まで進められて1死3塁。3番打者にセンターへ犠牲フライを打たれ先制を許す。0-1。早く追い付きたいバンブースの1回裏の攻撃、連続四球で0死1.2塁とチャンスを掴み、ここで3番リョウスケがライトオーバーのタイムリー2ベースヒットを放ち同点。ワイルドピッチやタイムリーエラー、工藤の右中間へのタイムリー2ベースヒットなどもあり計4点！4-1と逆転に成功する。2回裏にも相手バッテリーエラーで1点を追加し5‐1。しかし3回表にレンが突然崩れる。ヒットと四球、牽制悪送球で0死2.3塁のピンチ。ここで1番打者にライトへ2点タイムリーヒットを浴び5‐3。さらに四球と2つのワイルドピッチで1点を失い5‐4、4番打者にレフトへのタイムリーヒットを浴び遂に同点。5‐5。1死1塁とされレンはここで降板。タスクがマウンドへ。何とか2死2塁までこぎつけるも6番打者にセンターへタイムリー2ベースヒットを浴び5-6と逆転を許す。またしても追いかける展開のバンブース。2死2塁でキョウゴの打ったゴロを相手ショートが弾く、一気に2塁走者リョウタがホームに滑り込み同点に追い付き6‐6。4回は両投手が踏ん張り、両チーム三者凡退。時間的にも最終回となりそうな5回の攻防。タスクは簡単に2死を奪うものの、サードゴロの送球をリョウスケが捕球エラー。続く打者にも四球を与えて盗塁も絡み2死2.3塁の大ピンチ。6番打者の2球目にタスクが痛恨のワイルドピッチ。1点勝ち越されてしまう。さらに6番打者を三振に打ち取るも、捕手リョウタが落球。ファーストへ送球するも悪送球。さらに1点追加され8‐6。最終回5回裏の攻撃、先頭はタスク。カウント1‐1から強振、レフト頭上を越える2ベースヒット。0死2塁。次打者は今大会2回戦でも本塁打放っているトウマ、カウント0‐1から強振、レフト頭上を大きく超えていく起死回生の同点2ランホームラン！！打者2人たった5球で試合を振り出しに戻し8‐8。この勢いのまま、この回で決着をつけたいバンブース、何とか後続がチャンスを繋ぎ2死3塁の一打サヨナラの場面で1番Sリョウセイに打席が回る。緊張からか顔色の悪いSリョウセイ。カウント2‐2から強振、この打球もレフト頭上を大きく超えていく！サヨナラ3ベースヒットで9‐8。サヨナラ勝ちを収めた。2004年以来15年振りとなるジュニアスポーツ大会ベスト8進出。準々決勝へと駒を進めた。

【監督コメント】
　ナイスゲームかは別にして・・最終回の攻撃は見事でした。先頭打者でチームに勇気と勢いを与える2塁打を放ったタスク。特大の同点ツーランホームランを放ちチームを救ったトウマ。四球で出塁し盗塁で揺さぶりサヨナラのランナーとなった主将リョウタ。勝負を決める場面で見事サヨナラヒットを放ったSリョウセイ。野球って極限に緊張する場面で勝負を決める決勝点は結構エラー・暴投・ボテボテのゴロなんかが多かったりするんだけど、Sリョウセイの打球は誰もが勝利を確信した会心のレフトオーバーのサヨナラヒット。チームスタッフ・応援団・ベンチにいた選手・バンブースに関係するすべての人たちが一体となった瞬間でした。

【選手達へ】
　特に公式戦で【ここで打ったらサヨナラ勝ち】って場面で打席に立てるチャンスはそうそうありません。これから続く中学・高校などでの野球人生においても同様です。その場面で打席に立てること自体が幸運なことです。今後の試合で【ここで打ったらサヨナラ勝ち】の場面に打席に立つことがあればラッキーだと思って、思い切りバットを振ってきてください！
※この試合ではヒット5本でしたが全て2塁打以上の長打。全て外野の頭を越していく打球でした。良かったです。