試合結果詳細

ゆいリーグ第2戦は直近3年間で1勝2分となんとか勝ち越しているものの、
毎回息詰まる展開となる宿敵O.T.C野球部さんとの一戦。

この日は相手先発の快速右腕（20歳）の前に打線が沈黙し、
6回まで岡田・タイチ・大久保の主軸3人による散発の3安打に抑えられてしまう。
守備のほうではエース大塚不在の中、鶴谷（弟）・北村の継投でなんとか踏ん張るも、
相手3番に特大ソロを浴びるなど、終始劣勢で試合は進み、7回表にも中越えソロを許し1-4と3点ビハインドとなる嫌な流れ。
しかしその7回表からファーストに回った大久保のフェンスにぶつかりながらのファールフライ好捕から一気に流れはBBに傾く。

最終回7回裏、まず先頭の眞田。ナニかのしすぎでできた右手中指の腹の豆がつぶれてしまい、
自身のバットも満足に握れない状況で、しぶとく三塁前に打球を転がし相手のエラーを誘って出塁。
ゴールドフィンガー眞田、ここに爆誕である。
1死後、キャプテン塗木も見事なあたり損ねの打球を三塁前へ転がし連続エラーを誘い、
1死1.2塁のチャンスを作って上位打線につなぐ。ここで加入2戦目の前田（翔）。
試合前、今日は2本打つと豪語していたがここまでノーヒット、一矢でも報いたいところだったが、あえなく三振でツーアウト。
後輩のかたきを討つべく打席に入ったタイチはファーストストライクをジャストミートさせ、同点弾かと思いきやわずかに切れてファール。
見せ場もここまでか・・と思いきや、次のストライクを完璧に打ち直し、防護ネット直撃の特大スリーベース！
しかし1塁ランナー塗木が3塁手前から急失速し、本塁アウトのタイミングで送球が返ってきて万事休す・・と思ったら、
イチローばりの神走塁で2度ブロックをかいくぐり、奇跡の生還！チームの盛り上がりは最高潮！
さらに2死3塁と一打同点の場面は続き、打席はこの日兄不在で伸び伸びプレーの鶴谷（弟）。
相手ピッチャーの渾身の直球をファールで粘り、迎えた2ボール2ストライクからの7球目だったが、想定外のスライダーに空振り三振でゲームセット。

暑く、また遠くで雷が鳴り続く不安定な天候の中で、惜しくも敗れはしたが好ゲームだった。
またO.T.C野球部さんとの直近対戦成績が1勝1敗2分の5分となったが、2週間後の再戦でリベンジを果たしたい。

（文責：大久保）