試合結果詳細

この日、最近では珍しく投手が3枚揃ったブラックバード、1人あたり2～3回を目標に継投プランを立てて試合に臨んだ。先発は江口(敬)であったが、2番打者に四球を出したところで右太ももの違和感を訴え降板となり試合開始わずか5分で継投プランが崩れ去った。

2番手/岩崎は投球練習を殆どしないままの登板となったが、軟投スタイルでヒラリヒラリと相手をかわし最少失点で回を終える。曰く「打者が見逃すカウントは抜きつつ、絶対に間違えちゃいけないカウントは本域で」とのこと。

一方打線では初回、1死2・3塁の好機で4番/荻原がコンパクトにセンター前に運び、先制点を奪取する。
ちなみにこの日、荻原は首脳陣/粳間に対してマルチヒットを約束(容易くもなく難しすぎない絶妙な設定値)していたが、初回で1本が出て本人にとってもよいスタートを切ることができた。

岩崎は2回以降も奥行きのある投球で、3回まで自責点0で試合を組み立てる。
守備からリズムを作ったブラックバードの2回表の攻撃となるが、
このイニングから試合が動く、というよりも歴史が動くことになる。

結果から記載すると合計4HRが飛び出す。以下ダイジェスト形式で振り返る。
(1)ここ5年間、原因不明の踵(かかと)痛を抱えている金子が2ランHR。
(2)荻原が首脳陣との約束を果たす、打った瞬間にそれと分かるソロHR。
(3)小学生以来のHRとなった志鳥のソロHR。
(4)チーム加入以来無安打を恥ずかしくて誰にも言えなかった三船のソロHR。
四者択一問題で「不適切」選択しとして出題されそうな内容であるが、紛れもなくすべて事実の出来事なのだ。

終盤ブラックバードは3番手/左藤にマウンドを託したが、変化球がうまくコースに決まらず、なんとか1アウトを取ったところでギブアップ宣言。
既に投手駒を使い果たしたブラックバードは岩崎を再召喚。岩崎は「ブラックバードじゃなくてブラック企業ですね。」と恨み節をボールに込め、見事火消し成功。
このまま4点のリードを守り試合終了となった。

当日の試合模様は対戦相手「江戸川のレベッカ」さんのYouTubeチャンネルにて閲覧可能である。

https://www.youtube.com/watch?v=IMOoZuUwCRA

※なお再生数の大半はHRを打った4人によるものであることは言うまでもない。