試合結果詳細

​【ブラックバード、接戦制し貯金1！ タツキが若手を牽引】
​ブラックバードが、相手のミスに乗じて接戦をものにし、今季の成績を貯金1とした。 この日の先発マウンドには、歌舞伎町界隈から2人の後輩「キラ」と「ヤイバ」を引き連れてきたカイトが上がった。すっかり“兄貴”の風格が板についたカイトだが、キラとヤイバは彼の本名を知らないという、まさに歌舞伎町らしい人間関係。

​【不調のカイト、背中で語る草野球のイロハ】
​立ち上がり、球が走らず本調子とは言えないコンディションだったカイト。初回にソロ本塁打を浴びたものの、その後は打たせて取るピッチングに徹し、2人の後輩に草野球のイロハを背中で語り続けた。

【​相手ミスに乗じて得点、タツキが守備を牽引】
​ブラックバードは、相手のミスにも助けられながら、地道に得点を重ねた。中盤までに6得点を挙げ、何とかリードを保って逃げ切りに成功した。
​この日のMVPは、三船（弟）/タツキだ。レフトにヤイバ、ライトにキラという、まるで「デスノート」のような世界観のなか、不慣れなセンターを守るタツキは、猛暑の中、終始2人に積極的に声をかけ続けた。守備位置のアドバイスや励ましを送るなど、30度を超える灼熱の中で気を配り続けた結果、約10年ぶりにグラウンドに立ったキラとヤイバは、無失策で試合を終えることができた。まさにこの日の守備を陰で支えた功労者と言えるだろう。
​こういう先輩がいれば、若者はついていきたくなるもの。数年後、タツキが新宿スワンの綾野剛さながらに歌舞伎町を牛耳っている未来が見えた。