試合結果詳細

10月なのに、夏が続いているものだと勘違いしてギラギラ輝いていた太陽がようやく我に返り自重したかのように、すっかり秋めいて来た気候のなかで開催された、Soaiさんとの練習試合。
先日、われらが宿命のライバル、NBCさくらーズが20－5でボコボコにされた強豪である。
しかもこのSoaiというチーム。強いだけではなく、品行方正で且つ、草野球への取り組み方、実績も１流ときたもんだ。
さぁ、実力は愚か口を開けば下ネタか共産主義の話しかしない５流ポンコツ軍団の我々はどこまでやれるのか！！！やれんのか！？！？！？

こちらのバッテリーは、共に初出場の２人。
甘いマスクと物静かな口調が特徴のポーカーフェイス・渡邊と、野球センスは◎なのに、バイクで事故ったり体調を崩してダウンしたりと健康運×の村林のコンビだ。
また、新入部の佐藤もベンチで控える。

１回裏、その渡邊が美しいモーションから放つボールで奪三振と凡退の山築き上げ、初っ端からチームの雰囲気はトランス状態に！！
賛辞を贈る　チームメイトに囲まれ、ニコッとほほ笑む渡邊に、おそらく100万人の北摂の女は虜になるであろう。
っていうか君、よくもまあこんな魑魅魍魎しかいないチームに入ってきたなｗ
２回表、４番永由がヒットで出ると、５番の村林の特大の当たりが相手のエラーを誘い、あれっ！？先制しちゃったけども！？！？！？
よくやったぞ村林！！！これで体に憑いた厄も払い落とせたであろう。

しかし３回裏、渡邊は先頭バッターに死球を与えてしまうと、次のバッター相手に放った球は、ものすごい打球音と加賀美の「あ、行ったわこれ…。」というつぶやきを残し、無情にもライト方向に大きな放物線を描きながらフェンスを越える２ランホームランとなってしまう…。
渡邊、大丈夫だ。そのチーム、それがスタンダードだからｗ
しかし渡邊、次の回も失点こそするも、大きく崩れることはなく毎回奪三振の堂々たるピッチングを披露！ニコニコしながらえげつない球を投げる姿はとても印象的でした。

いや、だから君よくこんな化け物だらけのチームに(略

そのあとは投手戦にもつれ込み、我がチームの投手も「あ、僕この後バイトなので…」と静かに去っていったポーカーフェイス渡邊に代わり、「いい意味で」やかましい男、」片岡にスイッチ。
静かに投げる渡邊とは対照的に、1球1球「うおらっ！！！」と雄たけびを上げながら投げる熱血派、片岡も堂々たるピッチング。
うーん、みんな有能！ｗ

時間の都合で最終回となった７回表、ここまで２打数２安打の２試合連続膝から出血男・永由が３打席連続のヒットとなるあわや柵越えの当たりで出塁し、チームメイトから大歓声で送り出されたのは、健康運絶不調男・村林。
すでに勝利の可能性は潰えてしまった。でもここで１発打てば引き分けだ！！ベンチの雰囲気は最高潮。ヒーローになるためのお膳立ては完璧だ！！ったが…無念の三振でゲームセット。

悔しい敗戦となったが、格上Soaiにここまでやれた自信と、今までなかった一体感を手に入れた部員たち。
この経験を糧に、２週間後のOSAKA FRUIT WARRIORSとの試合には確実に勝利し、2021シーズンを最高の形で締めましょう！！！

Soaiさん、ありがとうございました！
企画大会、ぜひとも我々にも協力させてください！またやりましょう！！


以下、主将コメント。
（Q.総括をどうぞ）中川「今日は負けてしまったが、いい試合だったというのが率直な感想。颯ちゃん（渡邊）とけんぴ（片岡）の２人で最少失点でしのいでよく投げてくれたので、自分を含む打線がチャンスでランナーを還せなかったのが痛かった。４番の凌くん（永由）が３安打都大活躍だったので、彼の前にランナーを溜めたかった。」
（Q.再来週が今シーズン※最終戦だ）中川「※年内最終戦となるので、きっちり勝って今年の成績を五分で終えたい。」


（※追記）11月末にも練習試合の予定が入ったため、残り試合が２試合となりました。もう少し野球ができるね。