試合結果詳細

全国大会出場まであと1勝！！その最後対戦相手は袋井支部代表の久留女木さん。

初回から、相手投手の速球に差し込まれる場面が多く、ポップフライを連発する攻撃陣。
そんな中、この県大会にきて普段のバッティングを取り戻した9番鎌江がセンターへクリーンヒットで出塁するが、後続が打ち取られて無失点に終わる。
3回、4番藤沢、5番深澤のヒットで得点圏にランナーを出すが、6番鈴木が打ち取られ得点することができない。
5回の攻撃、9番鎌江、1番高林稜の連続ヒットで再びチャンスをつくる。
続く2番福世の当たりは変化球を上手く捉えるもののサードライナーとなり、またも得点することができない。
6回にも、3番原田のセンター前ヒット、5番深澤の死球で得点圏にランナーを進めるが、ここでもあと1本が出ない。
7回、8番大塚がヒット、9番鎌江が死球でノーアウト1・2塁のチャンスを作る。
1番高林稜はピッチャーゴロに打ち取られてしまうが、併殺崩れで1アウト1・3塁とチャンスを広がる。
2番福世は低めいっぱい？の変化球に手が出ず見逃し三振となってしまい2アウトとなってしまう。
どうしても点数が欲しいこの場面で3番原田にメンバー全員の期待が圧し掛かる。
どれほど緊張していたのか？それとも、まったく緊張していなかったのかは分からないが、持ってる男はしっかりと結果を残す。
1・2塁間を破るタイムリーでみんなが欲しかった1点をついに奪う。
塁上では珍しく、雄たけびを上げながらガッツポーズする姿が見られました（笑）
8回にも5番深澤が内野安打で出塁するが、得点には結び付けずにこの試合1得点という結果でした。

BOLT先発は#19の福世が全国の切符がかかったマウンドへ上がる。
さすがにプレッシャーのかかるマウンドで、普段通りの力が発揮・・・出来ている。
それどころか、いつもよりギアが上がり初回から三者凡退の山を築く。
4回まで一人のランナーも出さない圧巻のピッチング。
5回に味方のエラーでランナーを出すも、落ち着いて後続を打ち取る。
8回に先頭にヒットを打たれランナーを出すも、次打者をきっちり内野ゴロの併殺に打ち取りピンチを簡単にしのぐ。
1点差で迎えた9回のマウンドへ。
さすがに緊張したらしいが、周りからはほとんど分からなかった。（もう一人のピッチャーとは大違い；笑）
先頭をきっちり打ち取り、さらに次打者も危なげなく内野ゴロに抑え最終バッターを迎える。
おそらくこの日最速のストレートで2ストライクと追い込むと、最後はインコースへ渾身のまっすぐを投げ込み見逃し三振。
去年行くことができなかった全国大会の切符を見事手に入れることができました。

この県大会3試合は非常にBOLTらしい試合だった気がします。
例え誰かがミスをしても決して責めず、他のメンバーで声を掛け合い全力でカバーし合う。
いつもやっている事ではありますが、こういった大きな大会で普段通りの事がやれていることが勝因に繋がったんだと思います。

代表はとっても大変ですが、またこのチームで全国大会へ出場できることを心から嬉しく思っています。
いざ4度目の全国大会へ！！

FMVP（代表深澤が勝手に選ぶMVP）は、チャンスの場面でみんなの期待に応える1打を放った原田と、1安打完封の素晴らしい投球内容の福世。