試合結果詳細

1回表1番岩隈さんの痛烈な5ゴロ
難なく加瀬くん捌く。
4番本郷さんの打球も容赦なく、
先発佐藤くんを襲う。
が華麗に捌き、初回0。

リーグ史に残る死闘は、
静かに、熱く始まった。

緊張の静寂を破ったのは、やはりこの男、
左中間を真っ二つ、セカンド塁上で仁王立ち！俺についてこい！加瀬HC。

3番佐藤くん、打倒みつばちはこれだ！と、
自らお手本、見事な９前Ｈでチャンスを拡げる。
ここで24時間闘い続ける男！石井さん。
目を閉じれば、激しい睡魔に襲われる中、
睡魔も吹っ飛ばす、激しい打球はレフトへ！
先制2点Ｗ。
更に、好調ヤクルトの勢いそのまま、
ヤ党山本くんも左中間Ｗ。
久々数くんは大谷顔負けの低弾道であっという間のスプラッシュHR！5-0

2回表　櫻井兄、打球速度150kmの強烈打球
が佐藤くんを襲うも、ナイスフィールディングで1-4-3 Ｗプレイ。
この回も0かと思いきや、好事魔多し、
ライト数くん、園部さんの打球を
右中間最深部へとアシストする好キック　5-3。

2回裏、杉田さん、加瀬くん50'sが粘りの四球などで2死23塁。
4番石井さんが、2打席連続のＷ。
7-3 やられたらやり返す　死闘第一幕。

3回表、王者みつばちは、
主審シギさんとの戦いに
苦しんでいる佐藤くんを、
容赦なく追い込み一挙4点。7-7

がしかし、センター山本くん、
出ましたレーザービーム本塁封殺！

決して勝ち越しは許さないBONZ

3回裏、数くん８前へポテンＨ、
佐野くんも９前へポテンＨ。
ここで、今シーズン悩める男、さとる岩見！
そんな思いを一蹴するように右中間へ勝ち越しのＷ。更に杉田さん、犠飛。檜森くん、タイムリーで10-7。

3点リードで迎えた最終回。
ドラマはまだまだ終わらない。

先頭勝見さんの８前Ｈから、
止まらない5連打！3得点！
10-10 再び同点。
尚、一死満塁。絶対絶命のピンチ。
バッター、一番岩隈さん。

誰もが固唾を飲む初球、
鈍い打球音と共に、
打球はサード正面へのゴロ。
加瀬くん、すかさずベースを踏んで、
すぐ様、ホームへ。
ランナーを避けて、やや左側への送球を
岡田さん、冷静にキャッチ。
ランナーにタッチ。5-5-2
奇跡的なＷで勝ち越し許すマジ。

ドラマはいよいよクライマックスへ

山本くんが、三遊間真っ二つで出塁。
続く数くん、この日３本目の安打で
一死23塁。一打サヨナラＶ。

ここでバッターは
今シーズン、ショートに抜擢、一時は
4番も任された大ブレイク佐野くん。
石井さんはお仕事でしたが、
佐野くんは緊張で寝れなかった男。
野球の神様は最後の最後に
凄い場面をブッこんできたぁ

京浜リーグの岩田鉄五郎こと、
サブロー八巻さんが投じた大注目の初球、
球速、否、気持ちに押されて、ファール！
この時から、頭の中が、真っ白に！
以降の記憶が無いとゲーム後の佐野くん談

二球目
無になったのが、功を奏したのか、
得意の低めを完璧に捉えて、
レフトへサヨナラＶ打！
11x-10 死闘に決着！

全員がベンチを飛び出し、
サヨナラのホームを踏む山本くんを
お出迎え。

一方、一塁を回る佐野くんに、
誰よりも真っ先に駆け寄り、
抱きついたのは、佐藤キャプテン。
佐野くんとの爽やかな抱擁。

筋書きのない死闘に
最高のエンディングでした。