試合結果詳細

【テンパルタイムス2011/11/27号】

★★今季最終戦惜しくも敗北★★
オカの力投むなしく１点差に泣く

11/27（日）CCテンパルスVS木下藤吉郎
有吉公園野球場野球場 プレイボール11:05 ゲームセット12:40

■試合ハイライト

澄みきった晩秋の青空の下、2011年度の最終戦が行われた。

最終戦の相手は数多くのタイトルを獲得した実績を誇る木下藤吉郎。胸を借りるつもりで挑んだ。
先発は前回マリンで乱調だったオカ。最終戦なんとか白星の欲しい状況であった。
1回表、ナミのエラーでランナーを出すものの、オカの得意のクイックな牽制で刺し、更にウサが気迫のダイビングで捕飛とし、見事3人で終わらせる。
その裏テンパルスは早速先制のチャンスを作る。ツーアウトからカワが四球を選びウサの敵失で2塁1塁。バッターは今季初参戦のハマ。しかし三振に倒れる。
2回表もオカの調子は良く。無失点。
2回裏、またもやテンパルスにチャンスが巡る。オリのセンターオーバー2ベースの後、ヤマへ出たサインはバスターエンドラン。見事進塁させ、1アウト3塁の先制のチャンス。しかし、オカはピッチャーフライ、続くササはヒット性のライナーで、あわや先制かという当たりであったがファーストが好捕。チャンスをものに出来ず。
序盤は緊迫した投手戦という状況である。
試合が動いたのは3回表。ランナー2塁3塁の場面で内野ゴロの間にホームを踏まれ先制を許してしまう。その後もピンチであったがオカがなんとか抑える。
なんとか追いつきたいテンパルスは4回裏、ハマがセンター前ヒットで出塁。続くオリはストレートをドンピシャのタイミングで強打。レフトフェンスを遥々超える2ランホームラン！！一気に2-1と逆転する。リードをもらってからのオカも安定しており、3者凡退に抑えるなど省エネ投球。ウサのリードもオリを意識してか、優れている。木下藤吉郎ナインに対し、円陣を組む状況に追い詰め、なんとか逃げ切りたいテンパルスだったが、6回表、ランナーを背負うピンチの場面で2アウトからタカトが凡フライを捕球できず、痛恨のエラー。同点にされてしまう。
勝ち越したいテンパルスは6回裏ハマのが敵失で出塁、オリが四球を選び願ってもないチャンスが訪れる。ヤマが進塁打を放ち、絶好のチャンスでオカ。自分のバットで試合を決めたかったが、三振に倒れる。
7回表、なんとか守りきり、裏の攻撃に賭けたいテンパルスは先頭バッターにセンターオーバーの2ベースヒットを与えてしまう。ランナーを3塁まで進められ、次のバッターの打球は右中間へ飛ぶ。オリが好捕し、余裕でタッチアップ成功の深さであったが、そこからレーザービームでバックホーム。タイミングは微妙であったが判定はセーフ。ついに勝ち越されてしまう。この送球には木下藤吉郎ナインもかなり驚いていた。
なんとか1点に抑え、最終回の攻撃。しかし、3者凡退（最後はナミの捕飛）でゲームセット。オカの完投むなしく、逆転を許し敗北となってしまった。
敗北となったものの、テンパルス史上最高に良いゲーム展開であり、強豪を相手にオカが踏ん張った実りのある試合であった。

◆オカへのインタビュー
--記者
素晴らしい投球内容だっただけに残念でしたね。
--オカ
もう、今日は「背水の陣」で臨みました。彼女の家に挨拶に行ったので気合を入れていました。

◆オリへのインタビュー
--記者
打ってはホームラン、守ってはレーザービーム。素晴らしい活躍でしたね。
--オリ
ありがとうございます。彼女を連れてきていたので、良い所を見せたかったんです。

◆最後に監督の談話
--記者
最終戦。素晴らしいゲームでした。お疲れ様です。振り返ってみてどうですか？
--監督
ありがとうございます。今日の収穫はなんと言ってもオカでしょう。これで来期は往年の「斎藤・槙原・桑田」のように「アサ、シモ、オカ」の3本柱が成立です。非常に良かったです。あれだけの強いチームに正直何点取られるかわかりませんでしたが、我々のレベルが上がっているということでしょう。負けはしましたがいい形で最終戦を終えられました。来季は必ず優勝します！

以上