試合結果詳細

【テンパルタイムス2011/7/9号】


★★因縁の対決、りんてつ戦★★
アサ、完封勝利目前で、スラ、痛恨の大エラー


7/9（土）CCテンパルスVSりんてつ
千葉市立新宿中学校　プレイボール19：00　ゲームセット20：45


■試合ハイライト
マリンの余韻がまだ残る7/9。この日気象庁からは梅雨明けが発表された。日中の気温は30度を超え、夕方になっても非常に暑い天気であった。
今日は待ちに待ったりんてつ戦。昨年の対戦では敗北。そのリベンジをするべく、早々に再戦を予定していたが、３月は震災により中止、６月は雨天により中止と２回も流れていた。

そのリベンジにチームで一番闘志を燃やしていたのがアサ。
マリンでの完投で疲れが残っていることが懸念されたが、先発志願。
立ち上がりから上々で、得点圏にランナーを出さず、素晴らしいピッチングを続ける。
一方、テンパルスの攻撃は３回にりんてつタカトゥーのエラーから始まり２点を先制。
中盤テンパルスはシモ、ナーの特大２ベースなどでチャンスを作るも追加点が取れず終盤へ。
最終回の守りにテンパルスは、１アウトを取ったあと、四球、ツーベースヒットで２塁３塁のピンチを迎える。
次のバッターの打球は浅いライトフライ。
ライトを守るスラはタッチアップの為、少し後ろから勢いをつけて捕球体勢に入ったが、
ボールがグラブにかすり、「カチッ」と鈍い音がした瞬間、ボールは地面に落ちる。慌てて返球するも中継シモまで５バウンド。まるで少年時代に川原で遊ぶ「小石投げ」のようであった。ランナー２人を返してしまい、土壇場で追いつかれてしまう。
その裏は点が取れずゲームセット。
誰もがリベンジ成功と確信していたが、まさかの未達成に終わってしまう。



◆惜しくも完封目前で勝利を逃したアサへのインタビュー
--記者
いやー。今日は気迫を感じました。素晴らしい投球内容でしたが、残念でしたね。
--アサ
本当に悔しいです・・・　またやりたいです。絶対今度こそはぶっ潰す！（怒）

◆相手にとって値千金のフライを献上したスラへのインタビュー
--記者
なんて言葉を掛けてよいのかわかりませんが、今のお気持ちは？
--スラ
・・・

◆テンパルスにおいて初ヒットを放ったナーへのインタビュー
--記者
いやー。見事な特大２ベースでしたね！私は入ったと思いましたよ！
--ナー
そうですね。たぶんあれがレフトに飛んでいたら入ってたでしょう。
これで私の得意分野がバック走だけじゃないって事が証明できたかな。

◆同じく特大２ベースを放ったシモへのインタビュー
--記者
打撃も好調ですね。
--シモ
それはそうと、あのエラーはないよ。エラーした人の気持ちを察するとしばらく眠れないんじゃないんですか。

◆最後に監督の談話
--記者
今日の試合振り返ってどうでしたか？
--監督
投手戦になることは予想していました。たった一つのプレーでこうなってしまう。野球とは怖いスポーツということを痛感しました。恐らく、新宿中のマウンドとライトには魔物が潜んでいるのではないでしょうか。今後、今回のことを肝に銘じて、プレーしなければなりません。

以上