試合結果詳細

雨が心配されたが無事開催され、先週の敗戦の悔しさを晴らしたいところだったがこの日ももどかしいゲームとなった。
不調の打線は初回から繋がりを欠いた。初回から3安打に1四球、3盗塁を絡めたにも関わらず走塁死が重なりまさかの無得点。すると2週連続先発登板となる中村が珍しく先頭に四球を与えるとセカンド河北の悪送球で1点を先制される悪循環。この日も序盤から重苦しい展開となったが、この流れをエース中村が食い止める。大きな変化球を武器に大崎との同級生バッテリーの呼吸もバッチリ合い、4回までを初回の1失点に食い止める。
Cheersもランナーは出すものの得点を奪えず、どちらが次の1点を取るかという展開。
先発中村が先週完投していることもあり早い回での継投を予定していたものの、調子を鑑みて続投を決断したが、これが裏目に出た。
先頭に四球を与え後続にヒットを許すと、相手に2点タイムリーツーベースが飛び出しついに試合が動く。ここで力投を続けていた中村から高橋にスイッチするが時すでに遅し。イニング途中からの登板ということもありリズムを掴めず4連続四球などを含むまさかのこの回6失点。一気に流れが相手に傾いた。
何とか一矢を報いたいCheers。6回表に四球をきっかけに満塁のチャンスを作ると、この日は足の負傷のためラストバッターに座っていた大倉さんがセンター前にタイムリーを放ち1点を返し意地を見せた。
しかしその裏も1点を失うと最後のバッターにも四球を与えたところで時間切れのためゲームセット。今季2度目の連敗となってしまった。
終わってみれば大敗だが、初回の攻防が全てだったように思える。ランナーを出しながらも1点も奪えなかったCheersと、相手のミスにきっちりつけこんで得点を奪ったyellow monkeysさん。野球にたらればは禁止だが、初回1点でも奪っていれば試合展開はもう少し違ったものだったのかもしれない。
中盤まで競り合い、終盤に突き放される先週と同じような展開で連敗を喫したCheers。なかなか打線が繋がらずチーム状態が上向かない状況が続く。試合後に降りだした雨も涙雨、泣きっ面に蜂となってしまった。