試合結果詳細

野球はやりたかった。でもこの時間にではなかった。

年明けから順調なペースで試合をこなしていたキャッツ。しかも勝ち越していたので今年は一味違う、と思っていたのも今は昔。雨天中止が重なり、なんと8ヶ月ぶりの試合。お相手はスパイダースさん。早朝も早朝からありがとうございました。自分でグラウンド取っておいてですが、日の出前集合は大谷翔平が上げに上げてくれた元野球少年達のモチベーションでもカバーしきれず、だらだら文句を言いながらのプレーボールとなりました。

野球人田辺は8ヶ月の間にトミージョンでもしたのか、珍しくサードをこなす。ミスもちょいとあったが最後は華麗にランニングスローで締めて終わりよければで茶を濁していた。バッティングは一人だけヘルメットをしてやる気を見せつけ過ぎたからか相手ピッチャーも田辺にだけ2段ほどギアを上げたストレートを投げ、珍しくノーヒット。

名古屋を捨て、東京人になった森田はお散歩ばかりしていた。何しに来たんだと言うやじに反応したのか盗塁を敢行。しかし体が思い通り動かないことを感じさせるぎこちないスライディングでセーフにこそなったが諸行無常栄枯盛衰を感じさせた。あはれなり。ただピッチングでは変わらぬ侘び寂びを見せつけた。いとをかし。

前回(だいぶ前だが)無欲のバッティングの手本を見せてくれた助っ人岩崎さん。今日もその瞳は優しく、無我の境地でお散歩をしていた。ただゴリラ小貫に塁上で追いかけられた時は無我がゆらいだかもしれない。守備も安定感抜群で助かります。

4番筋肉。再来週にコンテストがあるそうでげっそりしたほほでこりゃあ駄目だと思っていたらそれでも筋肉は裏切らずチーム唯一のヒットを放つ。しかも守備の乱れをついてホームまで激走した。パワー。今日は糖質で筋肉を労ってあげてほしい。

もはや感覚が麻痺して特に何も文句を言わなくなった漆黒労働5番キャッチャー菅沼。相変わらずキャッチャーを頑張り、相変わらず可能性をカケラも感じさせないクソみたいな空振りで笑いを取り、相変わらず塁に出ると片岡式に固執していた。通常運転。

首位打者飯島。しかしバスケ部に8ヶ月の空白は長い。失われるのもまた早い。今までが夢だったかのように。というわけで前ほどの輝きは無かったが、ちゃんと進塁打打つし大きめのフライも捕るし、かわいくない。結婚おめでとう。

初登場助っ人平山さん。初心者と聞いていたがMLBを見据えているであろう豪快なスイングは最もベンチを熱くさせた。少年時代に下手にダウンスイングを指導されていないからこそのロマン。そのままビックフライボールを追い求めて欲しい。

3:30に家を出発した玉木。まさかのピッチャーが2人連続足がピキり緊急登板。最初は制球が定まらず、ベンチからのヤジにも荒めのアンサーなど寝不足を遺憾なく発揮していたが中盤からは後ろから見る限り申し分ないボールを投げていた。しかし本人は打たれた球は腕が縮こまっていたとかでブツブツ反省していた。ま、頑張ってくれ。

ビヨンドマンこと矢口さん。今日はボールにしっかり当てることを目標にしていたそう。ミッションはきっちりクリア。ただ個人的には矢口さんにはメッシャミーンなロマン砲になって欲しいのでパワーは捨てない方向でステップアップしていって欲しいです。

先発した稲岡。ところが前日のバスケのダメージが響き投球練習1球目からふくらはぎが半分攣る。だがもう29歳のおじさん、流石にいきなり交代なんて迷惑はかけられん、となんとか脚を使わない投げ方を模索するもクソボールを連発し1回で3四球。結局だれた展開で時間を浪費ししっかり迷惑をかけていく。でも無失点なんで。その後足つったからとマウンドを降りて守備をサボった回はまー好き勝手ヤジった。まぁ無失点だったんで。

結婚おめでとう飯田。唯一の打席で放った打球は相手のファインプレーに阻まれたが、いい当たりは打てたし、塁に出て走らなくて済んだし、新婚だし、フライも回避したし。久々の野球をそこそこご機嫌にこなしていた。


来週も同じ時間にあるという絶望。