試合結果詳細

初戦を落とし2戦目が雨で順延となり、間隔の空いた宿敵パンチ戦。
昨年同様に緊張感漂う投手戦となった。


初戦の反省を活かした先発篠原は初回からエンジン全開。左右コーナーに投げ分け相手打線から凡打の山を築く。
ただ、相手は百戦錬磨の中目黒パンチ。四球と繋ぐバッティングで度々チャンスを作るも、篠原の気迫が勝り5回まで無失点。

渾身のピッチングに引っ張られたチャンク伝統の堅守は今日も健在。内外野とも難しい打球を見事にさばいた。

どうにか先制点をプレゼントしたい打線は4番起用の大林が四球を選び、バッテリーミスも重なり得点圏へ進む。ここで6番に入った今年初参加のセンスマン、八木が1-2と不利なカウントに追い込まれながらも見事なセンター前タイムリーヒットを放ち先制点をもぎ取る。

その裏の攻撃、先頭バッターを死球で歩かせピンチを迎えた篠原は当たりに当っているパンチのキーマン高橋にセンターフェンス直撃の同点タイムリーを打たれ同点に追いつかれる。

最終回、1点取ればサヨナラの状況で2番ヤスが大飛球をセンターに放つも後ろに守っていた日野にキャッチされ、幻のHRとなった。

結果、1-1の同点でゲームセットも今年初の7イング消化の締まった一戦となり今年初の勝ち点を獲得。

来週以降に繋がる内容の濃い1戦となった。


MOM：八木 誰もが痺れたセンター前タイムリーヒット！

次点：篠原 7回1失点のナイスピッチング ！