試合結果詳細

球春到来。
昨年、１勝もできなかった悔しさを各々抱きながら迎えた、関東草野球リーグ開幕戦。
対戦相手は、BLACKBERRYS。
ユニフォームも一新して、「一勝懸命」のスローガンのもと、白星スタートと行きたい所。

開幕投手は、昨年誰よりも悔しい思いをした小山。
大松とのバッテリーで試合を作りたい。

初回の守り、軽快に１アウトを奪うものの、２番バッターに右中間を破られる長打を浴びると中継プレーの乱れから一気に生還を許し、先制点を献上してしまう。
嫌な空気が流れたが、森泉の好守もあり初回をなんとか１失点で踏ん張る。

裏の攻撃、今シーズンフルイニング出場を目標に掲げる１番松原がライトオーバーの３ベースヒットで切り込み隊長としての役割を見せると、その後バッテリーエラーの隙を突く魂のヘッドスライディングで本塁を陥れ、同点に追いつく。

その後もヒットでランナーを溜めると５番生形がライトへ抜ける、２点タイムリーヒット。
助っ人外国人の一打で３対１と勝ち越しに成功する。

２回以降、エンジンのかかった小山は変化球中心の配球で相手打線を翻弄。
３者連続三振で一気に調子づくと、その裏の攻撃、下位打線から作ったチャンスで打席に入るのは３番小山。
真ん中高めのストレートを捉えた打球は、センターオーバーの３ランホームラン！
好投と比例するように打撃でも結果を残す。

４回に守備の乱れから１失点を喫するものの、５回を投げ切り完投勝利。
被安打１、失点２（自責１）、三振は６連続三振を含む９奪三振とドクターＫぶりを見せつけるベストピッチ！
見事に昨シーズンの鬱憤を晴らす投球となった。

打線も４回に相手の制球難から連続押し出しで２点を追加。
更に満塁のチャンスで途中出場の松岡がサード後方にポトリと落ちる２点タイムリーヒットを放ち勝負あり。

１０対２の圧勝で2022年シーズン開幕戦を見事勝利で飾った。
実に532日ぶりの勝利となった。
チーム一丸で長いトンネルを越えたＣＯＭＮＩＣ。
逆襲はまだ始まったばかりだ。