試合結果詳細

この日は待ちに待った、遼くんパパチーム「積和不動産」との対戦。

相手チームの一番乗りは、遼選手のお父さんでした。初めて会話を交わしましたが、遼くんの謙虚さはお父さん譲りなんだな、と実感。お父さんは「良いチームで野球をさせてもらって」と仰ってくださいましたが、その気持ちは、そのまま遼くんにお返ししたいほどで、遼選手がCrazy9に入団してくれてから、うちはどんどん強くなっていったと思います。入団早々、世田谷公園で見せてくれた特大ホームランは今でも鮮明に脳裏に焼きついています。

毎試合、スタメンをメンバー表に書き込むとき、四番の欄に安心して岡崎遼選手の名前を記すことができるのは、監督としてとても心強いです。それは毎試合参加してくれるからこそ可能になることで、プロ野球でも通算出場試合の多い選手が評価されるのは、とても納得がいきます。

前置きが長くなりましたが、この試合の先発投手は久しぶりに登板の尾崎投手。先々週が雨で流れたこともあり、登板間隔が空きました。調整が難しいなか、それを感じさせないほど、この日は球が来ていて、低目への伸び、制球ともに良かったです。2回こそエラー絡みで1点を失いましたが、安定したピッチングで4イニングを自責点0で投げ抜いてくれました。

そして2番手は、久しぶり参加の一雄投手。これからは登録名をKAZUOにしましょうか。一雄は参加できない間も素振りを欠かさなかったそうで、こういう日々の努力は必ず報われると思います。バッティングも期待ですが、この日はピッチングに注目しましょう。

一雄は少し変則の独特なフォームでボールを投げ込みます。相手打者もタイミングを取りづらいのか、なかなか良い当たりが生まれません。2イニングを1安打1奪三振で無失点。この日は力強い応援団も駆けつけてくれて、KAZUOの力になったことでしょう。一雄はストライクを取れるので、これは投手として一番信頼される大事なポイントだと思います。

この日の最大の見せ場は、何といっても岡崎家勢ぞろいを象徴する一場面。積和不動産のバッターとして遼捕手と対戦したのは、遼くんの弟さん。遼くんも大きいですが、弟さんはさらにもうひとまわり体が大きく、スラッガータイプ。この兄弟対決を撮った一枚は、HPのトップにも加わりました！　ぜひ見てみてください。そして、よく目を凝らすと、弟さんの後ろにはベンチに陣取る遼くんのお父さんの姿が。親子三人そろい踏みですね。

そして打撃陣は、今後の公式戦も想定した上位打線が初回から機能。エラーで出塁した2番リンタロー選手を一塁に置き、3番尾崎選手がライト線にお手本のような右打ちでチャンスを広げ、4番遼選手の打席で1点先制！　つづく5番哲平選手がこれまたきれいな流し打ちで2点目。そして五島選手の死球で満塁からさらに加点。初回に3点を挙げました。

3回にも、1番吉高選手の四球、リンタロー選手のセンター前、尾崎選手のレフト前（ともにクリーンヒット）で満塁とし、遼選手のショートゴロで三塁ランナー・ミラクル吉高選手が歩きながら奇跡的にホームイン！　決して楽をしたわけでなく、先週投手として責任を果たした際の名誉の負傷で、そのとき走れる最大の速さがこのスピードだったということです。バックホームを捕手が弾いてくれたことで、得点となりました。

4回、先頭の8番五島選手がセンター前ヒットで出塁。そこからトニー、そして初参加初出場の桐谷選手、2回目参加のよっちゃんと打席が回るも得点ならず。

5回、無死から12番横井がレフトの頭上を掠める三塁打を放ちますが、リンタロー選手とのサインプレーに失敗し、走塁死。この辺りはサインの徹底を図りましょう。HP上では書けないので、次の試合前に選手全員で確認します。

試合は6回まで行い、4-1でCrazy9が勝利！
尾崎投手は今シーズン初勝利です。ここから乗っていきましょう。

初参加の桐谷選手は哲平くんの紹介で、バスケ仲間だそうです。野球経験があり、左打ち。バッティングフォームも守る姿も、できる選手の雰囲気がありました。今後ともよろしくお願いします。

ひとつだけ残念だったのは、試合前の練習で遼選手のお父さんが負傷してしまい、試合に出られなかったこと。この日は遼選手のお母さん、そしてもちろん奥様のラムちゃん、琉碧（るい）くんも来てくれていたので、お父さんも試合で活躍してもらい、本当の意味で岡崎家勢ぞろいとなるよう、また試合を組みたいですね！

【本日のＭＶＰ：岡崎遼家一同…家族そろって野球を楽しむ機会を実現】
【本日の殊勲賞：尾崎選手…3番打者として2安打に、先発で今シーズン初勝利】
【本日の敢闘賞：KAZUO選手…すてきな応援団の力が光った好リリーフ】