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公式戦

2021/4/24(土) 9:00〜

港区春季大会

チームロゴ芝浦カブス

勝ち

12-0

チームロゴNLM
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ芝浦カブス 0 0 6 6 12
チームロゴ NLM 0 0 0 0 0
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激戦の2回戦から1週間、
各々が(おのののかの発音)自分の課題に対して向き合い尽くし、
強い決意を持って迎えた港区大会準々決勝。

朝9時からの試合、集合は7時半ということで、
時間通りにメンバーが揃うか否かの正念場をいきなり迎えたが、
常に始業30分前集合の超一流社会人達で構成されているカブスはこの状況を全く苦にせず、
7時半にはほぼ全員(12人中7人)でグラウンド入りし、ピンチを脱する。

アップ前、早速試合が動き出す。
今水が「何故、前回の試合評で俺の名前がなかったのか!?(怒)」と激昂し、記者の三宅にリクエスト判定を要求。
映像を確認し、特に目立った場面がなかったため判定は覆らず、今水は納得しない表情のままキャッチボールに向かった。

本日の先発予定はスケジュールを調整し、直前で参戦できることが決定した村田。
四死球による地獄の時間が訪れないことが確定したカブスナインは安堵の表情を見せる。

試合前の円陣では「前回打線湿りすぎでしょ、打てない場合は即変えるからな」と大久保から思いやりあふれる檄が飛ぶ。
(大久保の独断によりこの時点で清水がスタメンが外れることが決定した。)

そして朝9時、プレイボール。

先攻はカブス。初回、1番の核弾頭・原がいきなり右前に運び出塁。すぐさま盗塁を決め無死2塁のチャンスを作る。
最近は進塁打を打つことに命を懸けている2番・小川(光)がきっちり進塁打を放ち1死3塁で3番の大久保がバッターボックスへ。
スイング音について近隣から苦情が出るほど振り込んでいる大久保、しかし捉え損ねて打球はセカンドへのゴロに。
3塁走者の原は、試合後のお昼ご飯を考えていたことによりスタートが一瞬遅れてしまい、俊足と神スライディングでホームに迫るが間一髪でアウトになる。
(試合後、お昼ご飯について記者が質問を投げかけるがそれには答えず無言で原は球場を後にした。)
後続も凡退し、カブスは先制のチャンスを逃した。

流れが悪い中で迎えた1回裏の守り。
マウンドには今季防御率0点台の村田。なんと今季、未だに与えた四球は0と抜群の制球力を誇る。
ただそんな絶対的なエースでもすんなりいかないのが公式戦。
いきなり先頭打者にフェンス直撃の安打を許してしまう。
続く2番打者はセーフティバントでサード前に転がす。サード・緒方は懸命のフィールディングで1塁へ送球、アウトのタイミングだったがファースト・小川(光)がファンブルしてしまいピンチが広がってしまう。
ファースト・小川(光)にエラーが記録されかけたが、「緒方の送球は完全に上司への配慮が欠けている」とこの判定を不服として控訴。
東京高裁にて裁判は続いているが、双方主張を譲らず、泥沼化しそうだ。

なにはともあれ、無死1.2塁のピンチを背負った村田・三宅バッテリー。
いつもやんちゃなコントロールのカブス投手陣の球を受け続けてきた捕手・三宅は、
当たり前のようにストライクゾーンに投げ込んでくれる村田に1球1球感謝していた。
「こんな好投手にファーストとサードの不毛な争いをいつまでも見させたくなかった」と三宅がピックオフで2塁走者を刺す。
(内野陣はトムとジェリーのような美しい挟殺プレーを披露した。)

ようやく1アウトを取ったことで落ち着きを取り戻すカブス。
村田が持ち前のコントロールで後続を抑え、無失点でこの回を終える。

2回表の攻撃、2死から本日初スタメンの7番・中目が魅せる。
静かに燃える男が素手で振り抜いた打球はもう少しでホームランというえげつない打球でフェンスの最上段に直撃し2塁打に。
1回に続き得点圏にランナーを進めるが、後続が続かず0点に終わる。

試合が動いたのは3回表。
先頭の9番・三宅が中前にヒットで出塁すると、続く1番・原も出塁し無死1.2塁とする。
1回・2回と残塁が続き、絶対に点が欲しいこの場面。
今後「機動力に定評がある」と評価されたいカブスは初球にダブルスチールを慣行、見事1死2塁の状況を作ることに成功し、流れを変える。(三宅は芋刺し)
超強硬策で流れを変えたカブスは、2番・小川が3塁に打球を転がし(記録は大久保の上司への忖度により安打)、3塁にランナーを進めると、
3番・大久保の打席で相手のバッテリエラーにより先制。ようやくスコアボードに「1」が刻まれた。
流れを引き寄せたカブスは打線が繋がりはじめ、大久保の内野安打と盗塁で1死2.3塁とすると、
4番・緒方が「ランナーとグラウンド代はきっちり回収すっぞ」とウシジマ君ばりの気迫でライトへ2塁打を放ち2点を追加。
さらにランナーを2人置いた場面で7番・中目。「さっきの打ち直し」と言わんばかりのフルスイングで放った打球はフェンスを大きく超え3ランホームランとなり、この回6点を奪う。

投げては村田が抜群のコントロールで相手打線を翻弄し完封。
4回にも6点を奪ったカブスが、12-0でコールド勝ちを収め、ベスト4進出を決めた。

本日のピックアップシーン。
畳み掛けたいカブスは2打数2安打1ホーマーの7番・中目に代打・大前を起用する。
その大前がフルスイングで「OH MAE GOD(空振り三振)」を披露し、見事起用に応えた。

次戦は決勝進出を懸けて、タレント揃いの強力打線擁する強豪チームと激突する。
和田監督代理は大一番に向けて、「次も(打線が10点取って、投手陣が無四球無失点で、守備も無失策で、仲良く元気よく野球ができれば)大丈夫でしょう。」と意気込みを語った。

次戦は29日㈭。

# 選手名
0 原祐貴
18 小川光紀
55 清水康汰
9 大久保成美
3 緒方剛
14 今水傑
27 菅原直人
29 中目将之
99 和田良平
8 大前陽一
1 村田渚沙
2 声キャノン
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
0 原祐貴 先発 1 3 3 2 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
18 小川光紀 先発 2 3 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
55 清水康汰 守備 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
9 大久保成美 先発 3 3 3 2 0 1 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 緒方剛 先発 4 3 3 2 0 4 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
14 今水傑 先発 5 3 3 1 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
27 菅原直人 先発 6 3 2 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0
29 中目将之 先発 7 2 2 2 1 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
99 和田良平 守備 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
8 大前陽一 代打 7 - 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
1 村田渚沙 先発 8 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2 声キャノン 先発 9 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
1 村田渚沙
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
1 村田渚沙 40/3 0 0 0 6 0 1 0 0 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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