試合結果詳細

西日本府大会が急遽4月以降へ延期となったので、この日はB級の2チームとのOP戦を実施した。


1回表、二死から3番竹原が四球で出塁するも4番鉄尾は三振に倒れ無得点となる。

1回裏、先発マウンドに上がった鉄尾は一死から安打と三塁手村上の失策で一死満塁のピンチを迎えるも、要所を締めてこちらも無得点で切り抜けた。

2回は両チーム見せ場なく無得点となる。

3回表、二死から1番田多の四球、2番鈴木の内野安打、3番竹原の四球で満塁までこぎつけるもあと一本が出ずにこの回も無得点となった。

3回裏、二死から遊撃手竹原の失策で出塁を許すも後続は抑えて両チーム無得点のまま序盤を終える。

4回、5回は両チーム出塁するもあと一本がでずに無得点となり、6回表のDepparsの攻撃も三者凡退となる。

6回裏、一死から内野安打で出塁を許すと、暴投と捕逸で相手に労せず先制点を与えてしまう。続く打者へも四球を許し、9番打者の打球は適時打になるかと思われるも遊撃手岡安の強肩で走者を刺し、追加点を許さなかった。

7回表、何とか追いつきたいDepparsは先頭打者の6番岡安が敵失で出塁しすかさず盗塁を成功させる。7番美濃の犠打で一死三塁とし、8番村上がエンドランを成功させて何とか同点にまで追いついた。

7回裏、一死一、二塁から併殺打に打ち取ったかと思われた打球を遊撃手岡安がまさかの一塁側ベンチへ投げ込む大暴投。あっけなくサヨナラ負けで終戦となった。



監督の所感

各個人の成長が垣間見えた一戦となった。

#23岡安は致命的なミスが印象的とはなったものの、全力疾走を欠かさず行っていたことが敵失を誘う要因になったのも確かな事実である。諦めない姿勢が素晴らしかった。

#6美濃は久々の出席で捕手不在の中よくこなしてくれていたように感じた。犠打もサインにも快く応じ、確実に成功させている姿を見てやはりチームに不可欠な存在であることを再認識した。

#33村上は失策こそあったものの毎試合チームを鼓舞し続け、大事な場面でのエンドランも決める仕事人振りを遺憾なく発揮した。

チームとしては、無安打で1点を取るという軟式野球の原点的な点の取り方を出来たことが収穫である。下位打線がこういう形で得点を取れると攻撃のバリエーションも広がる。
上位打線は振るわなかったので上位打線の奮起に期待したい。

守備に関しては野手の失策は仕方がないが、その後投手が要所を締めてくれたのが良かった。救援の竹原はやや不安定な投球ではあったが何とかまとめてくれていただろう。


B級の格上のチーム様とここまで試合ができたことを自信にして、勝ちきれなかったことを反省して4月からの府大会へと挑みたい。