試合結果詳細

前日20時に2名が急遽欠席になり人数不足に陥り慌てるもその後なんとか10名揃い、心配されていた天気も晴れて無事プレーボール。制球力高く、快速球とスローカーブを織り混ぜる本格派右腕にリベンジできるか、後攻のジャンガとしてはまずは守りからリズムを作ろうと先発投手にかなむらを送り出す。
しかしその初回、マウンド状態の悪さにかなむらは苦戦を強いられ、際どいコースをつくも悉くボール判定となり、結果3失点で試合がスタート。ただ、この日のナインは珍しく慌てることがなく、もとちが（ルーレットで）定めた打順の下、虎視眈々とチャンスを伺う。すると3回、ふくだを塁に置き2巡目となった上位打線で2安打と2つの内野ゴロの間で4点を取り逆転に成功。
3回から登板した2番手すがわは4回に4連続四死球で1点を失いはしたが、その他は絶妙な緩急で凡打の山を築き、守備のリズムもノリノリ。途中からショートを守りこの日3安打と活躍のえぐさに至っては、抜けるかと思われる三遊間のゴロに追い付いては華麗にセカンドに転送、よく甲子園で見る膝を付いて投げるあのカッコいい送球を魅せてフォースアウトにしたり、抜けるかと思われた二遊間のゴロをグラブで上手くタッチしてセカンドが取りやすい打球に変えるアシストで二塁フォースアウトをお膳立てするなど、法に触れるレベルのビッグプレーを連発。
手堅く守っていると攻撃も波に乗る。2点を追加し再びリードで迎えた5回にはさいとうの渾身の一振りが炸裂、打球はライト後方の山の中腹に直撃。本人は打った瞬間確信弾。ガッツポーズしながら一塁まで歩いていたが、相手チームとローカルルールの確認をしていなかったため、インプレー判定となり中継プレーが入りシングルヒット（その後相手チームから気の毒だということで二塁打扱い）。「本塁打王になるのはまだ早いという神様からのメッセージと思って受け止める」と大人なコメントをするさいとうだったが、暫定本塁打王のかなむらと、密かに次戦はホームランしか狙っていないますやは、実はこの判定に安堵していた。
その後すがわも自慢のパワーが炸裂し、軽い金属ではなく複合バットだったら間違いなくホームランだった二塁打を、もとちもここぞとばかりにレフトオーバーの二塁打を放ち、終わってみれば9安打。
投げては3番手にエースふくだ、4番手にはささやがそれぞれ安定したピッチングを披露。最後まで守備のリズムは崩れず、最終回に逆転を許した先週の悪夢を無事断ち切った。
試合後のミーティングでは「ファインプレーがすごかったし珍しくエラーがほぼなかった」「スローカーブは驚異だった」「相手チームは紳士的で気持ちよく試合ができた」「今日は打順が良かった。上手く繋がった」「今日はだれもスパイではなかった」「ささやの球が速すぎる」「今日はこの後家族でお好み焼きパーティー」「最後に二塁打を打ったし、気持ちよく釣りに行ける。来週の試合は釣りに行くので欠席します」等、各々試合を振り返った。