試合結果詳細

当日朝に球場確保して試合ができたこの日の対戦相手は、地域屈指の強豪チーム。体格・アップの様子を見て、名実ともに怪物と戦うことになるんだと本日をもって死すことを覚悟した野球レベル：ネズミのジャンガナイン。
ゲームでは打撃・守備において容赦なくその力を発揮される。三者凡退直後の1回裏ジャンガの守備。打者のスイングスピード・打球速度・角度のどれもがえげつないことを早速知らしめられる。ゴルフの練習場かのように、打球が気持ちよく空に消える様に飛んでいく。打球全てが外野に飛んでいくのを見て、前回やらかした内野陣は皆、（内野にボールが来ないのでエラーしようもないため）今日は怒られなくて済みそうだとホッとしたのは内緒だ。
ただ、今日外野を守るのは外野のスペシャリスト。目測を誤ることなく、落下点に入り無事捕球を繰り返す。エースふくだは「かつてのジャンガは内野を守れないから外野に行くというものだったが、今じゃ外野を守れないから内野を守るという状況。今日も安心してストライクゾーンに放ることができた」と振り返った。
ジャンガ打線はと言えば、ヒットは出るものの繋がりは少なくなかなか得点には至らない。相手捕手の好守強肩もあり盗塁もできず残塁を重ねたが、7回表の先頭いわかわが二塁打を放つもあまりのスイングの激しさに彼の足が耐え切れず肉離れ。いわかわが途中退場するというハプニングにジャンガが発奮。チャンスの場面でヒットが重なりなんと2点をもぎ取り同点に追いつく。
朝から何度も鋭い打球を浴びながらもなんとか凌いで迎えた10回表。本日4安打で打率爆上げしたすずきが無死から出塁し、上位打線でもヒットが重なり1死満塁の大チャンス。意外に守備で善戦を見せてきたジャンガに神様からのご褒美（ワイルドピッチ）があり、１点勝ち越しに成功。
裏の守備は7回から好投してきたささやが、内野ゴロ3つで締めくくり、スコア上3対2で勝利。
動画投稿サイトに投稿されている動画で投げられているような球が来ていたらまず打つことが出来なかっただろうが、えげつない打球を受け続け、多くをアウトにできた経験が前回ジャンガナインの折れかかった心を修復することができ、得るものが非常に大きい試合となった。

その後、時間が許す限りプレイ続行とし、11回裏1失点、12回2失点。13回表終了時点でタイムアップ。ジャンガナインの残りライフは少なく、続いていたら多分誰も歩けなかったので、タイムアップというより、ギブアップしたという表現が正しい。